【杜仙・食べ歩き班_No.384】”仙台版天一” の濃度を考察
Posted on : 2024.07.15

毎度どうも! 杜仙・食べ歩き班です。

※今回は、完全に、”番外編”的な位置付けの投稿ですm(__)m。結構”ディープ”な投稿なので、興味ある方だけ読んでくださいね(‘◇’)ゞ

 

————✂ キリトリ線———-

今回は、「天下一品 中央通り店」さんに関する小ネタです。

↓<天一>さんについては、当該ブログの創世期にかなり詳しく紹介しています。
「投稿No28.<https://morisen.net/?p=2807>」
そしてその後も何度も、番外編でご紹介してます。

 

それなら、なんで今回わざわざ、このような目立つカタチで、記事の執筆に至ったか?。

数年前から、<天一>さんも段階的に値上がりしていますが、そんなことは他所のお店も同様です。そんなことくらいで今さらリプレイス記事を書くつもりなんてありません。

執筆に至った理由は、「コッテリと称される天一のスープ」。その濃度についていろいろと
気が付いた点があったからです👀💡。
長年の「仙台仕様の天一のファン」という目線にて色々と気が付いたので、考察した内容を記事にまとめた見た・・・・そんなところです。

 

きっかけは・・・・
◆数年前から、どんどんスープがライトになってきた?
◆2023年に販売開始された「こってりMAX」という商品を食べてみて衝撃を受けた
・・・・その2つが今回の投稿の焦点です。
(いずれもあくまで個人的な意見ですので悪しからずm(__)m)

 

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

青葉区中央の<天一>さん。
2023年12月28日(木)夜、1年ぶりに訪店。

 

僕にとって「天一」はソウルフード。
仙台の「天一」には、1993年から通っているので、かれこれ30年間通っています。
(まぁ、ソウルフードといっても通い始めたのは大人になってからですけどね。)
「天一」は、自分の人生で2番目に多く食べたラーメンです。(ちなみに第1位は、今は無き<仙台っ子(国分町)>さんの「仙台っ子こってり」です。第3位が、<萬寿山>さんの「上海ラーメン」。)
仙台の「天一」。おそらく・・・国分町と中央通り店だけでトータルで400回近く通っています。(20代前半の頃、最盛期は週2くらいの頻度で食べました。)
食歴としては、比率で言うと、国分町:中央通り=3:2くらいの比率。(ちなみに、台原には数回しか行ったことありませんしバイパスと成田には未訪です。尚、記憶に残っている方も多いと思いますが、「国分町」と「台原」は、2011.3.11をもって、予期せぬ閉店を迎えました・・・.「国分町」の閉店…あれはショックだったなぁ・・・)

 

要するに、かなりヘビーユーザですので「”仙台仕様”の天一の味の変化」にはとても敏感です。

 

そんな僕が1年も再訪が遠のいていたのには理由があります。
それは、「スープがとてもシャバシャバになってしまった」と感じたからです。(→これ、あくまで”個人的な感覚”で語ってます。悪しからず)
実は2年くらい前から「あれ?スープがドロッとしていないぞ?」って感じていました。
そして決定的だったのは1年前・・・2022年の瀬。
あまりにもスープがシャバシャバになっていてとてもショックでした。
正直、「嗚呼・・・・もう思い出の詰まった仕上がりではない。足を運ぶ事はない・・・」と思ってました。
その辺の経緯は、最近ですが<かいじ(愛宕橋店)>さんの投稿で詳しくご紹介していますm(__)m。
※<かいじ(愛宕橋店)>さんについては、以前「投稿No373.<https://morisen.net/?p=16961>」にて詳しくご紹介しております。
2023年は、「他のドロ系店の開拓」に勤しみました。

 

そんな感じで2022年末に「長年通ってきた天一を一度は卒業」したつもりでした。

 

しかしながら”とある商品”を試しに、1年ぶりにやって来てました。そしてそれが「とてもハートに刺さった」からこうしてご紹介しています。

その辺の経緯について以下に記載します。

 

