こんにちは! こちら、杜仙・食べ歩き班です。
今回ご紹介するのは青葉区中央のラー専
「伊藤商店 仙台朝市店 」さん。
2024年1月3日(水)13時過ぎ、相方と2人で訪店しました。こちらへは初訪です。
「伊藤商店」さんは、仙台における「喜多方ラーメン専門店」の大御所です。
震災のちょっと前に産声を上げ、以降着々と店舗を増やされました。
当該ブログにおいても以前、「フレスポ富沢店」さんを詳しくご紹介したことがあります。
※<伊藤商店(富沢)>さんについては、以前「投稿No285.<https://morisen.net/?p=12414>」にてかなり詳しくご紹介しております。
そんな「伊藤商店」さん、これまでは「仙台郊外」「ロードサイド」にしか店舗がありませんでしたが、まさかの仙台駅前にオープン!!
仙台のラー専業界は大いにざわつきました。それが今回ご紹介する「仙台朝市店」さんです。
<伊藤商店(仙台朝市)>さんは、立地条件もあってか?これまでと違ってちょっと特殊な営業形態みたいなのでその辺も合わせてご紹介いたします。
まずは「伊藤商店」さんをご紹介。
========================
💡💡「伊藤商店」さんとは?👀💡💡
<伊藤商店(富沢)>さんの投稿の際にかなり詳しくご紹介していますが、再度あらためてザックリご紹介します。
◆「宮城で食べれる喜多方ラーメン」の代名詞的存在
◆朝ラーが食べれるお店として仙台では元祖ともいえるお店
◆それほどラーメン食べない方でもすぐに名前が出て来る認知度が高いお店
◆本店は「青葉区落合」に2011年6月にオープン。
◆2号店は「泉区泉が丘」に2012年10/1オープン
⇔この2店舗は、約13年くらい前から仙台において人気上位店舗でした。もし、「仙台ラー専業界を牽引してきたお店(震災以降)」というランキングあれば、2店舗とも確実に③クインする功績の残されています。
◆今や、仙台市のみならず隣県にも規模を拡大しました! 現在(たしか)「16店舗ほどチェーン展開」されている模様(なんと、喜多方ラーメンの本場、福島にも店舗を開店しました)
※ちなみに僕は、いまだに「本店」さんはまだ未訪です(一度は行ってみたいのですが、落合に行くとついつい<みずさわ屋>さんに行ってしまうm(__)m)
※↓店舗一覧
<https://kumonoue-iko.com/category/store-introduction/>
「伊藤商店さんは、そんな「飛ぶ鳥を落とす勢い」のラーメン専門店です!
◆看板メニューは、中華そば「金」と「白」
前者は「あっさり」。後者は「背脂チャッチャ」
↓お店さんのネット記事を要約
『
・豚や貝、にぼしなど動物系の食材をブレンドして、4時間ほどコトコト静かに煮こんで作っている。
・濁りがなく、朝でもすっきり飲める透き通ったスープに仕上げている。
・色の薄いタイプのしょうゆを使って作っている。よく塩ラーメンに間違われる(笑)。
』
『
・店でその都度手揉みしてちぢれを入れることで、スープが絡みやすくしてある。
・朝ラーの本場、喜多方にある製麺所に独自の小麦の配合で依頼し、作ってもらってる」
』
◆お店さんの公式HP
↓
<https://kumonoue-iko.com/>
========================
💡💡<伊藤商店(仙台朝市)>さんてどんなお店??👀💡💡
◆2022年2月オープン
◆住所は宮城県仙台市青葉区中央3丁目8-5 前原ビル1F。
JR仙台駅 徒歩5分未満のロケーション。。
仙台駅西口・・・いわゆる「駅前(えきまえ)」です。
仙台市民にとって、「駅前」の聖地と言えば仙台朝市💡。
仙台朝市は、新鮮なお魚やお野菜のお店が立ち並んで朝から活気のある商店街です。まさに仙台市民の台所です。
立地的には、仙台駅西口にある、エンドーチェーン・・・もとい!💦(笑)、パルコ2の裏手に市場です。
そんな「仙台朝一」にまさかの伊藤商店がオープンでしたので、2022年当時、かなりざわつきました。
朝市で「朝ラー」ができるようになった・・・、
仙台市民にとって、とても画期的な出来事でした。
◆「朝はラーメン」「夜は居酒屋」の二毛作営業
→朝7時から15時までが「伊藤商店」という屋号で営業
→17時から~居酒屋「ぼんてん漁港」として屋号で営業
「?!ぼんてん!?」
なんと「ぼんてんグループ」の有名店舗が同じ建物で営業しています。
※「ぼんてんグループ」については、最近「投稿No379.<https://morisen.net/?p=17400>」、<ぼんてん酒場>さんの紹介記事にてザックリご紹介しています。
↓そもそも看板見ると・・・「ぼんてん漁港 伊藤商店 」両方書いてますよよね??
