【杜仙・食べ歩き班_No.192】タンメンが有名なお店(In白石)
Posted on : 2020.07.04

こんにちは!こちら杜仙・食べ歩き班です。
※本投稿は、2019年秋の食べ歩き記録です。

2019年11月23日(土)、
宮城県白石市の「中華料理 芝その軒(しばそのけん)」さんに
行って来ました。

<芝その軒>さんは、白石中心部で大昔から営業されている中華料理屋さんで、「タンメンとあんかけ焼きそばがとても有名なお店」さんです。
特に「タンメン」に関しては、「県内屈指の美味しいタンメン」が食べれることで昭和の頃から有名。噂だと、白石でかれこれ63年以上営業しているらしい(=たぶん創業1957年頃ってことかな?)。

実は僕は今回、初訪ですm(__)m。長年の宿題でした。
個人的には、幼少の頃から「白石で食事」というと、必然的に・・・・
<中華亭(本店)>さんor<龍亭(白石)>さんor「いろんな、うーめん(温麺)の美味しい店」
・・・に足が向きました。
この日も実は、最初の目的は<中華亭(本店)>さんでしたm(__)m
ところが・・・・まさかの臨時休業(=”まさか”とはいっても<中華亭(本店)>さんの臨時休業はよくあることです(笑)) そして、<龍亭(白石)>さんに向かったのですが・・・そちらも・・・あれ?暖簾がかかっていない・・・。
※僕が一番好きな中華そば・<中華店(本店)>さんについては、以前「投稿No88.<https://morisen.net/?p=4447>」にて詳しくご紹介しております。
※<龍亭(白石)>さんについては、以前「投稿No85.<https://morisen.net/?p=4340>」にて詳しくご紹介しております

※実は後から知ったのですが、、、どうやら・・・・<龍亭(白石)>さん、閉店したらしい。。。。幼少の頃から思い出があるお店でしたのでかなりショックです・・・(涙)。

うーん・・・・せっかく白石来たのに、これは弱った・・・・。この日は「うーめん」という気分でもないし・・・。バイパスにいろんなチェーン店はあるけどそんな気分でもないし・・・・。
そうだ!長年の宿題だった「芝その軒のタンメン」を食べよう!

そうなると話は早い。
まだ11時前なので開店時間に間に合うはず。急いで、<芝その軒>さんにGO!

住所は、白石市字清水小路25-3。JR白石駅から歩いて5~6分のロケーションです。

店の前に来るのも初めてです。

↑外観は、おお!・・・・中華料理屋・・・・というよりもちょっとした「工務店」っぽい面構えのビルですね(笑)。

↑店舗と道路挟んだところに駐車場があります。10台ぶんほどあります。11時開店頃についたですが既に先客の車が停まっています。やはりなかなかの人気っぷりですね!

 

客席は33席(小上がり5人×1 4人×3 テーブル4人×4)

なんか落ち着く店内でしたよ。

既に4組が座っており、後客も続々入ってきました。(すぐに5割ほどの入りに)

噂だと<芝その軒>さんは、なんでも3代にわたり家族経営されてきたらしい。
とてもアットホームな雰囲気。
地元に愛される町食堂という雰囲気で、女性スタッフさんの雰囲気&接客もとても柔らかく、なんだかとても落ち着く店内でした♪

これは、”地元の方に愛されているお店だな”ってすぐにわかります。
かといって口コミ情報では、地元民だけでなく、道行くサラリーマンにも大人気とのこと。

 

↓メニューはこんな感じ。

↑メニューの随所に「補足説明」が書かれていて、料理に対する「こだわり」「アピール感」「愛情」がヒシヒシと伝わってきますね。

人気はタンメンとあんかけ焼きそばです。1番人気はタンメン、あんかけ焼きそば、
その他にチャーハンもしっとり系で人気があるみたいですね。
正直なところ、価格設定は、ロケーションを考慮すると、やや高めかな?(仙台マチナカ・仙台中心圏内の中華飯店と価格が一緒です。)

