こんにちは!こちら杜仙・食べ歩き班です。
※本投稿は、2019年秋の食べ歩き記録です。
2019年11月9日(土)の夜、連れと二人で
川平の人気中華飯店「川平飯店」さんを訪店。
約4年ぶりの訪店です。
住所は仙台市青葉区川平5丁目。
川平は、青葉区の最北地区。いや「最北西地区」といったほうが適切かも。泉区との隣接している地域。
<川平飯店>さんは、仙台北環状線・川平5丁目交差点から泉パークタウン方面へ左折してすぐのところにあります。
<川平飯店>さんは、昔から「けっこう”盛り”が良い」で有名なお店です。
(かと言って、別に「爆盛店」ではありません。<久美食堂>さんや(80年代~90年代当時の→)<北京餃子>さんみたいな爆盛ではなく、普通にボリュームの ある量です。)
そして昼夜問わず、いつもで満員御礼で繁盛しているお店さんです。
雰囲気や提供するメニューは、いわゆる(今流行りの)町中華。
そして「店名」からも連想できる通りかなりの「地域密着型」的な側面を持つお店さんです。たしかに客層を見ていると、明らかに「ご近所様」と思われるお客様が多いです。
※〇〇団地や〇〇ヶ丘といったロケーション単位で1軒くら存在する”その土地の名”を象った店名。「〇〇飯店シリーズ」とでも呼びたくなるようなカテゴリです。なにせ個人的には「川平」という地名を聞くと最初に浮かんでくる単語が「川平飯店」です(笑)。それくらい、(良い意味で)「地域のイメージ」が浸透しているいるお店さんかと思います。
ただし、普通の「地域密着型・中華飯店」と違う点は、道行く「サラリーマン」・・・特に「肉体労働系」の方々の利用が多いのが特徴です。実際、よくお昼時は「××工務店」的なロゴの車が停まっているのが日常です。要は、盛りも良いし、そこそこお安いし、口コミで有名になりそのような客層からも支持を受けているお店さんです。
かくゆう私も、今から20年くらい前に職場の先輩に車で連れてこられたのが”お初”でした。
さてさてそのようなカテゴリ「〇〇飯店シリーズ」のお店は仙台市内にアチコチありますが、こと、こちら・・・・青葉区北部~泉区の界隈・・・・におきましては、
こちら<川平飯店>さんと、泉区寺岡の<寺岡飯店>さんが圧倒的な人気を誇ります。どちらも五目焼きそばが有名なんです。そしてどちらも盛りが良い「漢飯(おとこめし)」を提供している印象です。僕はなかなかこの辺まで食べに来る機会が少ないですが、どちらももし自分の近所だとしたら、確実に頻繁に通っているはずです。
※<寺岡飯店>さんもまだ紹介したことがないのでいずれ紹介したいですね。<寺岡飯店>さんは自分とはどうも縁がないようです、数年ぶりに向かうときまって「定休日」だったりする(泣)。
さてさて・・・この日は土曜の夜・18時半頃で、ある程度客がひき始めるころの時間帯ですが、それでも相変わらず駐車場はほぼ満車!
なんとかちょうど1台が開くタイミングで駐車場に入場できました。
↑夜にいくと、妖しく光るピンクの蛍光色が迎えてくれます。(笑)(撮影がピンぼけて、更に妖しくなってしまった・・・・)
↓マスコットのかわい子ちゃん
店内は、左手窓側にはテーブル席。
その前にはカウンター席と厨房。
入口右側には小上がり席があります。
お世辞にも綺麗な店内とは言えません。「町中華」の歴史を感じる佇まい。お店さんの「脂・油の歴史」が詰まっていると思います。(床もいいかんじで?脂ぎっていると思う(笑))
接客も必要以上の配慮はされていないし、だからこそ、こちらも気を遣うこともなく
淡々と飲食することが叶います。まぁ、「気取らない感じ」ですね。
これぞ「正しき町中華」的なスタイル。
この日はホールは女性スタッフさん。
昔からおなじみなのは・・・・・
ねじり鉢巻きの親方(強面で、あまり愛嬌をふりまかれるイメージもなく)迫力ある印象です(笑)。主に炒め系を担当。(カウンター席は、油跳ねにご注意!)
奥様がその横で調理補助。主に麺類。
”阿吽の呼吸”で、大量の注文をさばいていきます。
↓お店さんのHPから抜粋
『ボリュームが自慢です!!「早い・安い・うまい」をモットーにして創業27年。麺、ごはん、定食とメニューの種類も豊富です。働く男性からご家族づれまでご満足いただけます。ぜひご来店ください!』
※↑創業27年と謡われていますが、この記事そのものが結構古い情報ですので、おそらくさらに「+5年」くらい加算んしたほうが良いかもしれませんね。個人的な記憶でも、30年くらい前にはすでにこちらにお店があった記憶があります。
↓さてさてメニューです。
↑内容はなかなか豊富でしょ?
メン類・御飯類・スープ・定食はもとより・・・中華雑炊類もあります!
