【杜仙・食べ歩き班_No.362】昭和6年創業! クリスロードの老舗食堂
Posted on : 2023.10.22

こんにちは! こちら、杜仙・食べ歩き班です。
今回ご紹介するのは青葉区中央「ラーメン 末広本店さん。
赤い看板がとても目立つ、クリスロード路地裏の食堂です。

仙台に長くお住まいの方だったらおそらく一度は目にしたことがある建物じゃないでしょうか?

 

僕は仙台生まれ仙台育ちの生粋の仙台っ子です。(産まれてこのかた・・・一度も仙台の外に引っ越したことが無い、世間知らずです(^^ゞ。)
そんな、「仙台で生まれ育ち半世紀」の僕にとって、<末広本店>さんはこれまでの人生で何度も利用しているお店さんです。
しかし食べ歩きブログを書き始めて既に5年半経過。あろうことか・・・・まだ<末広本店>さんをブログでまだ一度も紹介していなかった👀💦💦

今回、ようやくご紹介させて頂きますm(__)m。

 

<末広本店>さんは中央通りクリスロードにあるとても大衆的な雰囲気の食堂です。

住所は仙台市青葉区中央2-2-36
あおば通駅から100メートルくらい地下鉄仙台駅下車5分くらいのロケーション。
青葉通りと中央通りアーケード(クリスロード)を結ぶ細い路地にあります。

お隣には姉妹店のお蕎麦屋「末広庵」さんがあります。
どちらも老舗なので、この並びは独特のオーラがありますねぇ。

創業は昭和6年(1931年)👀💡
今年で創業から92年を迎えた、超・老舗店です。
”栄枯盛衰がめまぐるしいこの仙台という東北地方最大都市” において・・・・しかもその一番賑やかな商店街・中央通りクリスロードのロケーションにて(・・・というかクリスロードができるはるか大昔から)90年以上もそこに威風堂々と店を構える食堂です。クリスロードの生き証人と言っても過言ではない偉大なレジェンド店です。(よく、ちょっと古びたお店に対し「老舗」という単語が安易に使用されがちですが、こちらこそ正真正銘の「老舗」です。)

大衆食堂と町中華を足して割ったようなお店。
町中華?⇔中華系のメニューが少ない(回鍋肉も焼売も酢豚もありません)
大衆食堂?⇔定食系のメニューが少ない(肉野菜炒め定食も唐揚げ定食もありません)
ラーメン屋?⇔確かに、ラーメンの種類はそこそこ多い。しかし何気に、
カツ丼やカレーみたいな食堂チックなメニューもあります)
・・・・という事で「ラーメン食堂」という呼び方が妥当かも知れません。

ネットで見つけたお店さんからメッセージ

『昭和6年創業。麺は自家製麺となっております。透明で済んだスープは昔ながらの懐かしい味。お昼時は買い物客やサラリーマンで賑わいます。』

メニューはのちほど説明します。

 

僕は初訪は、今から35年以上も前・・・・中坊の頃に友達と利用したのが初めてでした。
でも10代の頃は正直・・・数えるほどしか利用したことがありません(なぜか、子供の頃から
親と来たことは一度もありません。家族で来るときは、こと中華系やラーメンを食べる場合はもっぱら・・・<一番町泰陽楼>さんや、大昔電ビル裏にあった、<龍宝>さんが圧倒的に多かったです。)
で、こちらには20代になって就職してからたまに来るようになりました。
20代の頃は、それこそツキイチくらいの頻度で来ていたかも知れません。
(そんなに頻繁に通った記憶はないですけど、35年以上・・・・なんだかんだで100回近くはフラッと訪店しているような気はします。)

失礼を承知で言ってしまうと、とりたてて「何が特別美味しい」というお店ではありません(^^ゞ。
「老若男女に好かれる、どことなく懐かしい風貌&味わいの品々」が特徴。
そして、立地的な事情かと思いますが昔から・・・「そこそこ高いお店」・・・でした(^^ゞ。
それでも、昔からたまに、なんとかく吸い込まれるように入ってしまうお店なんですよね~。

今では・・・年に1回利用するかしないかですけど、20代~30代前半の(お財布に余裕があった)時代は、たまにお昼や晩御飯に利用していました。

 

お店の前は1年を通して人々が大勢行き交うロケーションです。
僕もこれまでの人生、この道の前を数えきれないくらい歩きました。
そして、老若男女問わず、吸い込まれるようにお店に入っていきます(笑)。
中でも、サラリーマンやご年配の方達などがお店へ入る姿がお馴染みの光景です。
この建物、完全にこの通りに根付いていますよね(^^ゞ。

 

↓店頭の食品サンプルがノスタルジック!

