こんにちは! こちら ”ドン松五郎” こと、杜仙・食べ歩き班です。
今回ご紹介するのは、青葉区中央
「小さな街の食堂 cafe MISTY (ミスティー)」さんです。
住所は、仙台市青葉区中央2丁目6-10荒岩ビル2階
JR仙台駅より徒歩5分くらい、地下鉄広瀬通駅やJRあおば通から徒歩3分くらい。
仙台駅からクリスロードを進むと右手に見えてくる「荒岩ビル」が見えてきます。
そのビルの2階にお店があります。
<ミスティー>さんは1985年にオープン。
今年で創業37年を迎えますので、仙台マチナカではカフェ・洋食店としては老舗の部類に入ると思います。
僕は初訪が高校生のころ・・・・今から30年以上前です。(年齢バレちゃうな(笑)。今思えば、初訪の時はちょっぴり結構背伸びした利用だったなあ(笑)。初々しい記憶がハッキリとあります・・・。
しかも僕は、若い頃、こちらのアルバイトの面接を受けたこともありました(^^ゞ。その時はたしか・・・「勤務可能な時間帯」の条件が合わず、お断りされたような記憶があります。
そうそう、その後に結局、こちらの近くのケーキ喫茶<果樹園>で丸1年アルバイトしました。思えばあれが飲食店業務初経験でした(^^ゞ。懐かしいなぁ・・・。<果樹園>卒業後は、国分町の喫茶店<瑠伊>で3年勤務。<果樹連>も<瑠伊>も、どちらも2000年頃に閉店しちゃったなぁ・・・。色んなお店が無くなった。でも、<ミスティー>さんも<珈巣多夢>さんも生き残っているのは嬉しい限り!)
そんなわけで、<ミスティー>さんは僕が若いころに、ちょいちょい利用していたんですが、長いことご無沙汰していました。ネットの口コミ記事によると、現在のオーナーさんは「3代目」らしい。(お祖母様が始めて現在のオーナーさんはお孫さんとか?書かれていた)
【お店の特徴】:
・朝から夜まで通し営業で使い勝手が良い。
・時間帯に応じて、昼のランチメニュー、夜のメニュー、多種多様なメニューがズラリ。
・若人の間ではインスタ映えするクリームソーダが有名。でも、屋号に「食堂」と書かれているとおり、食事のメニューが実に多種多様!(洋食だけかと思いきゃ、炒飯まである(^^ゞ)
・スタンダードな洋食メニュー「オムライス」はもちろん人気だが、「チキンの悪魔風~チーズのせ~ 」など、お店さん独自に生み出したメニューがとても有名。
・日替わりメニューがとてもお得!。しかも、飲食店としては珍しく「夜の日替わりメニュー」まである。
・女子率高めではあるが、なにげにサラリーマンの方が1人で利用する姿も珍しくありません(1人で利用しやすい雰囲気)
・とても綺麗な内装なので、もちろんデートにも持ってこい。
・貸切パーティなどでも利用可能(最近も、借切やっていたフラれたことがあります(;^_^A)
ついでにネットで見つけた<ミスティー>さんのPR記事を抜粋
↓
『仙台駅近くにある、誰でも気軽に立ち寄れるカフェ(cafe)&食堂です♪
ランチはもちろん、ディナータイムも営業しています。
当店ではランチ・ディナータイムともに日替わりメニューが大人気です ♪
900円~で日替わりメニュー+スープ+ドリンクorサラダ(ドリンクはランチのみ)を提供しております!