今回はもちろん、僕自身の「長年の宿題」だった「タンメン」をオーダー。

まわりも「タンメン」か「あんかけ焼きそば」のオーダーが多かったですね。
客がそこそこいらいたので、少し時間がかかりました。

 

約10分弱ほど待ち、着丼。

 

◆タンメン ¥750円

これが、かの有名な「芝その軒のタンメン」です! 初めてご対面が叶い、ちょっと感動(笑)。

野菜沢山の塩ベーススープがとても美味しそうなビジュアルです。
具材は、豚肉・白菜・もやし・キャベツ・ニンジン・筍・木耳・ネギ。
これらの具材を中華鍋で炒め、清湯スープが投入された熱々の「王道のタンメン」です。

まずはスープを一口。

スッキリした清湯ベースの塩分が絶妙の濃さのスープ。
そこに強火で炒められ、甘味が醸し出された香ばしい野菜。そして生姜がじんわりと香ります。嗚呼・・・、ウマい♪
なんだかとても、ノスタルジックなタンメンです。”昭和”を感じます。
一口じゃなくて、一気に五口くらい飲んでしまった(笑)。

麺は、タンメンとしては珍しいやや太めの麺。

なんでも、「製麺後、冷蔵庫で2~3日の間低温熟成させた自家製麺を使用」とのことです。
中太ストレートで、柔らかめの仕上げ。もちもち食感です。
なんだかザラッとした感じもあり、不思議な食感も同居してました。
巷のタンメンは「ストレート細麺」が多いので、この麺については好き・嫌いは分かれそうですが、僕はこのタンメンにあっているような気がしました。
総じて”存在感のある麺”ですね。

あらためてスープを・・・。

嗚呼・・・野菜からに滲み出た旨みと生姜の香りが、絶妙の塩梅です!
塩分と甘みのバランスが絶妙。胃に染みわたる♪(なんでも、塩分の決め手は、三種類をブレンドした塩らしいです。)

炒めた豚肉の動物系の旨味も感じます。

スープで炒めたたっぷり野菜。

野菜の炒め加減が絶妙。とても食感が良い。
筍や木耳などの具体もコリコリしていて美味しい。
全体的にシャキシャキとした食感です。

あらためて、このモチっとした中太麺ととてもあうな。

10分くらいで完食。

御馳走様でした。

さすがは人気店! 「芝その軒のタンメン」、噂通りかなりうまかったです!
自分の中で、「タンメン部門」で暫定1位です。大満足♪

総じて「決して奇をてらっていない、昭和の味わいのタンメン」ですが、とても奥ゆかしい味わいで、大昔から伝説となっているのも理解できた気がしました。
懐かしいタンメンを召し上がりたい方にはお勧めですよ。

【追記】
◆今回、長年の宿題果たしました。確実に再訪すると思います。次回はあんかけ焼きそばだな!(いや・・・たぶんまだ、タンメンを注文していまいそう(笑)。とてもこのタンメンが気に入ってしまった)
◆途中でちらっとご紹介した、白石の有名店<中華亭(本店)>さん。そして、その分店が蔵王の<中華亭(分店)>さん。
※<中華亭(分店)>さんについては、以前「投稿No8.<https://morisen.net/?p=2416>」にて詳しくご紹介しております。
実は衝撃のニュース(朗報)が!
なんと、<中華亭(分店)>さんの方の更に「分店」がまもなく「五橋」にオープンします!(本当は5月オープンと噂されていましたがコロナの影響で7月に延期したようです。なので、まさに今、開店直前の状況?)
「白石本店」と「蔵王分店」は基本的に同じ中華ソバではるものの、少し仕上がり等が違います。昨今だと「蔵王分店」の方が人気が高いようです(どっちも好きですが僕は本店派)
それにしても、まさかの「中華亭の仙台出店」ですよ??
とても驚きですしとても嬉しい限りです♪いまから楽しみです♪
五橋界隈は、最近、仙台屈指の激戦区になってきました。とても楽しみです。