====================================

💡💡(そもそも)仙台の天一って他所の天一とどう違うの??👀💡💡
仙台の天一は、全国の天一よりも「さらにドロドロ」「麺も独自のゴムゴム麺」という仕様でした。
まぁ、開店に至るまでの歴史も特殊(「天一」ブランドと「こむらさき」ブランドの融合)でしたので。
(それを知ったのは、社会人になって関東に出張して全国仕様の天一を食べた時に始めて気がつきました)
※その辺については、「投稿No28.<https://morisen.net/?p=2807>」にて、説明しています。なにせ大昔、お店の関係者の方と仲良くさせて頂いていたので。

 

💡💡(衝撃的だった)麺の変更💡💡
2020年の秋に、麺が変更となりました。具体的には「全国仕様の低加水の細麺」になりました
お店さん側は「より美味しく」という謳い文句がPRされていましたけどおそらく・・・原価管理的な事情が一番要因だったのでは?🤔と、勝手に推測しています(過去に・・・・90年代後半に一度だけ麺が仕様変更になったのですがその時は、不評だったらしく、短期間で元のゴムゴム麺に戻りましたので。そういった歴史も知っているので、2020年秋の麺の変更は「(社運をかけた?)ドラスティックな決断として、麺の変更(=全国に合わせる)に踏み切ったのでは?」と・・・僕は勝手に妄想しています)

↓麺の変更については詳しくこちらで書いてます
◎麺を変更直前の天一をご紹介
<https://morisen.net/?p=9601>

ちなみに、この時点までは、写真見てすぐに「以前のドロドロ仕様」であることが
ハッキリ見てわかります。(嗚呼・・・今見てもウマそうだし懐かしい・・・。丼はこのちょっと前に黒からこの丼に変わっており、少しだけ景色が変わってはいますけど、でも麺もスープも昔ながらの”仙台版天一”です。)

 

◎麺を変更後の天一をご紹介
<https://morisen.net/?p=10568>

この時僕は、ハナシの流れ的に「スープは変わらず」・・・と書いてはいますが、実は「あれ?・・・濃度・口当たりが少しライトになったのでは?いや、これってブレかな?」とすでに、感じてました。写真を見れば、一目瞭然ですので。

たぶん・・・スープがシャバい仕上がりに移行するタイミングは、いま思えばこのタイミングだったんだろうなぁ。

↑もちろんこのあと何度も食べましたけど、ブログでのご紹介は、この投稿が最後でした。

 

その後何度が食べるうち、「あきらかにスープがライトになってきていてドロドロじゃなくなっている」・・・っと何度も実感。
そして決定的だったのが、2022年12月の年の瀬
もう、かつて”ドロ系”と呼称された濃度とは全く様相の異なる、シャバシャバなスープでした( ;∀;)・・・。
↓ブログには登場させてませんが、その時のスープがこちら

↑口コミサイトなんか見ると、このライトなスープを「変わらぬドロドロスープ✨」というご意見が散見され、それを見る都度「いや・・・それは違うだろ!?」「おそらく最近になってから”仙台の天一”に通い始めた方の発言なんだろうか?」って疑心暗鬼でした。(逆に、たまにですが「あれ?スープがライトになった?」と感想を書かれているのも見ると、とても共感を覚えました。)

まぁ、今の仕様の方が(全国仕様ですし)「万人受け」なんだとは思います
だからこそ仕様変更になったんでしょうし。人気もあるんだと思います。そこは理解しています。

 

====================================

 

と・・・ここまでのハナシだと、なんだか「天一への別れハナシ」になってしますよね(‘◇’)ゞ。
ここからが本題です。

====================================

その後、風の噂で、今回ご紹介する「こってりMAX」なる商品を知りました。
2023年に全国の天一フリークの間で話題になった「こってりMAX」全国の天一で一斉に販売開始されました。
なんでも・・・・
天一史上、最高にドロドロのスープ」なんだとか??

 

そして、気になって口コミサイトやSNSで予習したところ、なんでも・・・
「こってりMAXって、昔の”仙台版天一”の濃度に近い」👀??
マジか?!?!