日替わりメニュー以外にも、オムライスやハンバーグ、パスタなども当店ならではのこだわりを持っていますので、
ぜひお召し上がりください! 』
『カフェミスティは仙台駅近くで37年。中高生からシニアの方までみんなに愛される定食屋さんとして、喫茶店として…無限大の使い勝手で人気を集めています♪
友達とのお茶はもちろん、1人ランチ、1人カフェ、デートなど、様々なシチュエーションでご利用いただいております。
また、15名様以上で貸切もOK!広々おしゃれな空間はパーティー会場に持ってこいです。
☆お酒やアラカルトも豊富なので、夜の時間帯もゆったりお過ごしいただけます♪
通し営業だから…スイーツだけも遅めのランチも安心! 』
一階には、パンケーキで有名な<エッグスシングス>さんが入っています。
このビルの2階に<ミスティー>さんが入居しています。
↑ビル1階に、写真入りのカラフルな看板がでていて目を惹きます。
インスタ映えする4色のクリームソーダの写真が道行く方々の脳裏に焼き付きますよね(*’ω’*)。実際の「あるあるネタ」として・・・全国地区の<エッグスシングス>さんを食べにきて、1階のこの看板見て「あれ?なんだろ?素敵な店があるぞ!?」ってなるパターンが結構多いらしい。
あるいは、デート中のカップルが、最初は<エッグスシングス>さん目的で来て行列に尻込みして<ミスティー>さんに変更するパターンも。(まあ、2階に登ると、<ミスティー>さんも行列まではいかないですけど普通に混んでますけどね)
<ミスティー>さんはスタンダートメニュー以外にも、本日の日替わり定食が人気。
日替わりランチに付いてくるライスは、S・M・Lの3サイズから選べるので、とても親切♪(後述しますが、Lサイズは結構はボリュームです。カフェと侮る勿れ・・・)
メインにスープとサラダとドリンクとライスはついて950円なので結構コスパが良いです。
上の写真には「夜定食」と書かれていますね。のちほとあらためて!
↑この階段を登るとお店があります。
↑一番下の写真、2階からクリスロードを見下ろすとこんな感じ。(私事ですが90年代初頭・・・先述のとおりケーキ喫茶<果樹園>勤務していた時に、いつも見下ろしていた景色なので懐かしい・・・。)
ウッディーでアンティークな内装、やわらかな照明の光が落ち着きます。
清潔感もあり、とても開放的な店内なので、落ち着いて食事が楽しめます。
カウンターが渋いですよね! 夜にこのカウンターでお酒をチビチビやるのも粋ですね。
女性のお客さんはたしかに多い印象ですが、不思議と、年配の男性がおひとりでくつろいでいても違和感ないですよ!(何せ”魁男塾”を地で行く?僕が違和感なく利用できていますので(笑))
なんでも口コミサイトによると、インテリアは創業当初から変わらないらしい。(でも個人的な記憶をたどると、昔はもっと「モダンでモノクロ」だった記憶があるんだけど・・・たぶん僕の記憶違いだね(^^ゞ)
カウンター5席 テーブル32席。
15名から貸し切ることもでき、様々なシーンにぴったりの落ち着いた雰囲気です。
尚、接客スタイルはわりと ”ポーカーフェイス” だと思う(^^ゞ。。。(最近3回利用していた時に感じた印象としては・・・あくまで私見ですが、良く言えば、「テキパキと手際よい」、悪く言えば「(多少)ぶっきらぼう」かな?(笑)。ちょっと色々書こうかな・・・とも思いましたが伏せておきます(^^ゞ。まぁ、もうちょっとスマイルでもあると、もっと印象がUPするかな?と思いました(`・ω・´)b)
日替わりメニューとスタンダードメニューがあります。
↓夜の時間帯のスタンダードメニューはこちら。
日替わりは、このあとご紹介します。
※昼の時間帯のメニューは、また別の機会にご紹介できれば、と思います。もしかしたら、(記憶が曖昧ですが)昼間に利用したことは、初訪の16歳の時だけかも??
