毎度どーも、じぇじぇじぇの鬼太郎です。
今回は愛子の人気ラー専
「麺屋 喜多郎 愛子店」さんをご紹介します。
2021年9月23日(木)祝日の12時40分頃、相方と2人で訪問。
こちらには、過去に一回だけ来たことがあります。たぶん5年半ぶりの訪店です。
住所は仙台市青葉区愛子東2-4-15
JR愛子駅か西に約1キロほど・・・徒歩15分くらいのロケーションです。
車だと、旧国道48号を山形方面に車を走らせ、落合駅を超え、愛子駅に着くちょっと手前あたりに右手に見えてきます。
愛子と言えばラーメン店がひしめくラーメン激戦区です。
「愛子ラーメン街道」などと呼ばれる地区です。(当該ブログで何度もご紹介している<みずさわ屋>さんは、その王様的な存在ですね)
※<みずさわ屋>さんについては、以前「投稿No78.<https://morisen.net/?p=4115>」にて詳しくご紹介しております。(その後も何度も番外編でご紹介しています)
そんな激戦区にこちら<喜多郎>さんは、2012年にオープンしました。
<喜多朗>さんの店主様は、東京の有名店「らーめん香月(かづき)」さんの御出身らしい。
<香月>さんは、「背脂チャッチャ系の人気を高めた有名店」ですので、おそらくその流れを汲み、<喜多朗>さんも背脂チャッチャが美味しいお店なんだと思います。(ちなみに一番町にも<香月>さんがありましたが、2000年代の半ばには徹底してしまいました)
さて<喜多郎>さん、実は昔は仙台に数店舗ありました。だからこそこちらも屋号に「愛子店」と、店舗名が付与れています。
その昔、「本店」さんが台原にありました。
他に、マチナカ「一番町」にもありましたが、「高玉町(SEIYU)」にも店舗がありました。残念ながらそれら3店舗は現在は全て閉店しています。
それと、若林の超人気店<さかうち>さんは、<喜多朗>さんの姉妹店です。(なにせ<喜多朗>さんの店主の妹さんが、<さかうち>さんの店主です。)
ネットで見つけたお店さんのPR記事
『麺屋喜多郎 愛子店の麺は、自家製麺の『坂内製麺』を使用!!
喜多郎一押しの「醤油らーめん こってり」は、お客様の人気メニューにもなってます♪濃いめのスープに背油が中和し、
絶妙な塩加減になり、出汁のコクと甘みがファンの心を掴んでます!!味噌らーめんも、負けず劣らず人気メニューのひとつです。
醤油らーめんとはまた違った、奥深い味わいと濃厚なスープがもちもちの麺に絡む♪野菜もたっぷりで女性にも人気ですよっ!!
』
『某有名店で修業した店主がつくるラーメンは、背脂が入ったラーメンを筆頭に全メニューがおすすめです。
是非、全メニューをご賞味ください!まずは、醤油のこってりをお試しください。皆さまのご来店を心よりお待ちしております。
』
なるほど、麺は『坂内製麺』・・・・つまり姉妹店の<さかうち>さんの麺を使っているんですね。
口コミサイトとかも見ると、たしかに味噌らーめんも人気あるようですね。
駐車場は店舗の敷地内に約10台ぶんくらいあります。
建物の奥の方にもあるのですが、駐車の難易度が高い箇所もあるので駐車苦手な方はご注意を!
※以前は隣接するパーキングに第2駐車場があったと思い、最初はそちらを探しました。そしたら、現在は第2駐車場は見つかりませんでした。
店内はこんな感じ。中央にオープンキッチンがあり、それを取り囲むようにコの字型のカウンター席あります。
席数は、たしか14席(全てカウンター席)
↓メニュー
結構シンプルです。
ラーメンは「あっさり」と「こってり」から選ぶことができます。
「こってり」は別に濃厚やドロ系ではなく、単に「背脂チャッチャ」です。
口コミサイト見ると、味噌ラーメンやあんかけラーメンもなかなかの人気でしたね。
でもやはりこちらの基本は「醤油らーめん」の「こってり」と「あっさり」だと思います。
僕は前回同様、「醤油らーめん(こってり)」+「煮卵」を発注。
相方は、これも前回同様「醤油らーめん(あっさり)」+「煮卵」を発注。
「ぎょうざ」も発注しシェアして食べることに。(オーダーした時に、「あっ!?たしか前回、相方が「あっさり」食べていて、ちょっともらったらそっちの方が美味かったから、次回は「あっさり」を食べよう!と心に誓っていたことを思い出しました(;^ω^)。まぁ、どちらも美味しいですからね)
ランチタイムは、セルフでライス一杯が無料サービスです♪
僕だけ食べることに
↑うぬぬ??このライスは・・・・(さすがに無料とは言え・・・)
すいません、ちょっとコメントは自粛いたします(;^_^A。
8分くらいで着丼。
↓僕の対戦相手
◆醤油らーめん(こってり) \690円 + 煮卵 \120円
「こってり」は背脂ちゃっちゃ系です。
なかなかの量の背脂が降り注がれていて、この手のビジュアルって大抵は、「見た目がとても油っこそうでギトギトしてそうだけど、、食べると全然油っこくない!全然くどくない!」というラーメンだったりします(あっ(゚д゚)!先に感想言ってしまった(笑))
鶏ガラ、豚骨ベースのスープ。その上に大量の背脂。
ナルトが乗っていると見た目もUPですねぇ♪
↓相方の対戦相手
◆醤油らーめん(あっさり) \690円 + 煮卵 \120円
「あっさり」は前回一口もらいましたがとても美味しかったです!
