【杜仙・食べ歩き班_No.65】京都風・背脂チャッチャ♪
Posted on : 2018.09.17

平素より大変お世話になっております。こちらは杜の仙台食べ歩き班です。
ちょっと前の話になりますが、お盆休み明け、8月18日の昼前に、六丁の目南町にあります「ラーメン魁力屋 六丁の目店 」さんにお邪魔しました。約1年ぶりの訪店です。

2015年からたまに通ってます。だいたい年に2回くらいの頻度で通ってます。
ラーメンチェーン店<魁力屋>さんは、京都北白川から全国に拡大したチェーン店です。
<魁力屋>さん、宮城には、2013年か2012年かは忘れましたが、「名取」に初めて上陸してきました。その後、今回ご紹介する「六丁の目店」や、「あけの平店」が開店しました。<魁力屋>さんが宮城に上陸してくれたおかげで、京都風の代表格ラーメンである「京都風・背脂チャッチャ」がお気軽に食べるようになりました!
特徴としては・・・・すっきりした鶏+豚のスープに、九条ネギ(あるいは普通の卓上ネギ)を沢山トッピングし、パツパツの細麺。そして、甘い背脂をトッピング・・・・というビジュアルが一般的です。
仙台でうけるかどうか?は、数年たった今でも測りかねますが、だいぶ浸透してきたのかな?と感じてます。
自分はこの「京都風・背脂チャッチャ」大好きです!

<魁力屋>さんの「六丁の目店」は、複合商業施設「フレスポ六丁の目南町」の中にあります。

敷地がとにかく広いです!駐車するのに苦労する方はたぶん居ないと思います。カプリスワゴンでももちろん楽勝です。
自分の家庭でたまに通う「シャブシャブ食べ放題」の<ゆず庵>さんがこの敷地内にもあります(笑)(こちらも割と、混むんだよなぁ・・・)
それに「GU」もあるから楽しい服も買えます。

今回の投稿ついでに、今回ご初回する<魁力屋>さんなどのホームグランドである「京都ラーメンの素晴らしさ」をご紹介したいなと思います。(実は、初めて告白しますと、私は・・・ラーメンが結構好きなんです。それで、若い頃から全国出張先でも色々食べ歩いてました。京都ラーメンもその一つです。)

さてさて京都のラーメン・・・・仙台の場合だと、皆様は<天一>さんが真っ先に浮かぶと思います。

<天一>さんも素晴らしいですけど、(大好きな<末廣本舗>さんの親にあたる)<新福菜館>さん。そして、レジェンド的な<第一旭>さんが京都にてソウルフードとして有名なラーメン屋さんです。ただし、京都で一般的な存在は、これら「全国津々浦々まで知れ渡った有名店3軒」とはまた別でして、今回ご紹介する「京都に多数存在する、背脂チャッチャ系のラーメン屋さん」が、実は京都では一番ポピュラーな存在です。「背脂チャッチャ」は、京都市内にたくさんのお店さんがあり、京都の風物詩です!
実に色々なラーメン屋さんあるので、京都は非常に賑わってます!(仙台には、<天一>さんも、そして(<新福菜館>さんこそちょっと前に無くなりましたが、その遺伝子を継ぐ)<末廣本舗>さんが2011年からありますし、そして京都風背脂チャッチャも今回ご紹介する<魁力屋>さんが(先述のとおり)既に数軒あります。あと仙台に足りないのは、<第一旭>さんだけです!<第一旭>さん、頼むから出店してください!仙台、ドライな土地ですけどいいところですよ!そしたら、私は毎週通います!)
※そんな【京都のラーメン】につきまして、本投稿の末尾の方に整理しました。お時間ある方・興味のある方はご一読頂ければ幸いです!