「これは試す価値大いにあり!ただし価格がとても高い(◎_◎;)。どうしよう・・・」

ということで、この噂を聞いてから悶々とした日々を過ごしてました。
(2023年、当然ドロ系への枯渇(天一への枯渇)がものすごく湧いてきましたが、そこは<かいじ>さんとか<壱番屋>さんなど、「天一の代わりとなりえるお店さん」をは開拓したので、なんとか枯渇は満たせておりました。とは言え・・・「やはり天一とはちょっと違う・・・。嗚呼・・・昔の天一が食べれるもんなら食べたいなあ・・・」)

 

そんなわけで、2023年12月28日、ついに「こってりMAX」を試す時が来ました。
(年の瀬なので、お財布の紐もだいぶ緩くなりました(笑)。)

1年ぶりの天一。(考えてみると、1年も訪店しなかったのは30年前から通うようになてから初のことです)

予習どおり、「こってりMAX ¥1,210円」をポチリ。高いなぁ(;^_^A。(昔、650円で、卵が食べ放題だった・・・そんな次回を回顧するとあり得ない未来となってしまいました)

 

ここからはいつも通りの流れ。(昔は、無料のゆで卵の皮を剝きながら着丼を待っていたものです)

 

 

↓1年ぶりの御対面。

ビジュアルは予習どおり。なるほど、たしかにドロドロですね。たしかに「過去最強のこってり」というキャッチコピーに嘘偽りは無さそう👀💡。
これは俄然、期待が高まります(`・ω・´)b。

 

↓ドロドロのスープに辛子味噌とニンニクをたっぷり投入。

これも慣例行事です(神聖な儀式)

 

↓一応、レンゲがたつ絵をパチリ📷。

一度、このテイの写真を撮って見たかったw
うん、きちんと立ちますね。もうこの段階で、かなりの粘度が伝わります。

 

まずはスープを一口ズズズ・・・。うわ~!!!こ・・・これは(゜o゜)!!!!

これぞ僕が30年前から食べて続けてきた天一だ!。久々の天一だ!。味わいの説明はメンドクサイので省略(笑)。
これこそ仙台仕様の天一だ
このドロドロ感・・・やはりあらためて・・・3~4年ぶり・・・いやもっと前のドロさのような気がしました。
そうか・・・1年前はもとりより、もっと前からスープが薄くなっていたんだね・・・って、実感しました。

 

麺を吸い上げると、スープが絡みつくこの感覚・・・。

うんうん、この感じです(*’ω’*)

もはや(2020年以降)麺は違えど、これはほぼ・・・30年前から食べてきたドロドロの天一です! たしかに「今の世の中で、より刺さるように?」ドロドロさを強調するような
仕上がりとなっています(もしかすると、あの”わかりやすくドロッとするポピュラーな某・調味料”も仕上がりに入っているのかもしれません)
要するに、ドロドロさが誇張はされていますが、基本的に「以前の仙台版天一のスープ」に近いと感じます。

嬉しすぎる♪。おもわず、快感の表情になってしまう。

これだよ!コレ!。これが仙台の天一だよ!(僕は、この3~4年くらい何を食べていたんだ?)

 

ネギも昔から変わらず名脇役。

チャーシューにもスープが絡みつく。(なにげに、天一と仙台っ子のチャーシューは昔からあまり好きではありません(笑)。)

 

麺がとてもドロドロでジャンクなスープに絡みつく。

僕にとってこれぞまさにソウルフードです。

いろいろドロ系があるけど、やはり天一は違う!。「かいじ」さんとも、「壱萬屋」さんとも違う。天一固有の味わいです!。

 

御馳走様でした。
気が付けばあっという間にKK!(完食完飲)

衝撃的にうまかったです!
わずか・・・5分で食べ終えてしまった(;^ω^)。
満足度MAXです!
嗚呼・・・もっと食べたい・・・。
いや、天一はこれくらいがちょうど良い量なんだよね。

 

これ食べてしまうと、やはり他所のドロ系では太刀打ちできないと感じました!
(それにしてもいまや1210円払わないとこの仕上がりの天一を食べれないなんて・・・・。)
今後は年一くらいだろうか?。いや、半年に一回は来たいと思います。

 

ということで、お店さんにお願いです。
「こってりMAX」の定着を希望(`・ω・´)b
(巷のラー専店、一時的な打ち上げ花火で消える商品って多いですが、この「こってりMAX」は消えて欲しくない)

 

以上です。よろしくお願いいたします。