↑YAHOOなんかで検索かけると、正式名称は「ぼんてん漁港 伊藤商店 仙台朝市店」
として表示されます👀💡
という事で、ちょっと特殊な営業形態のお店のご様子です。
まぁ、ユーザ目線だとそれぞれの楽しみがあっていいですね(`・ω・´)b。でも、間違って夜にラーメンを食べに来ないようにしてくださいね(笑)。
※「伊藤商店」さんと「ぼんてん漁港」さんは(詳しいことは存じ上げておりませんが、おそらく)経営母体が異なると
お見受けします。従いまして、単なる二毛作営業では無いですよね👀。タイアップした営業をされている・・・そんな感じなんでしょうかな?
ネットにて「ぼんてん漁港 仙台朝市」さん目線での紹介記事だと次のように書かれています。
↓
『仙台朝市の中にある居酒屋です。昼間はラーメン屋として営業しております。
新鮮な魚がリーズナブルに食べられるお店です。』
◆「伊藤商店」としてのメニュー
そんなわけで「伊藤商店」さん「ぼんてん漁港」さんとしてのメニューが存在しますが、「伊藤商店」さんのメニューとしては、「他の店舗と(細かい差はありますが)だいたい一緒」という感じです。詳細は後述します。
◆朝7時から開店
「こんなに早い時間から!(゜o゜)!」・・・と言いかけましたが、むしろ「仙台朝市」だと全く違和感ない時間帯ですね(笑)。
そして、朝営業の主役、かの有名な「格安の朝ラー」は、他店舗同様、朝7時~朝10時までの提供となっています。
========================
ちなみに僕は、(以前も書きましたとおり)昔はあまり「伊藤商店」さんは、それほど刺さるお店さんではありませんでした(”◇”)ゞ。
10年くらい前に数回、”某店”さんで「白」や「金」、そしてサイドメニューなんかも何度か食べましたが「まぁまぁ美味しいかな~」程度でした(ファンの方々すいません💦)
(それと、その”某店”さんのオペレーション面で・・・いろいろと「むむむ(-“-)」って感じるところがあり、しばらく遠のいてました)。
ところが・・・・「フォレスト富沢店」さんで初めて(当時)わずか500円の「超シンプルな朝ラー」の味わいに魅了され、ブログでご紹介したとおりです(`・ω・´)b。
※その時の投稿はこちら→「投稿No285.<https://morisen.net/?p=12414>」
その後も「フォレスト富沢店」さんで、数回ほど朝ラーを食べました。
そんなわけで、おそらくもう・・・・8年くらい、普通の「金」や「白」はご無沙汰してました。
前置きが長くなりましたm(__)m。
ということで、この日は2024年1月3日。僕にとって記念すべき今年の初ラーでした🔰、
お目当てにしていてお店に数軒フラレ(今年は、「3日:店休で、4日:営業開始」のお店が多かった💦)、
さてどうしようか?🤔。
「そうだ💡”仙台朝一の伊藤商店”、まだ未訪だったな。朝ラーは富沢で何度か食べたけど
しばらく「金」や「白」を食べていないな。行って見るか!」
↑した。
既に午後なので、もう「朝ラー」は販売されていない時間帯ですが、お店の名物ということで、「朝ラー」の旗がかかっています。
↑お店の「ヤ」のマーク?も。
↓暖簾をくぐると「いらっしゃいませ!」の大きな掛け声。
入口右手に食券機があります。
↓他の店舗同様に、まずは食券を購入してから席に着くスタイルです。
↑ざっとメニューをご紹介↓
そんなに「フレスポ富沢店」さんといろいろメニューが異なりますが、基本となる「金」と「白」、そして「朝ラー」は同一価格のはず。
ちなみに前回「フレスポ富沢店」さんを訪店したのが10ヶ月前なので、価格は多少は値上がりしていますね。
まず大きくは、「金」と「白」の種類です。
・「金」はあっさりスープ。
⇔「伊藤商店」さんの中華そばは、本場<坂内食堂>さんのような「限りなく塩ラーメンに近いような薄いスープ」です。(喜多方ラーメンは、「醤油色がくっきり」のお店さんと、<坂内食堂>さんのような「薄い琥珀色」の2種類のお店があります)
・「白」はこってりスープ。
⇔「金」+「背脂チャッチャ」という仕様。背脂がのっているのでビジュアルが「白」です。
💡「フレスポ富沢店」さんでみかけた「黒」、「アブラそば」「つけ麺」は販売されていないご様子👀💡
・トッピング
⇔上記3種類に対して、半熟煮玉子やチャーシュー、ネギなどをトッピングできます。
(前も書きましたが)喜多方にネギは大人気の組み合わせです。
・そして、「朝ラー」
⇔朝の時間帯だけボタンが活性化されます。
以前は「500円」という安さでしたが、さすがに今現在は「600円」です。
・ご飯類
💡「フレスポ富沢店」さんと比較するとサイドメニューのご飯類が充実してます👀💡
⇔どちらの店舗にもある「肉飯」はもとより、「ミニカツ丼」「辛子明太子丼」「中落ち丼」まであります(゜o゜)!!