以下、前置きが長すぎてすいません!
本題の食レポです。

店内は、お店さんのカラーである「赤」で統一されています。

接客がとても丁寧なのも<魁力屋>さんの特徴(スタッフさん、皆さん礼儀正しいです。)

↓メニューは豊富。定食系とかも充実してます。

麺の硬さ、背脂の量を選べて、ネギ入れ放題なのがまさに「京都風背脂チャッチャ」の特徴です。

↑卓上には、「入れ放題のネギ」や、「カラミ調味料やニンニク」「漬物」などがあります。(初めて告白します。実は私は・・・・大変お恥ずかしい話、漬物が食べれません・・・。幼少の頃から一番苦手な食べ物です。味のみならず、匂いもダメです・・・。日本全国2億4千万の漬物ファンの皆様、申し訳ありません。)

 

◆「特製味玉醤油ラーメン 麺硬め」 
+「焼きめしセット(大盛)麺硬め」
税込で、¥1,166円になってしまいました。(消費税、最近高いよなぁ・・・)

まずは、「特製味玉醤油ラーメン 麺硬め」が着丼
↓1年ぶりご対面。

いつも変わらない安定のビジュアル♪

↑麺もいつも通り、パツンパツンです。

↑スープも背脂でほんのり甘い(見た目油っこいのですが、全くコッテリしていないのが特徴。)

↑今日もネギを沢山いれました。

遅れて、「焼き飯セット(大盛)」が到着。セットメニューである「焼き飯セット」は、デフォルトが「半炒飯サイズ」です。従って、今回みたいにこれを「大盛」で発注すると「普通サイズの焼き飯」となります。すいている時、かつ、お腹空いている時・・・という条件を満たしている時に限り、「大盛」で発注してます。

今日はすいていたのでとても美味しかったです♪玉子が香る、パラパラ炒飯です。とてもシンプルなんですけど香ばしくて美味しい。

何気に・・・・いろんな「チェーン店」の炒飯(=いわゆる「大量に作られる系の炒飯」)の中では一番好きかも!(この焼飯、例えるなら・・8年くらい前・・・仙台出店した頃当時の、<王将(一番町)>さんの焼き飯に、仕上がりが似ているかもな!あくまで2010年頃の仕上がりです。)
とても美味しいです♪普通の中華飯店の炒飯より美味しいと思います。(ただし、こちらも混雑時は結構、炒め加減がブレますのでその時は、普通サイズ(半炒飯)のセットとしてでオーダーしてます)

↓味玉も安定の出来栄えです。

ああ、京都ラーメン美味しいなぁ・・・・。

↓あっという間に完食!

大満足で完食しました!とても美味しかった。(強いて言うなら、正直、ややお値段高めかなぁ。あと150円くらい安かったら最強ですね!)
また半年くらいしたら「背脂注入」しに再訪します。(というか、これ書いていたら無性に食べたくなってきました・・・・。いますぐ行きたい勢いです・・・。)

ご馳走さまでした!

【追記:京都のラーメンについてあれこれ】
京都は、関西でもラーメンが一番盛えている地域と言って過言では無いと思います。代表的なラーメンの種類としては、先述のとおり今回ご紹介する「背脂チャッチャ」系なんですけど、とても有名な名店も存在しているせいか、カテゴリとしては「3つ」定義されています。
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雑にカテゴリわけすると、おおよそ以下の通りです。

◆あっさり系:
なぜか、京都においては、<新福菜館>さんや<第一旭>さんがその代表的存在とされているようです。あっさり系と言われている理由がよくわかりません(笑)。
だって、どちらもとてもコクのあるラーメンですので・・・。(いや、他の2つのカテゴリが、「油」系、「ドロドロ」系なのでそれと比較するとあっさりなんだと思います(笑))動物系の印象が強い、とてもコクのあるスープです。
<新福菜館>さんと<第一旭>さんは、全国津々浦々まで知れ渡っている名店です。それこそ・・・・「京都を旅したら、両店を連食しないと」という不文律があるくらいです。しかも、京都駅のすぐ近くに、なぜか2件並んで店を構えておられます(笑)。現地で実際に見た時、ビックリしました。ただし、土地柄・・・・いろんな土地でうけるかどうかは微妙みたいですね・・・・。<新福菜館>さんは、仙台に2014年に出店したのですが、2016年で撤退してしましました・・・。(ショックですが・・・。まぁ、仙台には、<新福菜館>さんの遺伝子をつぐ<末廣本舗>さんが2011年から出店しブレークしているので、本家本元がはいるまでも無かったのかも知れません。それに、ラ●ガー●ンは家賃高そうだし・・・)
<第一旭>さんも東京に出店しても閉店したりしてますね・・・。あまり他所の土地だと合わないのかなぁ?自分は・・・ <第一旭>さん、ちょうど4年前・・・2014年の秋、仕事で京都出張の際に駆け込みました。
その時の写真
(2014年10月、京都<第一旭>さんにて)

