【杜仙・食べ歩き班_No.92】とてもハイスペックな五目焼きそば(国分町・広瀬通沿い)
Posted on : 2018.11.27

こちら杜仙食べ歩き班です。
今回で早いもので92回目の投稿となります。

今回は「中華料理 泰華楼(たいかろう)」さんをご紹介します。
2018年10月24日(水)夜に訪店。

こちらは初見参です!
長年の宿題でした。(”行ってみようかな”と思ってから既に10年くらい時間が経過してました・・・)

立地的には広瀬通を晩翠通り方面向かって歩き、交差点に到達する前にお店さんがあります。(ちなみにそのまま交差点を渡ってしまうと<二郎>さんに到着してしまいます(笑))住所的には「国分町」ですが、「広瀬通沿い」といった方が分かり易いかも。(この近くには東北公済病院があります)

始めに感想を言ってしまうと・・・
ちょっと衝撃的でした。
こちらの五目焼きそばはスゴイ!すごくウマイ!

いや・・・何年も昔から「泰華楼の焼きそばはとても美味しい」という噂・評判は聞いてたんです。それでもなかなか足が向きませんでした。
言い訳になりますが、国分町界隈だけでも中華屋さん・・しかも結構、焼きそばがソコソコ美味しいお店さんが沢山あるので、日頃、なかなか国分町や一番町近辺では冒険する気持ちが薄れてまして・・・。やはり、気になったらすぐに食べに行くべきだなぁと今回、あらためて実感しましたm(__)m

私は焼きそば系全般的に、大好きです。特に五目焼きそばは大好物です♪
個人的には・・・・・
◆以前ご紹介した市名坂<華房>さん
◆以前ご紹介した根白石<覇龍>さん
◆まだ未紹介の泉中央<まんみ>さん
・・・・・が、永いこと私の五目焼きソバ・3本柱”でした。この3軒の五目焼きソバが一番好きです♪
※<華房>さんについては、以前「投稿No.19<https://morisen.net/?p=2649>」にて詳しくご紹介しております。
※<覇龍>さんについては、以前「投稿No.44<https://morisen.net/?p=3167>」にて詳しくご紹介しております。
※<まんみ>さんの「本当の看板MENU」は、Oldユーザから言わせれば、「五目焼きそば」です。<まんみ>さんは、今年6月に、「バナナマンのせっかくグルメ」で”新看板”の”麻婆焼きそば”がTV紹介されて以降大盛況で、(もともと人気あるお店さんではありましたが)一気に大人気店になってしまいました。<まんみ>さんは、毎年数回は食べに行っていますが、今年に関しては1月に一度行ったきりで、再訪したところ・・・夏頃7月に「スープ切れ」でフラれ、10月に「行列」ができていてあきらめ・・・。ずっと食べれませんでした。(さすがに並んで食べようとまでは思わないので)そんな<まんみ>さんですが、つい最近、ようやく再訪できました!近いうちにご紹介予定。

ところが今回ご紹介する<泰華楼>さんで食べてみて、もしかするとこの3軒と並ぶ・・・いやここの3軒を超えるくらいに気に入ってしまったかも知れません。

お店の雰囲気としては、「街中華」でもなく「大陸系中華(=・・・・<萬寿山>さんや<朱華飯店>さんや、<東海一品香>さんなど・・・ワイルドな感じのお店さん」・・・)でもなく、結構「高級な感じ・大人な感じ」があるので学生さん達には敷居が高いかも知れません。
巷の評判を聞くと「すごくきめ細かい中華料理を提供する」「割と量自体は控えめ」ということで、そういう噂からも「大陸系中華」とは趣きが異なるイメージを抱いてました。(むしろ「先日ご紹介した<美香園>さんみたいなコンセプトの中華屋さん、なのかな?」と想像してました。)