「中落ち丼」なんかは確実に・・・夜の部「ぼんてん漁港」さん絡みのメニューとお見受けします(おそらく両店舗で共通のメニューかな?)
相方は「金の中華そば」を、僕は「白のねぎ中華そば」と「大盛」をポチリ。
まだ13時過ぎですが、店内は既にガラガラでした。(朝ラーは人気あるんだろうけど、お昼時間帯は、繁忙タイムを過ぎると、すいているのかな?。でも、初売りで混みあうシーズンだったのでちょっとビックリでした)
ガラガラなので好きな席へ座れました。
カウンター席とお店の中央にはテーブル席があり、店内は結構広々としていました。
店内は、完全に居酒屋の風景です(笑)。(こうしてみると、あらためて・・・
「ぼんてん漁港さんの店舗を、朝と昼だけ伊藤商店さんが間借りしている」・・・そんな印象を受けました)
ネットの記事によると席数は全部で 42席(テーブル30席、カウンター12席)。
居酒屋なので雑然とした雰囲気もありますが、最近できたお店なのでとても綺麗です。
↓「ぼんてん漁港」さんのメニューも置いてました。
↓卓上に、最近の「千ベロ居酒屋」でよく見かけるセルフのサーバーがありました。
レモンサワーとジムビームかな? ますますどう見ても居酒屋です(笑)。
5分くらいで2つ当時に着丼!
相方のチョイス
↓
◆金の中華そば ¥750円
具材はホウレン草・メンマ・ネギ・チャーシュー。
この「金」は、「伊藤商店」で一番オーソドックスなお品です。お店の一番の顏。
「伊藤商店」さんのビジュアルは<坂内食堂>さんみたいな「塩ラーメンに近い薄色」です。
最近富沢で食べていた「朝ラー」と比較すると、具材がしっかり入っているので、「朝ラーのゴージャス版」感じです。
💡「金」は、見た目通りかなりアッサリしているので評価は結構別れるところです🤔。でも、無難に美味しいので、初訪の方は、まずはこれを食べましょう💡
僕のチョイス
↓
◆白のねぎ中華そば(大盛) ¥1,050円(+100円)
具材はホウレン草・メンマ・千切りネギ・チャーシュー。
金を食べたことがある方は、次に白を試しましょう(ただし背脂苦手な方はやめときましょう)
今回は久々なので、少し奮発して、「ねぎ」トッピングバージョンにしました。
💡僕は白自体、約8年ぶりに食べるのでだいぶ記憶が薄れています。
以前の印象では・・・・「普通に美味しい、薄口醤油の背脂チャッツチャ」でした。
少し刺激を求めて「ねぎ」にしてみました。💡
おっと・・・ご紹介する前から御託を並べてしまった(;^_^A💦。
僕が食べていた「白ねぎ(大盛)」がこちら。
↓喜多方ラーメンの最大の特徴である麺。少し縮めのある、平打ち状の中太麺です。
口当たりはとてもプリプリ♪ 食感はモチモチ♪ 小麦の風味もしっかり漂います。
これぞ喜多方麺だなぁ~。超美味い(^O^)!
