【杜仙・食べ歩き班_No.280】とろとろの親子丼♪(文横)
Posted on : 2022.04.10

こんにちは!
こちら “その日暮らしのアリエッティ” こと、杜仙・食べ歩き班です。
今回ご紹介するのは、
文横に店を構える炭火焼店「比内地鶏 とりっこ文店」さんです。

住所は仙台市青葉区一番町2-3-41 文化横丁
地下鉄一番町駅から徒歩3分

仙台駅から続くクリスロード商店街。その横道・・・裏路地に広がる「文化横丁」。
通称「文横」。
いかにも昭和の香りがぷんぷんするディープなスポットです。

<とりっこ>さんはそんな「文横」の東側の入り口付近にあります。
東二番丁小学校の真裏の裏路地です。

近くには、隣接するビルの「広場(中庭?)」もあり、わりと開放的なロケーションとなっているので、横丁の中とは言え、見つけやすいところにあると思います。

 

<とりっこ>さんの外観も、「いかにも文横」のイメージでいい感じの哀愁漂っていますね(笑)。

文化横丁にある比内地鶏の専門店・・・まぁ、いわゆる居酒屋です。
店名と看板の通り、比内地鶏の焼き鳥がウリです。
でも昼の部は、「ラーメンや親子丼」等をランチを提供されていてそちらも有名です。

今回の投稿では、そのランチをご紹介します。

<とりっこ>さんの創業時期は・・・・すいません、まったく存じ上げておりませんm(__)m。(ネットでも詳しい情報がおちてなかった)
少なくもこちらで震災よりも前からすでに存在していたことはたしかです。(自分の記憶が正しければ、既に2011年頃にはこちらの存在を目視確認できてましたので)

屋号に「文店」とついているのには理由があって、実は以前は「大町」の方に「本店」があったとらしい。で、こちら「文店」の方は2号店です。
僕はあいにくその「大町」店の方には行ったことがありませんでした。(口コミサイトみたら、現在は「大町」店の方はすでに閉店しているらしい。)

さて、今回ご紹介する<とりっこ>さん、僕はあいにく昼のランチでしか利用したことがありません。初訪は今から5~6年前。その時は事前に何の予備知識もない状態で、フラッと利用しました。そしたら、その時食べた「親子丼」がとても美味しくて印象に残っていて、その後ネットでググると・・・「ランチタイムのラーメンと親子丼がとても人気のお店」、ということを(後から)知りました(^^ゞ。

 

お昼時、店舗入り口にはその「ランチメニュー」が置かれていますので「入りやすい雰囲気」かと思いますよ。

お店はご夫婦で切盛りされているらしいですね(でも僕が行くと、いつも親方がワンオペですねぇ。もしかするとランチタイムはワンオペなのかな?)。
親方の接客がとても紳士で人柄もよく、とても雰囲気の良い居酒屋です。

↓お店さんのネットのPR記事から引用
『宮城県仙台市の「仙台文化横丁」に店を構える炭火焼専門店です。炭火でじっくり焼いた比内地鶏と新鮮な魚、店主こだわりの地酒をゆっくりお召し上がりいただけます』
『おいしい宮城の純米酒と比内地鶏をご用意しております。お昼はラーメンと親子丼。夜は焼き鳥とお酒をお楽しみいただけます。お誕生日にご来店頂いたお客様には、サックスでハッピーバースデーを演奏させていただきます。どうぞご来店ください。』
ふむふむ。夜の部は利用したことはありませんが、とても”ホスピタリティ溢れるお店さん”とお見受けしました。(たしかに親方、物腰も柔らかそうなとても”感じ”がよい方ですし(*’ω’*))

 

↓店内はこんな感じ。

18席(カウンター4席、テーブル席12席(4人掛×3、2人掛×1)
奥の厨房を囲むようにL字状のカウンター席。4人用のテーブル席が3卓。
店内はTVがついていて「のんびりした昼下がり」といった雰囲気

↓あらためて店内でランチメニューでチェック!

↑比内地鶏を使っていることもあってか?、全体的に価格設定はお高めですかね(^^ゞ。
以前は「1000円アンダー」だったのですが、今の世知辛いご時世・・・こちらもだいぶ値上がりした感がありますね。(昨今「きちんとした親子丼」を食べようと思うと「野口英世さん1枚」では足りない世の中になってしまいました(^^ゞ。もちろん「安い親子丼」を提供するお店さんも結構ありますけど、今回みたいな「凝った親子丼」を食べようとするとそれなりに値が張ってしまう。巷のカツ丼より高くつく印象です)

ランチメニューは、比内地鶏のラーメン、と、比内地鶏の親子丼。それのセットメニューがお店さんのイチオシです。

カツ丼やお蕎麦のセットもあるようですね。

口コミサイトなどでは「夜は焼鳥屋さん、昼はラーメン屋さん」などと紹介されている感じですし、ラーメンをとても「売り」にしているご様子。

 

