【杜仙・食べ歩き班_No.134】アメグリのノスタルジックなオムライス(一番町)
Posted on : 2019.05.20

どうもこんばんわ! 男塾塾長・小田島平八です。
2019年3月5日(火)の夜のことでした。急にオムライスが恋しくなりました。(私は、突発的に重度の「オムライス食べたい病」が発症します)
正直なところ、オムライスは得意料理ですので家に帰って作るのも良いですが、材料買うのも面倒だし外食することに。

この日の気分は、「オーソドックスな、昔ながらの・・・”ケチャップライスを巻き巻きした形状”のオムライスが食べたい」という欲求が湧きました。

そんなわけで、夜20時頃、洋食レストラン「アメリカングリル」さんにやって来ました。

立地的には、青葉区一番町4丁目・小田急ビルB1階にあります。

<アメリカングリル>さん・・・・略して<アメグリ>さんは、仙台の洋食屋としてはまさに「レジェンド」的な存在です。
創業はなんと70年前!1949年創業です。
文化横丁でつい最近・・・・2017年まで営業されていました。(文化横丁には「仙台市民にお馴染みの伝統的なお店」が何軒も存在しますが、その洋食屋さん代表がこちら<アメリカングリル>さんです)
第二次世界大戦後の”焼野原”の時代から、約70年間、文化横丁で営業されてきました。
2017年12月に、惜しまれつつ、こちらの一番町・三越そばの小田急ビルに移転されました。
現在のこちらのシェフは2代目です。
ちなみに、この小田急ビルに移転したすぐ後に、文化横丁の別の場所に「文横支店」という名称で分店もオープンしたらしいです。文横支店の方のシェフは3代目(息子さん)らしいです。(「文横にもまだアメグリが存在している」ってことで、口コミサイトとか拝見すると喜んでいる往年のファンの方々も大勢いらっしゃるようですね)

私は<アメグリ>さんへはかれこれ7年ぶりの訪店となるので、こちらの場所に移転後は初訪です。

小田急ビルの地下街への入り口には見覚えのある”ダンディーなオジさま”がお出迎えしてくれています(笑)

何気に、写真で見るとちょっぴり怖いですね(笑)。このマネキンは移転とともに文横からこちらに移動したので、今の文横支店には(おそらく)このマネキンは無いんでしょうね。(思えばこのマネキンも”文化横丁の馴染みの景色”の一つだった気がします)

↓この階段を降りてください。

同じフロアには、牛なべ<入間>さんや、や<ブレアハウス>さんが営業されています。

今<アメグリ>さんがある場所は、前はダイニングバーとかが入ってました。(個人的に色々思い出があるので懐かしい・・・)

文横時代は昼も夜も混んでたイメージがあります。この日はたまたまか?お客さんは私の他にはいなかったです。(そんなわけで、逆にちょっぴり緊張(笑))

内装は、「文横時代のイメージ」も残しつつ、”すっきり今風”になった感じがあります。綺麗ですね!
元々、「団塊の世代」の方々あたりまでは「たまには背伸びしてめかしこんで、<アメグリ>さんで外食を楽しむ」というルーティンが仙台にあったとか?(ちなみに僕が子供の頃・・・昭和50年代の場合は、もっと安い(今で言うファミレス的な)<森永ラブ>さんが一番町のメインストリートにあったので、自分の世代は<森永ラブ>さんがそんなテイのお店でした)

メニューもどことなくノスタルジックな印象です。

<アメグリ>さんと言えば、看板メニューは「昭和洋食の王道オムライス」、「ビーフカツレツ」や「メンチカツレツ」「ポークソテー」・・・・etc。
古き良きレシピが現代においても変わらず提供されています。
ボリュームは(今どきのお店さんと比較すると)割と少な目かなと思ってます。
色んな「コースメニュー」もありますが、ワリと少な目なので「エレガントに食事を楽しむ」という感じがします(要は、ガツガツとがっつく料理ではなく、ゆったりとアルコール片手に食事するというイメージです)

もちろんこの日の私は、脳内が100%オムライスモードでしたので躊躇することなく「オムライス」をオーダー。

15分くらいで着皿。

 

◆オムライス ¥800円

これぞ「ザ・オムライス」ですね! 昭和洋食の王道のビジュアル。ノスタルジックです。
量は割と少な目です。スタンダードな楕円形のオムライスです。

玉子は”職人技”で綺麗に巻かれて閉じられてます。(この技・・・私も若い頃に働いていた店で何度も何度も練習しましたが、こんな綺麗に巻くスキルを自分は体得できませんでした・・・。自分の場合は妥協して「自己流」で巻く術を身につけました。当然、こんな綺麗な仕上がりにはなりません。というか、比較すること自体恐れ多いですm(__)m)

玉子はやや厚めでやや半熟。中のケチャップライスはシットリ&ふんわり。
食感も絶妙。口の中でとろけます♪

ケチャップライスの具は、バターで炒めたタマネギ、ピーマン、ソーセージなどです。”酸味と甘みとシットリ感”を感じるので、おそらく(王道の)白ワインフランベだろうか?

「ポタージュスープ」は割と薄めおテイスト。クルトンがのっています。サラッとした食感で飲みやすかったです。

付け合わせは、ザワークラウトと、サラダはマカロニサラダだったかな?
ザワークラフトは個人的にあまり好きでは無いのですが、ケチャップライスとの相性は良いですね。

まさに”幅広い世代”から支持される王道のオムライスです!美味しくて美しい!

10分かからずにあっという間に完食!

私も含め、成人男子だと”正直少な目”に感じますので、これに+αでおかずに一品料理を頼んだ方が良さそう。(次回はそうしよう!)

ご馳走様でした。期待通りの”変わらぬ美味しさ”でした!
この日の”オムライスへの枯渇”も満たされました♪
次回は未食の(とても評判の)「ハンバーグ」でも食べてみようかな。

【追記】
実質、これが自分にとって「平成最後のオムライス」でした。こちら<アメグリ>さんも、昭和~平成~令和と時代が変わっても変わらず続いて欲しいなぁと願ってます。
特にオムライスは、今のままずっと変わんないで欲しいなぁ