毎度どーも!、”テリー・レノックス”こと杜仙・食べ歩き班です。
(長いことギムレットは飲んでいないなぁ・・・・)
さてさて、今回は久々に「トンカツ屋さん」をご紹介します。
台原の老舗トンカツ屋「とんかつ 福助」さんです。
<福助>さんは、リーズナブルなランチが評判で、タイトルにも書いたとおり、ちょっとした”穴場”的なトンカツ屋さんだと思います。
2020年12月13日(日)夜、18時過ぎごろに連れと二人で訪店。
住所は、仙台市青葉区台原1丁目7−40
「MEGAドンキホーテ 仙台台原店」さんの2階にお店があります。
もともとはこちらは「長崎屋 台原」さんででした。
<長崎屋>さんの創業当初から、40年以上も<福助>さんとお隣<三本コーヒー>さんは長く営業を続けられていて、買い物帰りのお客さんや近隣住民から愛されてきたお店さんです。
残念ながら・・・お隣<三本コーヒー>さんは「コロナ第一波」到来とともに2020年4月末に41年間の営業に幕を下ろしました(>_<)。
※<三本コーヒー>さんについては、以前「投稿No117.<https://morisen.net/?p=5424>」にて詳しくご紹介しております。そちらにて「長崎屋→ドンキホーテ」への移り変わりについても回顧しています。
こちら<福助>さんには、僕は幼少の頃から数回来た気がします。でも、記憶がほとんどない。
僕は実は子供の頃は、トンカツ好きじゃなかったです(^^;)。なので、来ても嬉しくなかったからあまり印象に残らなかったようです。(僕がトンカツが好きになったのは、<さぼてん>さんで「ヒレカツ」の美味さを知った「小学校高学年以降」のこと。もともと”脂身”が苦手なのでローストンカツに至っては、成人するころまで避けてました。食べても、脂を除外して食べたりしてたなぁ・・・。今でもそれほどロースカツは得意ではないです。)
幼少の頃、食べに来た記憶はありますが、訪店は数える程度だと思います。
そして最後にこちらに来たのは若かりしころ・・・20年くらい前です(^^ゞ。
なので、まぁ今回の訪店、「決して初訪というわけではないけど限りなく初訪に近い」です。
いつもここを通る都度思うのだが、店構えがなかなかの「男前」なんだよね。暖簾がカッコいいね~!
ショーウインドーは、(再訪が遠のいてはいたものの)この20年間もたまにぼーっと眺めた記憶はあります。(でも、なんで入らなかったのか?自分でも不思議だ(;’∀’))
こちらは「ランチが大人気」ですが夜は割とすいているようですね。
この日は夕食時でしたが「2割程度の入り(結構ガラガラ)」でした。
店内は結構広いです。店舗中央のU字型の大きなカウンター席があります(こちらはおひとり様は座りやすいですね。この辺は「回転率」を意識した造りですね)。
そして、テーブル、小上がり席もあります。トータルで40席くらいかな。
客層は、おひとり様から家族連れまで様々ですね。ランチタイムは「背広や作業着組」が多いらしい。それ以外の時間帯は「買い物客」が多いようですね。
小上がり座敷席とテーブル席の構成。
この日は、相方と二人、テーブル席に案内されました。
メニューはこんな感じ。
↓
↑まずはなんといっても「ランチメニュー」
今時「税込み770円」「ご飯とお味噌汁お代わり(1回だけ)無料」を提供するトンカツ屋さんは、少ないと思いますよ。
僕は食べたことないですけど、口コミ情報によると「結構、おかずのボリュームは少な目」みたいですね。トンカツ自体は「腹八分程度の分量」との口コミサイトに書いてました。
そして以下がグランドメニュー。
↓なんといっても「ロースかつ」と「ひれかつ」がエースメニューですね。
グランドメニューの方も、そしてごはんと味噌汁は1回ずつおかわり無料♪
ロースかつ定食が、とんかつ100gで990円、上ロースは200gで1,500円。他のトンカツ専門店と比較すると、比較的リーズナブルな価格設定だと思います。
↓みそかつのラインナップもあるんだね(僕はあまり味噌カツは好みじゃないです(^^;)。なので名古屋に何度か行った時も食べなかったなぁ。)
↑どんぶり系もありますよ(=<福助>さんに限らず、トンカツ屋さんのカツ丼ってとても高いですよね(笑)。なのでせっかつトンカツ屋さんに来てるのだから僕はいつもトンカツ屋さんではカツ丼やカツ重は発注しない主義。)
↓魚介系のフライも色々ありますね。
↑エビフライはもちろんのこと、白身フライなんてのも(そっか、惜しむらくはグランドメニューに僕の好きなアジフライがないんですね。でもこちらはトンカツ屋さんですからね(笑))
↓へ~カキフライとかもあるんだね。
↑キャベツお代わりは有料なんですね。
どうですか?。とても「量販店内に入居する食事処」とは思えないでしょ?
