【杜仙・食べ歩き班_No.259】煮干が香る♪美しい中華そば!(大河原)
Posted on : 2021.11.07

こんにちは! こちら『杜の仙台エステート@飯テロ担当係』です。
今回は久々にラーメン屋さんをご紹介します。

2021年7月18日(日)の13時頃、相方と2人で
大河原の「めん屋 正㐂 (まさき) 」さんを訪店。
2人とも初訪です!

住所は、宮城県柴田郡大河原町大谷末広57-6
JR「大河原駅」より徒歩5分程度です。

<正㐂>さんは、大河原の人気ラーメン専門店です。2017年8月のオープンしました。
オープン当初から「とても美しい煮干し系ラーメン」で結構な話題となりました。
たしかTVでも紹介されていたと思う。(僕も開店当時からその存在は知っていて「いつか行こう行こう・・・・」と思いながらすでに4年が経過していました(;’∀’))

店主様は、もともとラーメンではなく、和食の料理人だったとのこと。(和食歴20年とか?)
それもあってか、そんなご主人が作る中華そばは、「出汁もとても上品で、そして盛り付けがとても美しい」との評判です。

↓お店さんのネットのPR記事から引用
『【煮干出汁のこだわり】大河原の知る人ぞ知るラーメンの名店
大河原にある煮干にこだわりぬいたラーメン屋。店内は装飾は少なく、無骨な雰囲気ですが、そんな厨房から出てくるラーメンは店主のこだわりと愛情が感じられる繊細な味のラーメン。
女性にもおススメの隠れた名店です。
4種類の煮干を使用し、えぐみや苦みを極力抑えたあっさりスープが自慢です。加水が低めの自家製麺との相性も抜群です。
煮干が苦手な方でもぜひ一度お試し下さい。ご来店お待ちしております。

期待度MAX!。ずっと食べたかったのでようやく食べれる♪実は僕は、ラーメンが大好きです(*^_^*)

駐車場は店舗脇の敷地に8台。
割と広いので停めやすいですね。

お昼繁忙時間はいつも満車らしいですけど
この日はお店に到着したのが13時ちょっと前頃で、ガラガラでした♪(店内には何名かいましたけど、ご近所の方々はおそらく徒歩なんでしょうね)

入店して左手に券売機。

メニューはとてもシンプルなので迷うことはないです(笑)。しかも既にネットで予習済みでした。
デフォの中華そばが600円なので、”今時のラー専”のわりには安い方かな?と思います。

実はこの日最大の目的は、「汁なし麺」でした。
相方が「ネットで見た、こちらの汁なし麺が美味そうなのでとても食べたい!」っていうことでやって来たのですが、残念ながら売り切れでした(´;ω;`)。。。。(まぁ、次回の楽しみってことで(笑))

僕はずっと前からこちらの中華そばが食べたかったので悩まずポチリ。
相方は、「煮干し中華そば」と「和え玉」をポチリ。(「和え玉」とは?。まぁ、「替え玉」系です。あとで詳しくご紹介します。)

 

内装はとてもシンプルですね。

厨房を囲むようにカウンター席となっています。
トータル22席とのこと。

いつも混んでいるとの噂でしたが、13時だと、結構すいていました。

厨房では店主様がカッコよく湯切りをする姿が見え、臨場感がありました。

 

5分くらいでご対麺!

 

↓僕の対戦相手
◆中華そば ¥600円

おぉ~(‘Д’)、ブラボー!。ルックスが美しいねぇ!。
具は、オーソドックスに、チャーシュー、メンマ、ナルト、ネギ、海苔

↓相方の対戦相手
◆煮干し中華そば ¥650円

こちらも負けじと、ペッピンさんです! こちらの方が味が濃そうな雰囲気。
中華そばの具材+煮玉子、という構成です。(デフォで煮玉子がのっているのが、いいなぁ(笑)。)

どちらともぱっと見は”レガシー”な中華ソバ(=巷では”ノスラー”ともいうのかな?)という印象。ところが、このあと食べてみると、とても「”今風”な中華そば」でした。

↓麺は、加水率低めの自家製麺。細いパッツリ系のストレート麺です。

歯ごたえ良いねぇ♪(なにげに僕は、実は細麺が一番好きだったりします(^^ゞ。<渡辺>さんの太麺は、、実は、あくまで例外です(笑)。)
細いけど、きっちりと小麦が香ります。ゆで加減も絶妙です。嗚呼・・・これは美味いぞ!

↓スープ。

ペースは、オーソドックに鶏+豚だろうね。鶏が勝っているとおもう。鶏油がわりと多めで、なかなかオイリーな感じ。
そしてここからがこちらの真骨頂。煮干しの風味がほわーんと香る!!!
煮干しといってもそんなにエグミはないです。
ほのかなエグミ。なので、「ふんわり煮干しが漂う」という口当たりです。
いやぁ~、鶏の旨味と煮干しの旨味が、程よくうまく調和されていますね~。
鶏油が多めなのでとても熱々です。めちゃくちゃ美味いぞ!