さてさて、そんな<とりっこ>さんのランチメニュー。
今回は、”訪店2回分”をご紹介いたします。

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【その1】:
2021年11月6日(土)のランチ

◆Cランチ
ミニ親子丼とラーメンセット(醤油ラーメン) ¥1,070円

見た目が美しすぎる♪ とろとろ玉子がのった親子丼+鶏ガラ艶々のラーメン。

非常にそそるビジュアルです(*’ω’*)。

麺は、割と細目のの縮れ麺。ごくごくオーソドックスな中華麺です。食べやすい麺。

 

「比内地鶏の鶏ガラ」がメインのあっさりスープ。ふむふむ。優しいスープです。

鶏ガラ・・・鶏出汁はどうだろうかなぁ?(すいません、僕が馬鹿舌だからだとは思いますが、正直、あまり「鶏」は感じ取れませんでした(;^ω^)。) まぁ、たしかに風味は良いですかね。

ワンタンや煮卵入っているのが嬉しいですね(`・ω・´)b。

総じて、「万人受けする、あっさりした中華ソバ」という印象でした。

 

僕がお奨めは、なんといっても親子丼です!

↓うわぁ~(*’ω’*)卵とろとろ♪。 なかなかツユダクですなぁ。

卵が濃厚。鶏肉は一度炙られたものを使われいるので、香ばしいです。

比内地鶏のむね肉だらでしょうか?。とても歯ごたえが良い!

いやあ、ウマいです(*’ω’*)。

僕は本来、丼物全般においてツユダクが苦手なんですけど、なぜか親子丼だけはツユダクで全然OKです(笑)。(なんでだろう?謎です(^^;)

惜しむらくは鶏肉の個数。「ハーフサイズの親子丼」なので、鶏肉が「わずか3切」程度でした。嗚呼・・・もっと鶏肉を食べたい・・・。
そんな方は、迷わず後述の、「フルサイズの親子丼」をお薦めします(`・ω・´)b。

御馳走様でした。

ボリュームはそこそこなので女性でもあっさり完食できますよ。

総評としては・・・・・
「親子丼が絶品(`・ω・´)b」「ラーメン(醤油味)は、まぁ普通かなぁ~(^^ゞ」・・・です。(ラーメンスープの鶏だしの風味は、正直あまり感じませんでした。でも、もしかすると塩味がエースなのかな?。だとすると僕のチョイスミス(^^;))
でも、親子丼とセットにすることより引き立つラーメンかな?って印象でした。
※以前みたいに、”あと100円ちょい” くらい安いと、とても嬉しいですね。

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※もひとつは「おととし」の食べ歩き記録です。古くてごめんなさいm(__)m。

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【その2】:
2020年11月23日(土)のランチ

先述のとおり「親子丼をフルで楽しみたい」のであれば、断然こちら!

◆とろとろたまごの親子丼 ¥1,150円

ミニソバ付きです。

半熟のトロトロ卵で覆われています(*’ω’*)。

黄身と白身が適度に混ざり合い、半分がとろ~りした状態で、いいあんばいで固まっています。熟練の技でしょうね。(自分で家で作ってもとてもこんな仕上がりにはならない(^^;))
ところどころ、生のままの透明な白身がプルプルと揺れています。
美しいなぁ~。食べるのがもったいない! でも冷めないうちに食べます(笑)。

ハーフサイズと違い、鶏むね肉もゴロゴロ入ってますよ(`・ω・´)b。

小粒の形状の鶏肉が、おそらく10個ほどちりばめられています。
かなり噛み応えがありますね! そして香ばしい♪ 超うめぇ(*’ω’*)!

↓お蕎麦は、黒っぽいね。いわゆる田舎蕎麦ですね。

コシは結構強め。うん、なかなかウマいね。(個人的には、先にご紹介したラーメンよりもお蕎麦の方が好きかも(‘◇’)ゞ)

(先述のとおり)僕は「親子丼」に関しては「ツユダク」嫌いじゃないです(笑)。

嗚呼・・・フワフワでとろとろの卵と、歯ごたえの良い鶏肉のハーモニー。
比内地鶏の香ばしさと弾力を楽しみました。まさに最高の親子丼です!

あっという間に完食。

御馳走様でした。

(こちらも、「¥英世さん1枚」で収まるくらいだととても嬉しいですね(^^ゞ。あと、可能であれば・・・・大盛で食べたい(笑)。大盛できるのかな???)