それと、他の中華屋さん同様「飲み会」なんかで使われることも多いみたいですね。

人気メニューは「五目焼きそば」などの「餡かけ系」みたいです。「豚細切り中華飯」などの評判を良く聞きます。他に「酢豚」や「冷やし中華」も人気みたいです。

実際メニューを手にとってみて・・・・なるほど、なかなか豊富なメニューですね!私は、こちらの五目焼きそばは長年の課題だったので迷うことなく「五目焼そば」をオーダー。事前知識で「普通盛りは少な目」と聞いていたので(腹をすかせていたこともあり)「大盛り」でオーダー。
※「初見参で大盛り」というのは、自分にとっては結構な冒険です(笑)。もし地雷を踏んでしまうと、悲惨な事になってしまうケースです。でもまぁ、こちらについてはある程度予習はできていて「万人受けする、優等生タイプの五目焼きそば」という印象があったので”まぁ大丈夫だろう”と予測した上でのオーダーです。

オペレーションや接客は非常に丁寧そうです。
言い換えると、非常に「ゆったりしたリズム」を感じました。(団体客が居たのか?やや混乱気味だった気配もありました)若い店員さんもまだ入ったばかりなのかな?緊張した面持ちで注文をとったりお冷をついだりしてました。(お冷は、着席してから10分後にようやくもらいました)

そんな訳で、結構すいてはいたのですが、提供までは20分近くかかりました。
(まぁ、夜なんで別に急いでいるワケでもなく、のんびり待ちました)

ついに初の御対面!

 

◆五目焼そば(大盛) 850円(+150円)

うん!事前に予習したとおりの「優等生なビジュアル」です。
細麺でバランス良く、焦げ目もついているタイプ。そして上品そうな醤油餡。
食べずとも「これは結構、美味しいだろうね♪<華房>さんや<覇龍>さんタイプかな?餡がちょっと違うかな?」などと想像&期待が膨らみます。で、理屈などさておき、いざ食べて見ると・・・・

おぉっ!?めちゃくちゃウマイぞ♪想定以上にかなりウマイ!!

麺の食感も素晴らしい!!!
かなりハッキリと「焦げ麺」と「やわらか麺」がお互い主張します。2つのグループがしっかりと分離していて、絶妙なハーモニーを醸し出しています。(過去に別の投稿でも書いたことありますが、自分は麺がカリカリ焦げていれば好きってわけでもないです。どちらかと言うと、バランス重視。香ばしい感じであれば、正直、焦げ目なくても全然構いません。で、こちらの焦げた麺・・・・とても食感もよく餡ともからみ、そして柔らかい麺の部位とのコンビネーションも絶妙です♪ポリポリ食べてても全く飽きないです。)

そして、餡も素晴らしい!
写真でもお分かりかと思いますが「餡が割と少な目」です。なので「麺にかかっている」というより「麺をからめて食べる」という感じです。その量的なバランスが絶妙でした。まさしく「焼き麺を味わう」という感覚が強かったです。(餡がたっぷりかかるタイプもそれはそれで悪く無いですけどね。ただ、餡が多いタイプは、麺が後半、ふやけたりのびたりすることも多いし、すごくオイリーになることも多いです)
自分は、この”控えめな餡の量”が、”計算し尽くされた量”と解釈しました。

餡の”具材”も見事です。
具は エビ・イカ・白菜・キャベツ・きくらげ・タケノコ・ニンジン・玉ねぎ・豚肉・・・など。緑の野菜は(たぶん)ほうれん草かな?それと、うずら卵が一個。

総じて・・・・
非常にデリシャス♪ファンタスティック♪

大盛でしたが、モグモグとゆっくり噛みしめながらじっくりと堪能しました。

結構お腹も一杯になりました。大満足♪

想像&期待を完全に超えました。

再訪確実です!(再訪どころか、ルーティンワーク入りしそうな気持ちを抱きました)

ご馳走様でした!また近いうちに来ます。

【追記】
◆まさかこんな身近(=いつでも行けるロケーション)に、こんなにパフォーマンスの凄い五目焼きそばが存在しているとは・・・。灯台下暗しというか、単に自分が世間知らずだったというか・・・。マチナカには焼きそばが美味しいお店さんが沢山ありますが、<泰華楼>さんは、そんな”他の、結構美味しいお店さん”よりも、頭二つくらい抜きんでた美味しさを感じました。
ちょっとしばらくは・・・マチナカで五目焼きそばを食べるって時は<泰華楼>さんを一本釣りしそうな勢いです。
◆このブログ投稿を書いていて、どうにも我慢できなくなってきたので、近日中に再訪しそうな感じです(笑)。