【杜仙・食べ歩き班_No.117】昭和遺産!ノスタルジックな純喫茶(台原)
Posted on : 2019.03.02

※こちらのお店は、その後、閉店されましたm(__)m
 (2020年4月24日、コロナの影響での泣く泣くの閉店に至った模様。
  昭和の灯が、また一つ消えてしまいとても残念・・・・)
 この投稿は、営業されていた頃の紹介記事です

こちら杜仙・食べ歩き班です。

12月ぶん・・・年末ので1件、投稿しておきたい案件がありました。

2018年12月24日の夕方、
台原にあります、レストラン「三本コーヒーショップ 台原店」さんを訪店。

3年ぶりの訪問です。
こちらは私が幼い頃から何度か来たことがある純喫茶です。

<三本コーヒー>さんは、立地的には「台原メガドンキホーテ」の2階にあります。

いやもっともっと大昔・・・・「台原長崎屋」の時代からあります。
ここで少し脱線して「台原長崎屋」の話を・・・・。
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長崎屋が台原にオープンしたのは、1979年、自分が物心がついた頃です。長崎屋ができた時の記憶がうっすらあります。
私も含め、”北仙台・台原界隈のガキんちょ達”は、”長崎屋とともに成長してきた”といっても過言ではありません。
子供の頃は、1階にあった(後述の)<オアシス>というレストランや、ファーストフード店(=店名は覚えていません)とかでよく食べた記憶があります。
自分が中学生~高校生の頃・・・時代的には80年代半ば~90年台初頭頃・・・は、台原長崎屋はロケーション的に「台中や五城中のたまり場」だった気がします。(ちなみに、少し離れた「台原エンド―チェーン」(=現・SEIYU)が、「北中や台中のたまり場」でした。)
高校生の頃は、1階に「イートイン形式の軽食コーナー」があったので、(安かったので)たまにラーメンやタコ焼きを食べた記憶があります。(台原エンドーチェーンでは、ビリヤードで遊んだりしました。)
そういや高校生の頃、一度「長崎屋の某店のバイト面接」受けたことがあったなぁ・・・。今思い出しました。(条件合わずでバイトはせず)
台原長崎屋は、そんな北仙台・台原界隈の住民に愛されていたスーパーでしたが、2008年に姿を消し(2006年から併設されていたドンキホーテに統合され)、「メガドンキホーテ」に生まれ変わりました。

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長くなりましたが、そんなわけで、この「台原ドンキ」がある建物は、個人的にも、とても想い出深い立地です。

で、今回ご紹介する<三本コーヒー>さんは、そんな長崎屋の時代・・・しかもたぶん開業当初あたりから既に存在していたと思われます。
個人的にも幼い頃・・・・80年代初頭頃から何度か母に連れた来られた記憶もありますし、ネットの口コミとか見ても、「35年以上前から通ってます」みたいな口コミも見かけました。
※でも1980年代は1階にレストラン<オアシス>というお店があり、自分の場合はそちらの利用頻度の方が高かったかなぁ。

↓店内は完全に「”ノスタルジック・”昭和の純喫茶”を地でいく景色」が広がります。

完全にここまで「昭和」で時間が止まったようなお店さんは、仙台でもかなり少ないと思います。そして「喫煙可」ですので、タバコの煙が苦手の方はパスした方が無難かも知れません。そういう「昭和の純喫茶」のお店さんの特徴としてはコスパ的には「可もなく、不可もなく」というのが正直な印象です。<三本コーヒー>さんも例外ではありせん。

まぁ、昭和カラーの喫茶店・軽食屋は「料理を飲み食いしたり、タバコを吸ったりしてゆったりする時間を頂く」というのも料金に入っているのだと思います。
それが「昭和カラー」ですかね。
※それと比較すると「平成」の時代は「回転率重視」あるいは・・・・ユーザ目線でも「コスパ重視」に移り変わった気がします。

↑お店の窓からは「県道22号仙台泉線(別名:旧4号線)」が見えます。
この日はクリスマスイブの夕方ですのでいつもよりも心なしか交通量は多く感じました。

 

さて・・・メニューにつきましては、多すぎるので紹介は端折りますね(笑)。

↑この”ショーウインドーの写真”で伝わるかなとも思います。ショーウインドーが完全に・・・・「昭和の頃のデパートのレストラン」みたいな感じです。
(昭和50年代~60年代は、三越とか・・・丸光とか、こういうレストランが色々ありました)

とにかくメニューが色々あり目移りするお店さんです。
定食・軽食はもちろんのこと、こちらはカテゴリ的には「喫茶店」だと思いますので
スイーツやドリンクも非常に種類があります。
↓分厚いメニューの中からほんの3枚だけ撮りました

今回発注したのは、アイスココア・・・・じゃなくて、たしか「モカフロースト(=いわゆる”モカフロスティー”)だと思います。(適当ですいません!つい2ヶ月前の話なのにもう忘れてしまいました)

連れが発注したのが、たしか「カフェラテ」かな?

ついでに・・・
↓これは、4年ほど前に食べた「海老ピラフ」

とてもオーソドックスな(業務用ではない)「手作り」なピラフです。バターが良い感じです。
(ただし、量は少な目です。街喫茶的なボリューム。ちなみに、自分が若い頃に国分町で働いていた喫茶店のピラフも、仕上りもボリュームもこれと似たような感じでした。なので、これ食べた時はかなり懐かしい感じでした。)

↓それと「コーヒー」

↓これは、3年前くらいの写真。「コーヒーフロート」だと思います。

↓このスイーツは、何だったか?たぶん「チョコレートパンケーキ」だと思います。

料理もなかなか美味しいですが、「時間と空気を楽しむ」そんなノリで訪店するのがお勧めです。

間もなく時代は「平成」から「??」に変わります。<三本コーヒー>さんは「昭和遺産」として次の時代も是非、残り続けて欲しいものです。

またいつの日か、面白そうなモノを食べたらレビューします。