豚+鶏+節が絶妙のハーモニーでしたね。(次回こそ、「あっさり」を食べます(^^ゞ)
◆ぎょうざ(六ケ) ¥410円
見るからにめっちゃジューシーな印象の餃子です♪
正直、それほど期待しないでなんとなく発注したのですがこれはとても美味しそうな予感が!
↓「真空熟成タイプ」と謳われている自家製麺(坂内製麺)。中細ストレート麺です。
モチモチ&ツルツルしています。
歯ごたえも良い、不思議な食感の麺ですね。
この日はそこまで確認しませんでしたが、なんでも噂だと、四角い断面の麺らしい。
コシもなかなかあります。
個人的に、決して「ドストライク」なタイプの麺ではありませんが、これはこれで美味しいですね。
「こってり」スープ。決して「ドロっと」もしていないし、「濃厚」でもありません。
単に「背脂」が混じっているだけです。
嗚呼・・・とても澄んだ味わいです(*’▽’)。
全く脂っこくありません。豚+鶏+魚介が絶妙のバランスです。色は薄いですけど、出汁がとても効いています。
そういえば、記憶をたどると、前回食べた時タレが少しとんがった印象で自分にはしょっぱいなと感じたのですが、今回の仕上がりはとても良い塩梅です♪
背脂がとても効いていて、ほんのり甘い。とても好みの味わいです♪
チャーシューもホロホロで(゚д゚)ウマー!
背脂が雪化粧みたいになっていて?風情があります(‘◇’)ゞ
煮卵はトロトロ加減が絶妙です!
これは<ちばき屋>さんに匹敵するような仕上がりの煮卵です。
ご飯の上にもドーン!(ご飯、最初は生卵を追加発注して仕留めようかなと考えたのですが、この煮卵や餃子のおかげでなんとかクリアできました(^^ゞ)
出汁がとても効いていて背脂がコクと旨みを与えた絶品のスープ。
そのスープが中細麺に絡んで、啜るのがとても幸せでした(*^^*)
餃子も見た目を裏切らず、とても美味しいねぇ!
熱々でパリっとしていてとてもジューシー♪ うん、この餃子もリピ有だな!
↓相方の「あっさり」
あっさりと謳われてはいますが、深いコクがあり「しっかり醤油」って感じです。
そーそー!これだよ!
見た目からして、なんだか、寒い夜に食べたくなるような、そんな感じの中華ソバですね。
前回、一口貰った時に絶品だったんだよね。
背脂とかの(ある意味)「雑味」が無いぶん、より「出汁の旨味」をインパクトに感じとれる
そんな中華ソバでした。
今回は一口もくれませんでした(´;ω;`)。相方はとても美味そうに食べたましたね。
2人とも美味しく完食! 御馳走様でした。
(ライスはかなり残念賞でしたが(;’∀’))ラーメンは「こってり」も「あっさり」も間違いないですね(`・ω・´)b!
個人的に久々に、オーソドックスな「醤油系の背脂チャッチャ」食べましたけど、こんなにうまかったっけ???と驚きました。
でも、次回こそ「あっさり」を食べるぞ(笑)。
【追記】
◆(知っている範囲で)<喜多朗>さんに関するエトセトラ
◎「本店」さんは、以前台原にお店がありました。旧4号線から台原労災病院の方に曲がる細道沿いにありました。
でも、今から8年くらい前に閉店したような記憶があります(あいにく未訪でした。ぼちぼち行こうかな、と思った矢先に閉店してしまった(;^_^A。後に、愛子で<喜多朗>さんを初めて食べ、「台原にもしあったら、(家から近いし)かなり通ったろうなぁ」ととても残念な気持ちになりました。)
◎店主様は、「らーめん香月(かづき)」さんという有名店の修行を積んだとのことです。
実は大昔、一番町にもその<香月>さんがありました。(僕も2~3回くらいは食べた記憶が薄っすらあります。)
<香月>さんは東京が本店を構えており、背脂チャッチャ系の人気を高めたお店で1990年代のラーメンブームを牽引したお店です。
今でも東京では「レジェンド」の座に降臨している名店です。
◎その後<香月>さんが2000年代半ばに一番町から撤退(仙台ではあまり受けなかったみたいですね)。
その店舗跡地に「麺屋 喜多郎 一番町店」さんが居抜きでオープンしました(行ったことないですし薄っすらしか記憶にないですm(__)m)(店主様が<香月>さんの御出身ということもなにか関係あるのかも知れませんね)
その「一番町店」さんもたしか数年で閉店。その後、<風雷坊>さんというラーメン屋さんが開店した、と記憶しています。(その<風雷坊>さんも最近閉店したはず。)
◎一時期、泉区高玉町しも店舗がありました。場所はダイエー・・・・じゃなくてダイエー閉店後のSEIYU時代に、「麺屋喜多郎 西友泉店」もありました(たしかフードコードなお店だった記憶があります)。
◎そんなわけで、一時期は3店舗あったと思います。(おそらく今は、「本店の台原をクローズし、愛子に本店を移管した」というテイなんでしょうかね?)