かなり本格派なトンカツ屋さんですよ~。
僕も相方も「ひれかつ派」です。でも僕は「間違いなさそうなお店」では積極的に、「ロースカツ」をオーダーするようにしています。「ひれかつ」はどこでも無難に美味しいですけど、やっぱ「トンカツが醸し出すエグみや旨味が満ち溢れる喜び」を味わうのにはある程度脂っこい「ロースカツ」だと思います(とは言うものの・・・・正直、ロースカツで地雷踏んだ経験は何度かあります(^^;)。ダメな脂身の場合は口に含んだ瞬間に”うっ!(>_<)。。。”となります。肉そのものの旨味・臭み・食感も影響してきますが、少なからず”油切れの悪さ”あるいは”油にあたった?”なんかも影響してくると思う。そんなくじ運もあるけども、ロースカツで当たりを引くととてもハッピーになれます♪。全然関係ありませんが、<かつせい>さんの脂身は、あれはヤバいですね~。あれ、何回食べてもウマ過ぎです。。クチの中で溶けてなくなるヤツですね<かつせい>さんは行列だけがネックだなぁ~。あとは、後継者がいないことがとても気がかり・・・(>_<)。
※<かつせい>さんについては、以前「投稿No21.<https://morisen.net/?p=2675>」にて詳しくご紹介しております。)
そんなわけで僕は、(多少奮発して)「上ロースかつ定食」を、相方は「ひれかつ定食」をオーダー。なんでもこちらの上ロースは、「JAPAN X」らしい(「X JAPAN」ではありません(^^ゞ)
↓卓上のソース。
これぞトンカツソースな”いでたち”だよね。
この日は、すいていたんですけど人手不足かなぁ?
なんか提供までかなり時間かかりましたね(^^ゞ。
約30分後にようやく着膳!
◆上ロースかつ定食 ¥1,500円
◆ひれかつ定食 ¥1,130円
トンカツはカラっと揚がっており、香ばしい香りが漂い美味しそう♪。
見た目からして、とても美味しそうです。キャベツの千切りと味噌汁というオーソドックスな構成。そしてゴマが付いてきました。
そっか、「摺りゴマ付き」の定食だったんだね!。トンカツソースと摺りゴマのハーモニーが大好きです♪(あの・・・できれば「ゴマの摺り鉢」は先に配膳して欲しいかなぁ(食べる前に戦闘準備開始した方が熱々のトンカツを楽しめるので。そもそも、「ゴマをすりすり摺り下ろす時間」が結構至福なんだけどなぁ~。。。しかも今回は配膳まで約30分も時間があったので、なおさら(;’∀’)。。。以前は先に提供してくれた記憶があるんだけど、今日はたまたまあのかなぁ?(^^;))
せっかくの「熱々の上ロース」がが冷めないように、急いでゴマを摺ります!!
↓相方は「摺ったゴマをトンカツの上にまぶしておきそこにソースをかける」食べ方。
↓一方、吾輩は「ゴマを摺った摺り鉢の中にソースを投入しスクランブル。そして食べる際にトンカツをソースに、適宜・浸して食べる」食べ方。
※以前、<櫻屋>さんの投稿でも書きましたが、このやり方はどちらでもよいらしい(正解不正解はないらしい)です。子供の頃、はじめて、<さぼてん>さんで、「摺りゴマ」+「ソース」+「ヒレカツ」のハーモニーを覚えて、はじめてトンカツが好きになったんだよなぁ・・・。
さてさて僕のロースカツ!
「JAPAN X」を贅沢に使った「上ロースかつ」です。200gあるので食べごたえ十分な量です♪敢えて、苦手としている「脂身がギュッとついているヘリの部分」からカブリつきます。
↓
おぉ!( ゚Д゚)・・・・想定はしていましたが、この脂身は(脂身が苦手な僕でも)イケますねぇ。美味いです!
高級店同様、脂身そのものに甘みがあります。分厚い脂身なのに、ふわっと噛みきれる感じの柔らかさだね。全然、エグミを感じません♪。(このロースカツ、当たりだ!)
ご飯は全然「炊きたて」とかそんなんじゃないけど、いい感じに甘みのある美味しいご飯(=一口食べた時点で、お代わりすること決定(笑)!)
