【杜仙・食べ歩き班_No.303】”巨大かき揚げ”が名物・泉中央の人気蕎麦店
Posted on : 2022.10.02

こんにちは! こちら 杜仙・食べ歩き班です。”ネアンデルタール人の末裔”です。

今回ご紹介するのは泉中央の人気蕎麦屋
秋月庵 三次郎(しゅうげつあん さんじろう)さんです。

 

2022年4月10日(日)の13時半頃、相方と2人で訪店。約6年ぶりの訪店です。(昔はちょいちょい来てましたが、今回は6年も日があいてしまった(;^_^A)

<三次郎>さんはなんと言っても真っ先に浮かぶキーワードが「巨大かき揚げ」
自分も初めて見た時衝撃的でした(゚д゚)!
ぶっちゃけこの「巨大かき揚げ」は個人的には好きではありませんm(__)m。
若い頃、数回チャレンジはしたけど、いずれも撃沈しました(この巨大かき揚げは、途中から胃がもたれる(^▽^;))

「巨大かき揚げ」は、食べようとは思いませんが、相方がこちらの「お蕎麦」が大好きなので何度か来ています。
そもそも、他にいろいろ美味しいと思うメニューがあるので別にかき揚げそばを食べなくてもよいし(笑)。

住所は、仙台市泉区泉中央3-23-14
地下鉄泉中央駅から歩いて約15分位のロケーションです。

泉中央といっても駅からはちょっと離れた住宅地に中にあります。
客層は地元民・観光客・サラリーマン・・・・etc、老若男女問わずいつも賑わっているお蕎麦屋さんです。

こちらは、僕がヤングサラリーマンのころに先輩に何度か連れてこられたお店さんで、いろいろ思い出深いです。
初訪は今から20年前・・・・2002年頃。
名物は先述の通り、巨大なかき揚げ。そして、かつ丼も密かな人気を博しています。

創業年はこちらもわかりませんでした。ただし、おそらく2000年頃かな?と推測します。(初訪した2002年当時、先輩から、数年前にできたお店・・・と聞いた記憶があったので)

↓お店さんのネットのPR記事から抜粋
『そば粉を山形より取り寄せ、昔ながらの製法で丁寧に打っています。また、そば屋の天ぷらは旨い!というのが常識ですが、当店のかつは「トンカツ屋のかつより旨い」とお褒め頂いております。多忙なお昼も、ゆっくり夜も、三次郎の日本そばをご堪能ください。』

僕はその巨大かき揚げは、若いころ数回挑戦しいずれも撃沈して凝りているのでもう挑戦しようとも思いません。人には散々けしかけるんですけどね(;^_^A。
もちろん今回も食べていません。
でも、その一番の名物の絵もないと寂しいなと思い・・・なんとなく、パソコンのフォルダをサルベージしたところ・・・・たまたま前回食べた写真が残っていましたので、貼っておきます

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前回6年前に、(僕にけしかけられてw)相方がトライした時の写真です。
この時は、僕も手伝い、なんとか8割は食べました(`・ω・´)b(たしか2割は残してしまった)

大きさが写真で伝わるかなぁ?。
ソフトボールサイズ・・いや、ソフトボールを少し大きくしたサイズです。
注文すると、なにやら特殊技術?でこのようなカタチでリリースされます。
その特殊技術のためか?、かき揚げ蕎麦をオーダーするするとお時間かかりますけどよろしいですか?」と給仕さんに聞かれます。

こちらのかき揚げの特徴
・サクサクというよりザクザク
・中はフンワリ・・・(でも、噂だと、仕上がりには結構ブレ幅があるみたいですね。たまに「半生状態の時がある」なんて口コミも見かけました)
・卵が大量に使われている
・ 貝柱、海老、蕎麦の実、牛蒡、三つ葉などなどで具沢山です。

このかき揚げ、「ガッツリ系の殿方」のみならず、お年寄りの方々なども「皆でワイワイ見物し、皆でつついて食べる」ような楽しみをされている方も結構多いです。

これは自論ですが、このかき揚げは、「大食いの人が楽しむ品」ではないと思う。
なぜなら、いくら大食いの人でも普通に飽きるはず。個人差あるとは思いますが、全部食べると、必然的に胃がもたれてしまう人が多いと思います。
むしろ大食いの人は、<やぶ金>さんのロッキー盛みたいに「てんこ盛りの蕎麦」の方がニーズに合っていると思います。
※ちなみに<やぶ金>さんの「ロッキー盛」については、以前「投稿No251.<https://morisen.net/?p=10992>」にてチラッとご紹介しています。見事に撃沈し、世の中の全てに懺悔しましたm(__)m。