さて、個人的に2010年に利用を最後に、10年も遠ざかっていた<ミスティー>さんですが、最近はたまに利用しています。
今回は直近3回ぶんを(時系列で新しい順に)まとめてご紹介します。
※いずれも仕事帰りの夜に1人でフラっと立ち寄りました。
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【その1】:
2022年4月13日(水)夜
普段はテーブルに通されるのですがこの日は混んでいてカウンターに通されました。
30年前から、何度がこちらに訪店していますが、カウンターに座るのは何気にお初(^^ゞ。
↓この日の「夜の日替わり定食」はこんな感じ。
この日は「オムライスな気分」でした。
「夜の日替わり定食」に「エビとエリンギのオムライス」というの書かれてますよね?。この品、<ミスティー>さんの自信作の一つらしいのですが、この品は「オーロラソース」というのを予習済み。実は僕は、「オーロラソース」は、結構苦手(;^_^A。
そんなわけで、「夜の日替わり定食」はスルーし、「ベーシックメニュー」の「オムライス」をオーダーすることに。デミグラスorケチャップを選べるので、デミグラスに。
◆オムライス(デミグラス) ¥970円
先にサラダとスープがサーブ!?(*’▽’)?!
そっか、日替わり定食以外にもほとんどの食事に、「スープ」と「サラダ」がついてくるんだった! これは思わぬ誤算。ラッキー♪。
スープは、コンソメスープ
オーソドックスなコンソメスープ。普段、我が家で食べているスープと比較すると
割と濃い目かな?(若者たちは、味濃い目がお好きなんだろうね(‘◇’)ゞ)
サラダは、「サニーレタス」。ドレッシングが美味しかった。
その後、メインのオムライスが着膳。
カタチも色合いもすばらしいビジュアルです。なかなかサイズも良いですね♪。食べ応えありそう。
ケチャップライスの具材は、ベーコン、玉ねぎ、しめじかな?。
それをフンワリした半熟の卵がまとっています。
とてもお上手な焼き加減です!
濃厚なデミグラスソースと卵がとても合うなぁ。ケチャップもちょうど良い味付けとしっとり感。
これは秀悦なオムライスです。
デミオムライス、リピ有だな(`・ω・´)b。
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【その2】:
2021年8月27日(金)夜
この日の「夜の日替わり定食」はこんな感じ。
この日は、<ミスティー>さんで、「不動のNo.1!超人気メニュー!」と称される、
「チキンの悪魔風チーズのせ」をオーダー。
ライスは「S/M/L」チョイスできるんで「L」にしました。
◆チキンの悪魔風チーズのせ~マスタード醤油風味~ ¥950円
先にサラダとスープがサーブ。
そのあとメインとライスが直膳。
カフェ飯で「ライスL」っていうとそんなにボリューム無いだろとタカをくっくってしまいますよね? でも、カフェと侮る勿れ!
<ミスティー>さんの「ライスL」は、しっかりと「L」です(笑)。
一号・・・まではいかないかな?。でも、丼飯いっぱいくらいの量は裕にあります!(女子やご年配にはちょっとキツイと思います)
着膳の際、「お皿が熱くなっいるおので気をつけてくさだいね!」と言われました。
確かに熱々!
メインのチキン。これを目当てに来店されるお客さんも多いらしい。
ボリューム満点です!。
マスタード醤油風味と形容されるソース。焼きたての鶏肉の上に、そのソースとチーズがたっぷり乗っています。
風味の良いマスタードソースがチーズのコクとあいまって不思議な味わいを奏でています。
焼けたチーズがトロトロしてるのが良いね♪
付け合わせのマカロニサラダも手作り感があるヤツでグッジョブ(`・ω・´)b
はじめて食べましたが「嗚呼・・・これは女子受けするだろうなぁ~」と実感。
正直なところ、(普段あまり食べ慣れていないからな?)僕にとってはストレートにくるような味わいではなかったですけど、たまにはいいなって思いました。そこそこ美味しかったですよ。
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【その3】:
2020年12月4日(金)夜
この日が、実に・・・・約10年ぶりの訪店でした!
なんとなく・・・店内が以前と異なる感じがした(記憶が曖昧なので正直自信がないけど、代替わりして少し模様が変わったとか?)