 

 

昼時はいつも超満員。サラリーマンや買い物ついでのお客様でごった返している印象です。
僕は35年以上前から来てますけど、店内は昔から全く変わりません。
・・・あれっ👀?!

・・・・・?!んん(..)?!・・・・

?!?!なんで券売機があるんだ?!?!

これは、衝撃的な変化です!!!

実はこれまではこのようなシステムでした

・入店すると右手に、さながら銭湯の番台のような席があり、そこにおばちゃんが座っている
・そのおばちゃんに注文をして食券を購入し、席に着きます。
・席についたら給仕さん(もしくはそのおばちゃん)がやって来て食券をちぎって回収する。

このシステム、知らないと結構テンパるんですよね(笑)。初見参のお客さんは、席に着こうとすると・・・入口で「先にこちらで食券お願いしま~す」と言われ、ほぼ「えっ?!」となる(と言うか、そもそも自動ドアが開いた瞬間に視界におばちゃんが入り、「ビクっ!」となる)。
そして、2回目の訪店からは、「あらかじめ店頭の食品サンプルを眺めつつ、お店に入ると同時に、番台の上の壁に貼られたメニューを急いで見ておばちゃんに注文する」・・・そんな光景でした。
なんだかとても独特な、味のある運営だったんですよ。
(お年寄りのお客さんも非常に多いので、「席着いて食べる決めてから買いに来るね」というお客さんもたまにお見かけしますけどね)

というシステムを、初訪から35年以上見てきました。(その旨、当該ブログにてドヤ顔で紹介する予定でした(^^;))

たまたま写真が残っていました(ピンボケですいませんm(__)m)
以前はこのように、お店に入るとおばちゃんに注文を告げ、食券をまず購入する
システムでした。

!!!・・・・・ところが・・・・・!!!
つい最近、1年数ヶ月ぶりに来たら
「番台が無い! おばちゃんがいない!」
「券売機が導入されているぞ(゚д゚)!!」
35年以上通っている僕にとっては衝撃的な進化でした!
(便利になったのかも知れませんけど、なんだか寂しいなぁと思うのは僕だけではないと思います)


ほら・・・この通り・・・券売機でお客さんが購入していても、おばちゃんは見向きもしなくなった(笑)。

 

 

さてさて・・・そのあとは席に着くと、おばちゃんがこれまで同様に、食券をちぎりに来る運用でした。(尚、夕方以降の暇な時間帯は、食券を買うと当時に、おばちゃんがちぎってくれて、そのあと席に移動することが多いです)

 

↓メニューをご紹介。

冒頭で「そこそこ高いお店」と書きましたが、この価格を見ると「そんなに高くないんじゃないの?」と言う方が多数おられるかと思います。
この現在の価格状況につきまして、補足させていた来ますと・・・・
実は<末広本店>さん、長いことあまり値上げしてないと思われます。
最近訪店した際にはさすがに少しだけ値上がりしていましたが(ここ1年間の稀に見る物価高騰の影響もあってか、他店同様、さすがに値上がりしました。それでもたかだか50円程度ですし・・・)、<末広本店>さん、実はここ10年間の間だけ見ても、あまり値上がりしていないんですよ・・・。

つまりは・・・・
「昔は、他所よりも、かなりお高めだった。」

「他所のお店は軒並み・・・この10年間でおそらく200~300円くらい高くなった。でも、<末広本店>さんはあまり値上がりしていない」

なので現在はよそのお店さんとほぼ同じプライスよそのお店の物価がこちらに追いついた(笑))。
・・・・ということです(‘◇’)ゞ。
という事で、現在は決して高いお店ではありません(`・ω・´)b。

↓壁にはお得なセットメニューがPRされています。

💡一番人気は断トツで広東メン💡
→いわゆる五目あんかけラーメン。僕も昔から何度も食べています(のちほど食レポします)