ちょっと寄り道して・・・
↓相方のヒレカツ。ヒレカツが大好きな僕は、速攻で一口つまみ食い♪
分厚くて食べ応えのあるヒレカツですサクっとしちえて油切れも良いので、重みが全くない。そして、サクっとしてはいるけど、フンワリ&やわらかな食感です。
嗚呼・・・美味いねぇ♪。とても秀悦なヒレカツです。
上ロースとヒレカツ、甲乙つけがたいです。
味噌汁はふ入りの優しいやつ。
家庭的で良いねぇ。
シャキシャキなキャベツ。
なかなかボリューミー(これはキャベツのお代わりは不要だね)
(あらためて、トンカツにキャベツって絶対にマストアイテムです!。無かったら、「ニグの旨味」も半減する気さえします。)
上ロースをガツガツ食べます。
↓ねーねー、見てくださいよ~、この美しい断面!
ニグの比率は、「赤身と脂身」=「5:1」・・・いや「6:1」くらいかなぁ?。
脂身の塊の部位はヘリのみで、全体的に脂身がバランスよく入り混じったロースでした。
なのて、とてもジューシーで美味しいかった!
やわらかく、とてもシットリした感じで揚がってましたね。衣は、薄くてカリカリなんだけど柔らかい食感。肉が全くはがれません。まさに肉と一心同体!。そして、甘辛と酸味あるソース+ゴマのハーモニー。
↓相方もヒレカツをガツガツ食べてますね(笑)。
(ちょっとくらい残してくれれは遠慮なく僕がたべるのに(笑))
↓上ロースカツを6割食べ終えたところで、ご飯と味噌汁を食べ終えした(=計画的な犯行です)。
↑スタッフさんに声をかけ、
「ご飯と味噌汁」をお代わり(先述の通り、お代わり一杯まで無料です♪)
さあ、6回の裏の攻撃です(笑)。
この肉、柔らかくて適度に脂が乗っているので、肉質がとても良いんだろうねぇ。
僕みたいなド素人でも一口食べて上等とわかります。
あっという前に残りも完食。
御馳走様でした。うまかった♪。
とても美味しいトンカツでした!。ヒレカツはもとより、ロースカツはリーズナブルなのになかなか本格派のトンカツでした。
上ロースって、良いねぇ~。川平<櫻屋>さんの「ゴールデンポーク」を思い出しました。
※<櫻屋>さんについては、以前「投稿No10.<https://morisen.net/?p=2458>」にて詳しくご紹介しております。。
(でもやはり自分は元来「ヒレカツ派」ですので次回はヒレカツを食べる気がする(笑))
家から近いし、たまには来ないとね。
【追記】
◆この地に台原の「衣食住」を支える拠点「長崎屋 台原」さんが開業したのが1979年(昭和53年)のこと。僕も幼い頃の記憶に薄っすらあります。
「長崎屋」さんの開業当初から、こちら<福助>さんと、お隣には純喫茶<三本コーヒー>さんがありました。でも・・・・先述のとおり、お隣<三本コーヒー>さんは2020年4月末に閉店されました。
※<三本コーヒー>さんについては、以前「投稿No117.<https://morisen.net/?p=5424>」にて詳しくご紹介しております。
そちらにて「長崎屋→ドンキホーテ」への移り変わりについても回顧しています。
昔は、こちらの2階フロアにちょっとした「お子様向けのゲームコーナー」なんかもあったなぁ。本屋もあったかな? さすがにもはや、なかなか思い出せないです。
ちなみにこの日<三本コーヒー>さんの跡地は撮影しました。
↓にぎやかな40年間の刻みが止まりました。憎きコロナめ(怒)
尚、その後「2021年3月」に、この空き店舗に某・豚骨ラーメン屋さん(久留米系)がオープンしました。
◆今回の<福助>さん、「穴場」と表記しました。
北仙台・台原界隈において、逆に「有名処(真っ先に名前出るお店)」が通町の<美味小屋(うまごや)>さんです。
<美味小屋>さんは、かれこれ6年くらい入ってません。あちらも「ランチのコスパ」良いんだよねぇ。
※あとは、少し荒巻方面まで足を運ぶと葉山町に<とんかつ橘(たちばな)>さんと言うお店があります。こちらも大昔から気になっているんですけどあいにく未訪。こちらも「穴場」のようですね。去年、知り合いの”食いしん坊女子”がこちらで食べて「なかなか美味しかったです!」と言ってました。(けしかけるだけけしかけといて、僕はまだ未訪です(;’∀’)。。。僕も<とんかつ橘>さんに行かないとな!)