いや~、ドストライクでした・・・。人生で何度も行ける場所じゃないので一生の記憶に残りました・・・これはうまかったなあ・・・。パリパリしている餃子も名物でした。本当に<第一旭>さん、仙台に出店してくれたら絶対に通います。

この2店舗は、京都を代表するラーメンです!(というか、一体どこが「あっさり」系統ラーメンなのか?謎が深まるばかりです・・・)

◆こってり系(ドロドロ系):
京都を語る上で、上記2店舗と同じくらい忘れてはならないお店さんがあります。いや、知名度では、もっと上ですかね・・・。<天下一品>さんの総本山があります!
言わずもがな「ドロドロのベジポタスープ」が特徴です。僕はまだ、京都の<天一>さん、行ったことがありません!胃袋が丈夫なうちに、行かないとなぁ~。(なかなか京都出張は無いんだよなぁ・・・)(ちなみに、京都にて他に、同じカテゴリとしては、<天天有>さんなどが知られているようです。)
※仙台の<天一>さんは我が人生で星の数ほど食べています(笑)。まぁ、仙台独自仕様ですけどね。→<https://morisen.net/?p=2807>

◆背脂チャッチャ(=ちょいこってり):
京都の背脂チャッチャは、鶏ガラだしのスープに豚の背脂を浮かべたタイプです。京都では、<ますたに>さんや<ほそかわ>さんというお店さんが有名とのことで、「京都ラーメン」というと、一番多いラーメン・一般的な京都風ラーメンとされています。(逆に述べると、先の3店舗は、このカテゴリとは別に、かなり有名かつ人気があるので、京都の代表格である「背脂チャッチャ」とジャンルを争うほどに発展した・・・という感じですかね。なので、純粋な「京都風ラーメン」はこの、今回ご紹介した背脂チャッチャです。
ちなみに、やはり4年前に京都現地の<珍遊 >さんという老舗で食べた時の写真です。
↓(2014年10月、京都<珍遊>さんにて

こちらもとても美味しかった!<魁力屋>さんよりもやや薄口なテイストでした。仙台に出店してくれないかなぁ(笑)。

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我ながらなかなか熱い説明でした(笑)
全国的に「背脂チャッチャ」系ラーメンは、この「京都ラーメン」と、またはある意味もっと有名なのは・・・・新潟の「燕三条」系ラーメンです。
この2つのご当地ラーメンが「背脂チャッチャ」系の代表格です。
もちろん他所の土地にもありますが、この2つが代表格です。

※ただし!誤解を恐れずに言うなら・・・・・・
15年くらい前から続く一連のラーメンブームの中で「背脂チャッチャ」系も全く珍しくなくなりました!仙台も15年くらい前から提供してくれるお店さんが色々存在しています。宮城独自に人気の高まった・・・・泉区の<蔵亭>さんも大昔からありますし、多賀城の<蔵>さんもあります。<五福星>さんなんかも代表格ですし、喜多方系だと<田中さば店>さんも。愛子の<喜太郎>さんもそうだし、最近だと・・・・美人母娘の方々が営む<坂内製麺>さんもそうです。要は、「その他多数」のラー専店さんでも「こってり」=「背脂チャッチャのオプション」として扱うお店さんが一般的になりつつあります。最近では、「新潟から本格的な燕三条・背脂チャッチャ」のお店さんも出店されたみたいですね。
競争は熾烈かと思いますが、是非、<魁力屋>さんには「他の京都ラーメン」も呼び込めるように頑張って仙台で顔を広げて欲しいですね。応援してます!

以上、長ったらしい投稿で失礼しました。