💡チャーハンも人気の一品💡
→こちらのチャーハンはパラパラ系です(のちほど食レポします)
→少し高いですけど、かにチャーハンが方が、さらに美味しいです。

💡カレーライスもとても人気がある💡
→粘度高めのとても黄色いカレーで、どことなくノスタルジック。
(僕は半カレーでしか食べたことありません。古い記憶しかないんですけど正直・・・あまり良い印象は残っていませんm(__)m。人気があると知って、ちょっとビックリ💦。
でも僕が最後に食べたのはかれこれ20年以上前だと思います。だいぶ味覚も変わりましたので、今度食べてみようかと思います)

💡ベーシックな「ラーメン」も結構な人気💡
→自家製麺という触れ込みもあってかオールドファンから結構指示されているご様子。
(度々失礼を承知で申し上げると、僕はこちらのノーマルなラーメンは昔から何度も食べてますが、正直あまり美味しいと思ったことはありませんm(__)m。でも巷の人気は高いので、完全に個人的な好みなんだと思います(;^_^A。悪しからず)

💡変わり種はカレーラーメン💡
→これも密かに昔から結構人気あります
→普通のラーメンの上に、カレールーがそのまま乗った、なかなかワイルドなスタイル。
(あいにく私は未食です。中坊のころ、一緒に行った同級生が食べていたっけなぁ。あと、ヤングサラリーマンの頃、会社の先輩も食べていた。個人的にはあまりそそられませんが、巷では結構人気あります)

💡麺類に半チャーハンor半カレーライスを付けるセットが人気💡
→ただし、半チャーハンと半カレーライスの量はとても少ないです!
(後述する通り、こちらのチャーハンはノーマルサイズがとても量が少ないです)
(半チャーハンは明らかに作り置きのを提供ですね)

💡カツ丼もあります💡
(大昔、何度か食べたことありますが、カレーライス同様、正直あまり好みではありませんでした(^^ゞ。理由は単純で、僕は脂身が得意じゃなんですけど、こちらのカツは脂身が多かったからです。でも汁の味付けはなかなか良かった。ただしカツの印象も煮込みすぎてか?ややブハっとしていたので、好き嫌いは別れそうですね)

ブログを執筆するために久々にメニューをジックリ眺めてみましたが・・・
あれ??変わり種の「餅ラーメン」がなくなった
あとは昔何度か食べた「餃子定食」も無くなったようですね

 

 

赤を基調とした内装。大昔から全く変わりません。
雰囲気は、食堂というよりも町中華ですかねぇ。
老舗なのに掃除が行き届いており、いつ来てもとても綺麗です(`・ω・´)b。

席数はネット記事を見たところ、全部で46席。二人掛けテーブルは(たしか)1席のみで、あとは全て、4人掛けor6人掛けのテーブルです。
ということで、昼時は相席必至です。相席が苦手なシャイな方には不向きかもしれんせんね。

客層は老若男女問わず、とにかく年齢層が幅広いです。
特に多いのが「買い物りと思われるシニア層の方々」や、「サラリーマン」かなぁ。
そして立地事情もあってか、意外にも「アパレル関係のお洒落な若い方」がピンで食べている光景も頻繁に見かけます。
1人での利用が多いので、尚更相席が多くみられますね。

内装はとてもシンプルで余計な装飾もありせん。

そして、昔からBGMも一切ありません(笑)。

ホールはお昼時には白衣姿の給仕さんがせっせと配膳をされています。
あたかも、渡る世間のどこぞの食堂のような光景で、とてもノスタルジックですよ。

 

 

お店さんのご紹介はこれくらいにしておきます。

 

 

 

さてさて、本題の食レポです。
今回時系列に最近のから新しい順に、過去の訪店3回分を
ドドーンとご紹介しますね(`・ω・´)b。

 

 

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【その1】:
2023年6月2日(金)18時ごろ

 

◆五目ラーメン(塩) ¥1,050円

<末広>さんで一番リッチなラーメン。なにげに約15年ぶりの御対麺です!
具沢山でボリューム満点のラーメンです。

昔からお財布に余裕がある時に、たまに食べていた思い出が深いラーメンです。
(この品も、昔からほとんど値上がりしていないからいつの間にかそれほど高くは感じませんね)

とにかく具材が豪華!