◎こちら「愛子店」さんがオープンする約2年前、若林区若林に2010年に姉妹店<坂内製麺>さんがオープン。
<坂内製麺>さんの店主様は、こちら<喜多朗>さんの店主様の妹さんらしいですね。
オープン当時からめちゃくちゃ人気が沸騰し、正直なところ、<喜多朗>さんよりも知名度・人気は高いですね(‘◇’)ゞ。
そんな<坂内製麺>さんですが、その後店名が「中華そば さかうち」と改名されました。(僕は<坂内製麺>さん時代、2017年頃に一度だけ食べたことあります。背脂チャッチャを食べのですが、たしかに<喜多朗>さんと”ほぼ同じ”ラーメンでした。余談ですが、店主様は噂通り、とても美人さんでした(*’▽’)!)
◆背脂チャッチャ
背脂チャッチャのルーツに関しては諸説ありますが、一般的には新潟の燕三条系ラーメン、あるいは京都系の背脂チャッチャがスタンダードかと思ってます。(京都もルーツは新潟なのかな?)
1990年代からラーメンブームの中、全国にもじわじわと浸透したような印象を受けてます。。
仙台の場合は、個人的には、2000年代初頭から、泉中央の<蔵亭>さんなんかで味わったりしてました。
その後、多賀城の<蔵>さんなども。(店名似ているけど、<蔵亭>さんと<蔵>さんは特に関係は無いみたいですね)。
他に、自分の近所だと、双葉ケ丘の<いしづか屋>さんとか、黒松の<七右衛門>さんとか。
(<蔵亭>さん、<いしづか屋>さん、<七右衛門>さんは既に閉店しています。)
<さかうち>さんも5年ぶりに再訪したいなあ。(<さかうち>さんは他にも色んなラーメンが人気を博しているから<喜多朗>さんと被るメニューは食べないと思います。)
2010年代には、京都系の<魁力屋>さんも仙台に上陸し、今では大分定着しました。
(京都系は根付いたってことですね)
新潟の燕三条系の背脂チャッチャは、過去に何軒か上陸しましたがいずれも長くは続かなかったようですね。(なぜか、燕三条系は仙台に根付きませんね。生姜が効きすぎなのかな?)
※<魁力屋>さんについては、以前「投稿No65.<https://morisen.net/?p=3739>」にて詳しくご紹介しております。
◆その他
ちょっと路線や趣は異なりますが、
<伊藤商店>さんや<田中そば店>さんの「喜多方系の背脂チャッチャ」ももちろん美味しいですね。
そのほか、重鎮の<麺組>さん<玄龍>さんや、新税の<杉のや>さん、あるいは南光台<勝>さんなんかも「背脂チャッチャ」は普通に食べれますよね。ただしこれらの4店舗は、醤油に関しては基本的に「端麗系」のお店さんですので、「背脂パワー」は弱めです(そんなに背脂が浮かんではいないので、おおよそ「背脂チャッチャ」という定義からは逸れるかも(^^ゞ)
※多賀城<蔵>さんについては、以前「投稿No138.<https://morisen.net/?p=6152>」にて詳しくご紹介しております。
※<田中そば店>さんについては、以前「投稿No42.<https://morisen.net/?p=3109>」にて詳しくご紹介しております。(その後も何度か番外編でご紹介しています)
※<麺組>さんについては、以前「投稿No70.<https://morisen.net/?p=3879>」にて詳しくご紹介しております。
※<杉のや>さんについては、以前「投稿No93.<https://morisen.net/?p=4610>」にて詳しくご紹介しております。(その後も何度も番外編でご紹介しています)
※<玄龍>さんについては、以前「投稿No39.<https://morisen.net/?p=3035>」にて詳しくご紹介しております。
※南光台<勝>さんについては、以前「投稿No137.<https://morisen.net/?p=6125>」にて詳しくご紹介しております。