そしてスープ。豚と魚介の旨味がギュッとつまっているスープ・・・それが「金」の仕様ですが、「白」はそれに加え「背脂の甘味」がグワーンときます。
甘いけどうまいねぇ。そしてねぎの少しピり辛な風味が背脂を引き立ててます。
(これ・・・「ねぎ」トッピングにして正解でした。今後も白を食べる時にはんねぎにします(`・ω・´)b)
嗚呼・・・プリプリ&モチモチ感がたまりません(*’▽’)。
「啜る時の満足感/噛みしめた時の至福感/喉ごしの心地よさ」
チャーシューは、「豚ロース」。とてもホロホロした柔らかい食感♪
噛み応えもあります。(朝ラーはたしか「豚バラ」だったかな🤔?)。
サイズが朝ラーよりも2倍あるので嬉しいです。
ほうれん草はシャキシャキ。メンマもコリっとした食感。
脇役達は地味ですが、きちんと存在感があります。
プリプリ&もちもちの麺と、旨味がギュッとつまったスープとを夢中で堪能。至福♪。
途中からSB胡椒でスパイスを与えて、楽しみました(`・ω・´)b(机上に七味系の調味料が全くないけど、これ、辛みあればもっと引き立つのにね。惜しいなぁ)
相方の白もご紹介。
まぁ基本的に以前ご紹介した「朝らー」とほぼ同じような感想となります。
「シンプルで薄くて地味なんだけど、胃に染み渡る旨味」
「黄金色」と称される、透明感のあるスープと平打ち麺。
白と同様、ぷりぷり&もちもちの麺。これぞ喜多方ラーメンです!
(あらためて・・・僕が普段、贔屓にしている「田中そば店」さんは決して「王道の喜多方ラーメン」ではないんだなって実感します。あちらはあくまで「喜多方インスパイア」「喜多方リスペクト仕様」です。あちらの麺は、明らかに細いですし、食感も見た目も異なります故。もちろん「田中そば店」さん、とても美味しくて大好きですけどね(`・ω・´)b。ぶっちゃけたハナシ・・・僕は「伊藤商店」さんよりも「田中そば店」さんの方が好きです(笑)。でも、こと麺に関して言えば、「伊藤商店」さんの麺の方が好きですねぇ)
魚介系の風味を感じるあっさりスープ。
薄く見えるスープなので、一見「塩?」と感じる方もいますが、間違いなく醤油が効いています。
(まぁ、「黄金色」ってのは大袈裟な表現がが気がします(笑)。「黄金色」というのは、<嘉一>さんみたいな色合いが「黄金色」だとすると、こちらの色は塩ラーメンの色合いに限りなく近い薄い色。)
スープ一口もらいました。あれ?なんとなく「朝ラー」よりも旨味が強みですね?
(すいません、自信ないです。もしかしたら手ブレもあるかも知れませんし。なにぶん・・・僕は「金」も8年以上食べていなかったので(;^_^A)
動物系と魚介系のブレンドされたスープで、クセが無くてグイグイ飲み干せます。平打ちの中太ちぢれ麺に、こんな絶品スープが絡み、最高です(`・ω・´)b。
ご馳走様でした。どちらも美味しかったです!
大盛りだととても満足感がありました。
8年ぶりに「金」と「白」を食べましたが、記憶以上にとても美味しかったです(^^♪。
「金」は、「朝ラー」より旨味がグワーンときましたし、「白」は「トッピングねぎ」にする楽しみを覚えました(`・ω・´)b。
もはや「朝ラー」が600円にまで値上がりしたので、(要はそれほど安くはないので)今後は、「金」と「白」をトッピング混みでガッツリ食べたいと思いました(*^^)v
店内ガラガラではありましたが、様子を見るとお客さんが途切れ無しには入ってくるご様子。そして、それを捌くスタッフさん達もスムーズでした(あの”某店舗”・・・8年以上行ってないけどいつも・・・酷かったなあ・・・)。
さてさて、「伊藤商店」さんは沢山店舗がありますが、「朝市店」は仙台駅前なので、個人的には、ロケーション的にも行きやすいので、「伊藤商店」さんで食べたい時は。今後は「朝市店」さんを贔屓にしそうです(‘◇’)ゞ。また必ず行きます!
【追記】
◆喜多方ラーメン や 朝ラーメンについて
以前の「フレスポ富沢店」の紹介記事の際に、いろいろと情報を整理していますのでご興味ある方はご覧ください。
※その投稿がこちら→「投稿No285.<https://morisen.net/?p=12414>」
尚、僕はそれほど熱い喜多方ファンではないので、実は記事を書いたっきりで、その後は見ていないです(笑)。
◆どうでも良いハナシですが、古い仙台人の感覚だと・・・朝市を人に説明する際に、「エンドーチェーン裏にある市場」っていう「古い時代の表現」がとても自然だと感じます。
逆に、「現在の正しい表現」=「パルコ2の裏にある市場」って表現は、なんだか違和感を覚えませんか??👀。なんでだろ(笑)。(パルコ2って地場企業じゃないからかも🤔)