チャーシュー+味玉+イカ+エビ+サヤエンドウ+キャベツ+キクラゲ+ニンジン+椎茸+カマボコ+ナルト・・・・etc。
五目じゃなくて十数目ありますね(笑)。

縮れの入った自家製・中細麺。
ツルツル食感だし歯ごたえもなかなか良。そしてなんといってもスープとの相性が良いです。

 

多種多様な具材の旨味がでた塩スープ。

味がしっかりしていて、見た目はアッサリしていますが、とても濃厚な味わいです。

 

 

とても具沢山!食べていて楽しくなります(*’ω’*)。

おそらく通常のラーメンの麺と一緒だと思いますが、スープとの相性なのかなぁ? ノーマルなラーメンのスープで食べるよりも広東メンやこの五目ラーメンの方が相性が良いんだと思います♪。

↓スープは時間が経過する都度、いろんな旨味が増してきます。

↑胡椒で味変。

 

↓どの具材も味わい深いです。

 

 

ご馳走様でした。

15年近く食べていませんでしたが、記憶どおりとてお美味しかったです。
昭和ど真ん中を行く、とてもノスタルジックなラーメンです。

 

 

 

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【その2】:
2022年2月28日(月)18時ごろ

 

◆広東メン ※¥850円
※値上がり前の当時の価格です

<末広>さんで断トツ一番人気メニュー。これ食べるのも、6~7年ぶりかと思います。

いわゆる「五目あんかけラーメン」です。
それの「わりとアッサリしたバージョン」とでも言うべきか?
(お店さんによって呼び名はマチマチですが、わりと濃厚なバージョンを「うまにそば」と呼ぶのかな?って最近思うようになりました)

餡かけの具材は・・・豚肉+キャベツ+木耳+ニンジン+モヤシ・・・・etc。

餡かけのトロミはわりとライトな感じします(それほどトロトロはしていない)
優しいマイルドな餡かけスープです♪

 

自家製の中細の縮れ麺。

意外とコシがあって喉ごしも良いです。
縮れが強め。そして、昔はあまり感じなかったのですが独特の風味がしますね。

具材がいい塩梅に、あんかけに絡んでいます。

味付けがなかなか上品なのが良いです(なのでシニア層のマダム達からも支持率高めです)

優しいマイルドな餡かけスープに麺がいい感じで絡みます。

あまりパンチもないですし、特段ボリュームがあるわけでもありませんが、言い換えると・・・丁寧にまとまった、お上品な五目あんかけラーメンだと思います。

ご馳走様でした。

断トツ一番人気メニューですので、初訪の方にはまずこちらをお薦めします。

 

 

 

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【その3】:
2020年11月10日(火)18時ごろ

 

すいません。最後のは随分前の食レポです
(そうか・・・<末広本店>さんのチャーハン、もう3年も食べていないのかぁ(^^ゞ)

◆チャーハン ※¥650円
※値上がり前の価格です

<末広本店>さんのチャーハンは昔から美味しいです。
「お上手な仕上がり」だと思います。

ただし量が少ない💦(笑)。

具材はオーソドックスに、チャーシュー+卵+ネギ+グリーンピース。

パラパラしていて、ちょっぴりシットリ加減もあります。
あまりオイリーではないので万人受けする味わい。

味付けは塩+胡椒がベースで優しい塩梅。

この日は夜の暇な時間帯だったので「一人前をじっくりと中華鍋で炒めてもらえた」ので、とてもハッピーな仕上がり♪。(というのも・・・お昼の繁忙時間帯などは、注文がかぶると都合x人前のリリースとなるため、あいにく仕上がりは結構ブレます。”ブレ”というか・・・”モッサリした仕上がり”になることが結構な頻度でありました。(「モッサリ」=「アブラが回りきらない炒め加減」。ご飯を・・・”炒めた”というよりも”温めた”・・・という感じの仕上がり。そいういうケースって、中華鍋の”サウンド”を聞いているとだいたいわかるんですよね(;^_^A。「あっ!今日は重そうだ!」とか、色々。。。僕は素人ですが、それでも・・・・若い頃はお店で中華鍋やラージサイズのフライパンで闘っていた経験もありますし、家庭でも恒久的にフライパンを振ってますので)」。都合2人前以上・・・のリリースとなると、ほぼ毎回モッサリします(笑)。
ちなみに昔はたまに・・・「大盛」をオーダーしたのですが、「大盛」にしただけで仕上がりがブレてました(笑)。
それに懲りて、おそらく20年以上大盛で発注したことは無いです。要するに・・・普通盛が一番うまい(`・ω・´)b)