一品料理類も豊富なので「ガッツリ食べるのではなく、ビールを飲みながらチビチビ」やる(今、流行りの)町中華スタイルの方にも向いていると思います。雰囲気もそんな感じだし。
よく「デカ盛り」と称されている店ですが、そこは語弊があると思います。先述のとおり「決して、爆盛ではなく、そこそこ多い量」です。
特に定食類。ラーメン系なんかはいたって普通の量です。(半チャンラーメンにしても、”そこそこのボリューム”で、他店と比較しても決して驚くほどの量ではありません)
まぁ、定食類のご飯はデフォで大盛サイズくらいなことかな。
※大盛にすると、本当に爆盛になるのは確かです(笑)。
一番人気は、ニラレバー定食と五目焼きそばです。
僕は「レバー」苦手なので注文することはありませんが、口コミ情報なんかでは「とても大振りのレバーがカリっと炒められていて食欲をそそる。なので、大盛サイズのご飯もぺろっといける。そしてなんといっても「五目焼きそばがおいしいお店」として人気を博しています。濃い目の餡(=いわゆる、うま煮)が香ばしい麺に絡んでとても美味しいんだよねぇ。
えび焼きそばも人気。
要するに餡関係がおいしいので、五目そば(=いわゆる、うま煮そば)もお勧めです。
チャーハンは、時間帯やその時の親方の調子?によっては「ブレ幅」もある印象ですが、総じて安定した人気を誇ります。
この日は、連れが「五目焼そば」僕が「半チャンラーメン」をオーダー。
そして、「ギョーザ」もシェアして食べることに。
↑10月の「消費税10%」に際しても、「お値段据え置き」。
庶民の味方です!
10分かからずに着膳。
◆五目焼そば ¥800円
まずは一番人気のこちらからご紹介します。
平皿でなくどんぶりに盛られています。なぜかというとこちらの五目焼きそばは餡がたっぷりだから。
たっぷりの餡で麺が見えないです。
御覧の通り、具も豊富ですよね。
白菜、木耳、ニンジン、イカ、筍、豚肉、ハム・・・etc。
彩も鮮やか!
麺はしっかり焼き色があるタイプです。
こちらの焼き上がりは、キッチリ焦げ目をつける仕上がりなので、「麺の焦げ目マスト派」の方々(→おそらく大多数?)からも非常に人気があります。
とろ~り甘めの餡が、バリッと焼かれた中華麺に絡みます。
湯気がすごいのが写真から伝わりますかね?
熱々の餡です(笑)。連れは猫舌なので苦労してました。
少しもらいました。あんかけは濃い目で良いねぇ~。旨味が胃に染み渡ります。
自分のご近所の虹の丘<国龍飯店>さんのうま煮ソバのような餡です。
こちらの五目焼きそばは、個人的な「あんかけ焼きそばランキング」でも10位圏内に入る美味しさです♪
量もそこそこあるので、おなか一杯になりますよ。
(注)「大盛」で発注してしまうと、爆盛となりますのでご注意を!
◆半チャンラーメン ¥800円
今時、800円で食べれるなんて、なかなかコスパ良い半チャンラーメンかと思います。
ラーメンは、ごくごくオーソドックスな「中華飯店系」のラーメン。
今時ラー専の「奇をてらった中華」とは違います。
あっさりしょうゆ味のスープ。(今回は、以前よりもやや薄めだったかな?)
麺は一般的な細麺ストレートの中華麺。
ネギとメンマと小松菜とチャーシューという構成。
半チャーハンが「半」ではないボリュームです。他店(=量が少ないお店)の1人前くらいあるかも。
こちらの炒飯はいつもは割とオイリーでしっとりしているのですがこの日はパラりとした仕上がりでした。
米の炊き加減、油の量、火加減などのバランスが絶妙なんでしょうね。
これぞ「ザ・町中華!!」な仕上がり。(ただし、味付けが結構少し薄めなのでそこは好みが分かれるところかなぁ。)
こちらの炒飯はやはり、なかなかおいしいねぇ~。
個人的に「味」よりも「炒め加減」と「米の質感」が気に入りました。単品でもお勧めですよ!(ちなみに、単品チャーハンの場合、普通盛はちょい多めくらいのボリュームですが、大盛にすると2号くらいになるので気をつけて発注しましょう(笑))
◆ギョーザ ¥350円
ごくごく普通の焼き餃子です。
パリパリ加減も餡の下味も、万人受けするようなバランスの良いお味です。
確実にビールに合うヤツ。
※この日は、たまたま作る順番でそうなったのか? ギョウザだけとても時間がかかりました。(他のより10分遅れで配膳) まぁ、混雑店なので接客やオペレーションはワイルドです(笑)。
もちろん完食!御馳走様でした。
お腹がパンパンになりました!
総じて、五目焼そばが一番のお勧めです。ボリュームも、やはり他店よりありますね。
<川平飯店>・・・あらためて、安くてボリュームもあり、美味しいなって再確認ができました。
【追記】
◆近いうち<寺岡飯店>の方も再訪して食べ比べしないとな♪
コロナ禍が収束した暁には、行ってみよう。
◆私は五目あんかけ焼きそばが大好きです。
↓私が好きな「五目あんかけ焼きそば・四天王」は次の4軒。(あくまで個人的な好みです。)
・根白石<覇龍>さん
・泉中央<まんみ>さん
・市名坂<華房>さん
・国分町<泰華楼>さん
※<覇龍>さんについては、以前「投稿No.44<https://morisen.net/?p=3167>」にて詳しくご紹介しております。
※<まんみ>さんについては、以前「投稿No.100<https://morisen.net/?p=4844>」にて詳しくご紹介しております。
※<華房>さんについては、以前「投稿No.19<https://morisen.net/?p=2649>」にて詳しくご紹介しております。
※<泰華楼>さんについては、以前「投稿No.92<https://morisen.net/?p=4585>」にて詳しくご紹介しております。