なのでこのかき揚げは、どちらかというと・・・「お祝い事」とか「接待」の席で、視覚的にも楽しむことを目的として、皆でシェアしてガヤガヤと楽しむ・・・そんなかき揚だと思います。「縁起物」というか、「記念」というか。(もちろん「食材ロス」が騒がれるの世の中ですので、無謀に「インスタ映えの為だけに挑戦して無駄に残してもらう」ことは好ましくないと思います。ある程度「勝算」を見越したオーダーが望ましいかと。)

まぁ、お店さんとしても、そんなノリも許容されているご様子ですので、ご家族連れの方は、一度注文されてみてはいかがでしょうか??(適量であれば美味しいと思いますし、なにより
場が盛り上がると思いますよ(`・ω・´)b。もちろん、ある程度の人数は揃えた上で。)

僕の場合は・・・・20年前に初めて先輩にこちらに連行され、しかも事前になんの情報も知らされずに・・・先輩が「かき揚蕎麦名物だぞ」って言うから疑うことを知らずにオーダー。で、着膳されて目が点になりました(゚д゚)!(完全にはめられました(笑)。先輩の目線だと「後輩に仕掛けたサプライズ」(^▽^;)。。。でも、こういうのって、今の時代だと「メシハラ」っていうんですよね(笑)。昔とは時代が違うので、僕は若手にこんなことしないように気をつけよう(;^_^A。)
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そんなわけで、今回はその名物かき揚のレビューではございませんm(__)m

 

6年ぶりにお店へGO!

 

泉中央からは1キロくらいのロケーションですが、住宅地の入り組んだところ・・・しかも上り坂沿いにあるので結構、わかりずらい場所だと思います。
↓この坂を上ると店舗が見えてきます。

駐車場は20台くらいかな?。敷地内に15台くらい。
こちらが満車の時は、道路挟んで店舗斜め向かいに第2駐車場があるので、そちらに5~6台くらい<三次郎>さんのスペースが設けられています(それでも・・・お昼どきは駐車渋滞ができることがしばしば・・・)

店内は結構な広さで、席と席の間もかなりゆとりがあります。
窓も大きくて開放感があります。

建物外観からも内観からも察しがつくととおり、なにげに・・・・
「かなり集客規模の大きいお蕎麦屋さん」です。

席数はなんと100席! テーブル席だけでなく座敷もあります。
(ボックス4人×4、テーブル4人がけ8卓、2人がけ4卓、座敷2室)
とても綺麗な内装ですので、ちょっとした来客の際におもてなし目的で利用するにも向いていると思います。

残念ながら今回写真はありませんが、中庭も見事なんですよ!
客席は、その中庭を囲むようにL字のレイアウトになっていて、席によっては、和風の中庭を眺めながら、良い雰囲気の中で絶品お蕎麦を頂けたりします♪。

↓メニューはこんな感じ。

「かき揚そば」はたしかに名物ですが、こちらは、
「お蕎麦自体もすごく美味しい」「丼物もハーフサイズのお蕎麦がつき人気」
です。
ちなみ僕は蕎麦音痴ですので、蕎麦の細かい良し悪しが全く判断つきません(;^_^A。要は、ウンチクが語れませんm(__)m(大抵のお蕎麦は美味しく感じてしまう、安上がりな体質です)
でも、相方はわりかし(人並に)お蕎麦の良し悪しがわかるらしく、なにやらこちらのお蕎麦をとても絶賛しています。

こちらの蕎麦は、いわゆる「二八蕎麦」です。ビジュアルは更科風のわりと透明な色合い。
他に山形田舎風の「北前蕎麦」も提供されています。そう言えば、「かしや」や「鶏南蛮」も人気あったな~。

あとは、お店さんが推しているとおり「かつ丼」も人気があります。

最近は(と言っても今回、6年ぶりですが)僕は、「かつ丼」を食べてます。
「かつ丼」を頼むとハーフ蕎麦もついてくるので結構お腹いっぱいになります。
それとは別に「かつ丼セット」いう少し割高メニューもあります。そちらは「かつ丼」+「フルサイズのお蕎麦」なので、かなり腹パンになりますので、ガッツリ系の方にお勧め。

 

相方は「ざるそば」をオーダー。
僕は今回も「かつ丼」をオーダー。蕎麦は冷と温を選べるので冷をチョイスしました。

 

15分くらいでサーブ。

 

◆ざるそば ¥680円

更科風。つぶつぶも結構目立つので、まぁ更科というほど白いビジュアルではないですね。

 