チャーシューは味がしっかりとついていて柔らかく、ホロっとしています。
メンマは歯ごたえがありいい感じ。

小麦香るこのパッツリ細ストレート麺は、鶏+煮干しのスープとの相性が抜群です!

久しぶりに唸るような美味しい中華そばに出逢えました(‘ω’)!
無我夢中で、麺とスープを堪能しました♪

 

↓相方の煮干中華そば。

↑「汁なし」が売り切れていた不安もなんのその?、相方も無我夢中で堪能していました(笑)。

途中、僕の中華そばと交換し食べ比べ。

↓相方の煮干中華そばは、僕の中華そばに比べ、煮干し感がもっと前面に出ているね!

かといって、今流行りの「ニボニボ」「極ニボ」のようなくどさは全くありません。「上品な旨味」です。
まぁ、中華そばよりはエグミを感じましたが、全く気にならない程度です。
「今風」ではあるんですけど、どことなく「昔ながら」・・・の印象(例えるなら、味わいはちょっと違いますが<長町ラーメン>さんや<太平楽>さんなんかと同じような装いかなぁ。いや、僕の個人的な好みでは・・・こちらの方がずっと好みです♪)

煮たまごも優等生(半熟加減が良い感じ)とのことでした。

遅れること3分、相方の発注したデザート?「和え玉」の登場!

◆和え玉 ¥150円

先述のとおり相方は「汁なし麺」食べたかったのですが、あいにくの売り切れ。
その代役に、この「和え玉」をチョイスしました。
事前に口コミサイトで・・・・『「汁なし麺」も「和え玉」も、どちらも「細麺の魚介がほどよく絡む、スッキリしたテイストの汁なし麺」である』・・・ということは予習済みでした。(相方はこの類の”和風・細麺の混ぜソバ系”が大好きなようです。代表格は、<神楽>さんのまぜそば。あるいは<ふじやま>さんの味付替玉。なにげに混ぜそばや汁無し系って「油ギラギラ系」「ニンニク効いた太麺のジャンキー系」が主流なので、こちらや<神楽>さんのような「細麺のスッキリ和系テイスト」って希少価値だと思っています。もし他にお店あったら是非!ガチで!教えてください(‘◇’)ゞ)

※<神楽>さんについては、以前「投稿No7.<https://morisen.net/?p=2396>」にて詳しくご紹介しております。その他、何度か番外編でもご紹介しています。(あっ、まぜそばは番外編の方でご紹介してます。→例えば<https://morisen.net/?p=8518>など)
※<ふじやま>さんについては、以前「投稿No33.<https://morisen.net/?p=2919>」にて詳しくご紹介しております。

サイドメニュー的な品ですので子丼で提供されました。出汁で味付けされた細麺。その上にほぐしチャーシュー+ネギが乗ったシンプルな構成です。味付けは、おそらく魚粉+香味油かな?

細麺は水でしっかりとシメられていてヒンヤリしてます。
中華そば同様パツパツした歯ざわり。
一見、「替え玉」のようにラーメンに入れるのかな?と思うところですが、基本はそのまま食べるのがセオリーのようです。(まあ、入れても美味しんでしょうけどね)

いや、ラーメンに入れるどころか、むしろ「ラーメンの余ったスープでスープ割りする」という楽しみ方があるようです。
僕も一口だけもらいましたが、これは美味しですねぇ。(想像通り、<ふじやま>さんの味付替玉に似た印象です)

 

幸せな時間はあっという間・・・。
ご馳走様でした。

とても美味しかったです!
個人的に、「最近”新規開拓”したラー専」の中では断トツに美味しいお店でした。

もし仙台マチナカにあったとしたら頻繁に通うと思います。(大河原の方々が羨ましい・・・)

次回いつになるかわかりませんが確実に再訪します。

 

【追記】
◆相方は「次回こそ汁なし麺を食べたい!」と息巻いてました(笑)(僕は次回は、煮干し中華を食べようかな)
◆仙南・・・県南方面まで行ってしまうと、個人的な「中華ソバの聖地」ともいえる、白石の<中華亭(本店)>さんがあります。そちらは我が人生において、もちろん絶対に外せな店なんですけど、今回<正㐂>さんという新たな強敵?を覚えてしまったので、今後は「どちらに行こうか?」と、嬉しい悩みが増えてしまいました(笑)。
※<中華亭(本店)>さんについては、以前「投稿No88.<https://morisen.net/?p=4447>」にて詳しくご紹介しております。その他、何度か番外編でもご紹介しています