↓チャーハンについてくるこのスープも、大昔から変わらないです。

塩味系のスープなんですけど、これがなにげにとても美味しい♪。
お上品なスープです。

 

お米の隅々まで火や油が通っていて良い感じお炒め加減です(`・ω・´)b。

(という事で、こちらのチャーハンはこの日みたいに「お客さんが少な目て注文がかぶらない日」限定でお勧めします(笑)。)

ご馳走様でした。

やはり量は少ないなぁ(;^_^A(巷の大陸系中華の半チャーハンは、半チャーハンなのにこのサイズよりも多い店がたまにあるので、尚更少なく感じてしまいます)

ちなみに、「かにチャーハン」は更に上を行く美味しさです(`・ω・´)b。
少しお値段お高めですが、蟹の独特の甘みと風味も加わり、とても魅惑の味わいですよ。

 

 

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ということで<末広本店>さんで最近食べた3回分を投稿しました。
あらためて・・・最近は1年に1回も行かなくなっているんだな~(@_@)💦

もう長いこと食べていない「カレーライス」「あんかけ焼きそば」も気になるし。
もうちょっとパトロール頻度を増やさないといけないなぁ(;^_^A。

昔から<末広本店>さんは、移り変わりの激しいこの仙台のマチナカにおいて・・・・
「仙台人なら一度は行っておきたい”赤い”お店」
「振り返ればいつもソコにある”赤い”お店」
「メニューも味も不変な”赤い”お店」
・・・と称される、とても大衆的なお店です。
今後も流行りに流されず、昔から続く味を継承して続いて欲しいと強く願います。

まだ未訪の方は、是非一度お試しあれ(`・ω・´)b。

 

 

【追記】
◆正直、日常において、これまで<末広本店>さんに対して熱い視線を送ったことはありませんが、「1931年創業」と聞いてしまうと、あらためて物凄いレジェンド店舗なんだな~と実感しました。
仙台の中心街の「ラーメン店orラーメン食堂」という形態のお店に着目すると、この数年間(特にコロナ禍以降)の間に老舗中の老舗、<徐州楼>さんと<志のぶ本店>さんも閉業してしまいました。という事で、もはや<末広本店>さんはとても重要な歴史遺産かと思います
※<志のぶ本店>さんについては、以前「投稿No156.<https://morisen.net/?p=6949>」にて詳しくご紹介しております。
※<徐州楼>さんについては、以前「投稿No181.<https://morisen.net/?p=7785>」にて詳しくご紹介しております。

 

◆<末廣本舗>さんとは縁もゆかりもありません

同じクリスロード商店街・・・・<末広本店>さんから約50メートルほど仙台駅に向かって歩くと<末廣本舗>さんがあります。僕も大好きな<末廣本舗>さん。
あちらは「とても黒い醤油豚骨ラーメン」を提供するラーメン専門店でして、<末広本店>さんとは全くの別のお店です(;^_^A。

実は、たまに<末廣本舗>さんを「仙台駅前に100年以上ある老舗中の老舗」などと勘違いされてネットで書かれている方がいるんですけど、それは誤った情報です💦。

<末廣本舗>さんは秋田の有名な老舗店です。秋田生まれの老舗ラー専。2011年3月に仙台にも支店を開店」というテイでオープンしたお店です。僕も2011年開店以降、ずっと通っているお店です。

※<末廣本舗>さんについては、以前「投稿No6.<https://morisen.net/?p=2382>」にて詳しくご紹介しております。(その後も何度も番外編でご紹介してます)

という事で、仙台における老舗は<末廣本舗>さんではなく、今回ご紹介した<末広本店>さんの方です。(なにせ<末廣本舗>さんの暖簾には、「昭和13年創業」って書いてあるので、これ見ちゃうと「ああ・・・この仙台駅前にそんなに昔からあるのか」・・・って勘違いしてしまうのも仕方いないかも。正直、ちょっと紛らわしいかな)