◆かつ丼  \1,080円

しっかり火が通った仕上がり。三つ葉が入っています。
丼が大きいので、見た目以上にボリュームありますよ。半そばにも三つ葉が載ってます。

 

まずは相方のさるそば。
なんでも、二八で売っている蕎麦らしい。(僕は、十割とニハチしか知らないけど(;^_^A)

相方曰く、「コシもあるし、喉ごしも良い。蕎麦の薫りもはっきりと感じられる。相変わらずとてもウマい! でも、前回食べた時の新蕎麦シーズンのお蕎麦と比較すると、やや落ちるかな?」
との感想。
へ~。(新蕎麦ってそんなに違うのかなぁ?僕はいつでも美味しく感じるので(笑))

 

僕のかつ丼。経験上、こちらのかつ丼は、仕上がりに結構なブレ幅があります。
(以前は、揚げたてサクサクの時もあったし、玉子がトロトロの時もあったし、マチマチですね)
↓この日の仕上がりはどれどれ・・・。

カツは揚げ置きか(まあ、かなり繁忙時間帯ですからね(‘◇’)ゞ)
あまり熱々ではないし、決してサクサクじゃないけど、なかなかうまいです!
味付けが良いですね。こちらのカツ丼のタレは、あまり甘からず、薄からずで丁度い良い塩梅なんです!。

肉は割と薄め。個人的なハナシですが、カツ丼に関しては、あまり分厚い肉は好きじゃないので、これくらいの薄さがちょうど良い。(なので、最近もご紹介しました<ひさご>さんのあのカツ丼に関しては、アレは例外なんです)
煮込まれている割には、わりと歯ごたえも良いし♪。脂身もあまりなくて食べやすい。

わりとしっかりと煮込まれているので、カツにタレがかなり染み込んでいるので本来あまり好きなタイプではありません。でもギリギリ許容範囲です。ブハっとなる手前(寸止め)
もしこれ以上に煮込むと、ブハブハしてしまうと思う(個人的に、”ブハブハ”とか、”ぶにゃぶにゃ”した仕上がりのカツ丼は、大の苦手)

総じて今回のカツ丼は、バランス良いと思いました!。美味しい部類に入ると思います。人気があるのも頷けます。(やはり、不自然に柔らかいトンカツや、固すぎるトンカツ、そして、脂身が多いエグイトンカツは苦手です。かつ丼には、これくらいのトンカツが丁度良い!。)

と・・・かつ丼は想定範囲(`・ω・´)b。(今日の仕上がりは、そこそこアタリです)

 

驚いたのが半そば!。今更ながら、相方が絶賛するのもなんとなくわかる気がした。

ざるそば同様、つぶつぶが美しい二八そば。わりと色白で細目。
しっかりした噛みごたえ。たしかにはそばの風味が薫ります。
ツルツルしていて喉ごしが良い。コシもあります。
これ、冷にして正解かも(*’ω’*)。”蕎麦”を楽しめます。
つゆは、甘味がでてて、かつお節と昆布の香りがほわ~んと。塩加減はちょうどいい塩梅。総じてこちらのお蕎麦は、僕みたいな蕎麦音痴にもわかりやすく響くお蕎麦でした。
(半ソバじゃなくてフルサイズが食べたかったかも・・・)

 

蕎麦好きな相方は、無言で黙々、啜ってました。

蕎麦湯ももちろん堪能。

 

 

もちろん完食。

ご馳走様でした!

総評としては「とても美味しい蕎麦」「なかなかうまいカツ丼」でした(`・ω・´)b。

給仕さん達は、終始忙しそうでキビキビされていましたね。
忙しいのにも関わらず、接客もとても丁寧で、ホスピタリティ溢れるお店さんだなって感じます。

名物かき揚は、1人だと(大抵の方は、飽きてくると思うので)食べきるのは難易度高いですがシェアして食べるには持ってこいですよ!
是非一度お試しあれ!

 

【追記】
◆会計レジの横には蕎麦を使った商品も販売されていました。

◆こちらの近くには、僕がこよなく愛する人気ラー専<渡辺>さんがあります(いまだにツキイチで通ってます(^^ゞ)
なので、もしお腹に余裕があれば、連食もお奨めします!

・朝一で、<渡辺>さんでラーメンを(10時半オープン)
・お昼にこちら<三次郎>さんでお蕎麦を(11時半オープン)

※今回の投稿とは全く関係ありませんが<渡辺>さんについては、以前「投稿No173.<https://morisen.net/?p=7485>」にて詳しくご紹介しております。その後も何度か番外編でご紹介しています。