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以上、<とりっこ>さんのランチの「代表的なメニュー2種類」をご紹介しました。

コロナ明けたら、夜の部も利用してみたいです。

 

 

【追記】文横についてあれこれ:
「文横」はとてもディープなスポットです。昭和の香りが残った”ディープなお店さん”が多数あります。

◆居酒屋<源氏>さん:
なんといっても<源氏>さんがその代表格かと!
仙台の”呑兵衛”だったら誰でも知っている<源氏>さん。超有名スポットです!。立地的には、今回ご紹介した<とりっこ>さんのすぐご近所にあります。
<源氏>さんは、とっても「わび・さび」のある”粋な居酒屋さん”です。”まるで昭和の女優さん”のような名物女将さんのワンオペもとても有名です。
地元の常連さんのみならず今では、「ちょっとした観光スポット」にもなっているようです。
と・・・ズラズラと、利いた風なクチをきいておいてバツ悪いのですが・・・・あいにく僕は、未訪ですm(__)m。仙台の呑兵衛の「聖地」ともいえる<源氏>さん。その昔、職場仲間に連れていかれたことは数回あります。でも運悪く、いずれも満席で入れず(>_<)。正直、僕には「一人で訪店」するには、”敷居が高い”印象ですので それっきり再訪することはありませんでした(^^ゞ。 別にお財布的にはハードル高くはありません(口コミ情報見ても、それほど高くつくお店さんでは無い印象ですし)。 ”敷居が高い”というよりも、「自分はその場にそぐわない」という自覚があり、一人で訪店することはありませんでした。 何がそぐわないのか??・・・ まず、自分は騒がずに大人しく飲む方なのでそこは問題ありません(`・ω・´)b!(=TPOもわきまえますし、空気も読めるし、初対面の方とも気軽に話せる方なので(笑))。 「その場にそぐわない」「1人で行こうとしない」理由は、実に単純でして・・・「食べ物の好き嫌いが(結構)ある」からです(-_-;)。 <源氏>さんは(基本的には)「名物女将から提供されたお通しを、黙って”しみじみ”と楽しみながら”ちびちび”飲む。 そして3杯飲んだら大人しく帰る」という鉄則があるお店さんです。 僕は「漬物」が全く食べれないので<源氏>さんのお通し「漬物」を手もつけずに残してしまうのはとても申し訳ないと思う(>_<)。それと、「好きな肴を沢山眺めながら、(ちびちびではなく)ガンガン飲みたい」性分です。どうやら僕は「自分の好きなもの(だけ)を自分のペースでガツガツ食べてガンガン飲めるお店」の方が性に合っているようです(;^_^A。そんなわけで・・・・) 僕みたいな”無作法者”が一人で訪店するには”ちょっと敷居が高い”お店さん」なのですm(__)m。

◆餃子の<八仙>さん:
<八仙>さんの焼き餃子は、僕にとってソウルフードです。
子供のころから(主にお土産で)食べ慣れた餃子です。仙台の「餃子御三家」の一角<八仙>さん。店内で最後に食べてから・・・まもなく4年になるなあ・・・・。ぼちぼち再訪しないと。
※<八仙>さんについては、以前「投稿No54.<https://morisen.net/?p=3407>」にて詳しくご紹介しております。
※余談ですが、最近・・・仙台にも「大胆な?キャチコピーを掲げる攻めの姿勢の”新興勢力のお店さん”」が増えていますね(町の活性化にもなるし商売は自由ですので、それはそれで悪いことではありませんが(^^ゞ)。ちなみに、仙台市民にとって「餃子の”元祖”」と問われば、いわゆる「御三家」・・・<八仙>さん、<アップル>さん、<おゆき>さんの名前が真っ先に頭に浮かぶ方が多いと思いますね(笑)。

◆中華そば<思>さん:
「文横」においては、割と新しいお店さんかと思います。<思>さんも一度紹介していますね。
※<思>さんについては、以前「投稿No152.<https://morisen.net/?p=6795>」にて詳しくご紹介しております。

◆洋食の<アメグリ>さん:
かつて文横の”顔”だった「アメリカングリル」・・・・通常<アメグリ>さん。
「本店」さんが一番町に移転後も、「文横支店」さんが新しくオープンしたはず。あいにくそちらはまだ未訪。歴史の非常にある洋食屋さんです。
こちらでもご紹介の通り、あの名物の看板人形は、一番町の方に移設されました。

※一番町に移転した「本店」さんについては、以前「投稿No134.<https://morisen.net/?p=6017>」にて詳しくご紹介しております。

◆焼き鳥の<きむら >さん:
仙台で「焼き鳥」と言えば、必ず名前があがる老舗ですね。文横の「レジェンド」と称される名店です。自分は15年くらい行ってないなぁ・・・。新人の頃、上司に初めて連れていかれ、たらふくおごってもらった思い出がある思い出のお店さんです(*’▽’)♪
※ちなみに、国分町の老舗「くろ田」さんも、10年くらい未訪です(´;ω;`)・・・・

◆うなぎの<明ぼ乃>さん」
こちらは、仙台文化横丁ではなく、そのすぐ横、壱弐参横丁のお店さんです。この界隈の「連鎖横丁」全域が、とてもディープなスポットだと思います。
※<明ぼ乃>さんについては、以前「投稿No101.<https://morisen.net/?p=4864>」にて詳しくご紹介しております。

他にもいろんなお店さんがありますので、今後も折り見て、いろいろなお店さんをご紹介できたらと思います!