↓この日の「夜の日替わり定食」はこんな感じ。
「国産豚肩ロースのポークソテー~ジュノベーゼソース」をオーダー。
ライスはもちろん「L」で。
実は「ジェノベーゼソース」を別のソースと勘違いしては発注してしまいました(^▽^;)。(普段「横文字メニュー」を食べ慣れていないからこんなミスを犯してしまう)
◆国産豚肩ロースのポークソテー~ジュノベーゼソース〜 ¥950円
先にサラダとスープがサーブ。
そのあとメインとライスが着膳。
これ見て「しまった!( ゚Д゚)!やらかした!!そっか、緑のあのソースだったか!!!」と、目が点になりました。
実は自分の脳内では(何を勘違いしてか?)「グレイビーソース」みたいなソースを勝手にイメージしてオーダーしていました。
で、配膳された皿を見て、「そうか・・・ジェノベーゼソースってバジリコ全開のソースだったか!」とハッと気が付きました。(初めて食べるソースではないのですが、忘れていた)
実はそれほど得意なソースではありません。別にバジリコが苦手・・・ってわけではないです。適量のバジリコは好きです。しかし!ここまで青々した、しかもとろみのついたバジリコソースは得意ではない(;^_^A。
でも、このメニューも美味しいと評判だったので四の五の言わずに食べます(笑)。
ジェノベーゼソースがたっぷりとかかったポークソテーです。
お肉はたしか9枚だったかな? まずはお肉から。噛み応えのある豚肩ロース。でも、柔らかいです。豚肩ロースはしっかりと下味がついていました。
塩味の効いていますね。
そしてバジリコ特融の薫りがお肉の味わいをひきたててくれています。
一般的には、ご飯がススム君と思われますね(`・ω・´)b。(嘘書いてもしょうがないので、やはり僕にとっては少し苦手な味わいでしたm(__)m。)
手作りポテトサラダが好みの味でした(`・ω・´)b。
得意な料理ではありませんでしたが、きちんと完食しましたよ(‘◇’)ゞ!
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今回はそんな感じで、僕にとっては(普段はもっと大衆的なソースや味付けの料理を食べるので)
わりと「よそ行きファイト」でした(‘◇’)ゞ。でもいろんなソースがあるといろいろ試したくなりますね。
こちらのバルサミコスソースも試したことないので次回食べてみよう。
さてさて<ミスティー>さん、総評としては、
「使い勝手がとても良い、そこそこコスパが良いお店」
「料理の一品一品、とてもこだわった品揃え・手抜き一切無し!」
だと思います(`・ω・´)b。
僕の場合は今回みたいに「夜にフラッと定食を食べに寄ろう」なんて機会が今後も多そうです。
【追記】
◆ライス「L」は、なかなかボリュームあり、それほど楽勝ではなかったです(^▽^;)。
実は、結構腹パンになりました。
◆こちらのビル、近年・・・・特に若者の間では、どうしても<エッグスシングス>さんばかりに目がいきがちですが一階の<荒岩>さんはかなりの老舗です!(そもそもにおいて、おそらくこのビルの大家さんだと思いますし)
<荒岩>さんは、設立ななんと、明治20年! 創業120年以上らしいです!
まさに、仙台駅前商店街のまさに生き字引ですね!
小間物雑貨の卸売というカテゴリなお店で、時代のニーズに寄り添うカタチで、もとは荒物・金物主体だったのが、生活雑貨・ファンシー商品と、扱い商品は変化して業態も卸・小売業に推移したお店さんらしいです。
僕の印象だと、<荒岩>さんは、昔からマチナカの飲食店にとってはいろんな調理器具を完備しているとても貴重なお店さんという印象が強かったですね。<果樹園>勤務時代も、ちょっとした調理器具や食器が必要になったら「近くの荒岩で買ってきて!」というのがお店の鉄則でしたね。なので、お店には「エプロン姿の人達が領収書を気って買い物する光景」が印象に残っています。
※ただし近年は「ロフト」さんも仙台に出店したので、だいぶお客さんはあちこちに分散傾向にあるのかなぁ?その後「パルコ」さんも仙台に上陸したんだよなぁ。