【杜仙・食べ歩き班_No.143】四川麻婆豆腐の名店(In卸町)
Posted on : 2019.07.15

毎度どーも、杜仙食べ歩き班です。
今回ご紹介するのは、宮千代の「中国四川料理 天府仙臺 (てんぷせんだい)」さんです。

2019年4月6日(土)の昼前、個人的には、約3年ぶりの巡礼となりましたm(__)m。
<天府仙臺>さんは、仙台で「四川麻婆豆腐」となると、真っ先に名前が浮上するお店さん。超有名店です。
立地的には、宮城野区宮千代3丁目・・・・まぁ、ほぼ「卸町界隈」といった方が早いかも。地下鉄東西線卸町駅から徒歩10分程度かな。
外観は、とても「昭和っぽい、シブい外観」をしてます(笑)。オープンは、たしか・・・・今から約10年位前かなぁ?(たぶん、2009年頃かなと記憶しています) なので、実はそれほど「老舗」というわけではないです。たしか「古い建物を改築されて、今のお店さんを開設された」と記憶しています。で、その後、建物の塗装が剥げたりして、この10年間で思いのほか?このようなシブい外観になってしまったようです。まぁ、(逆に)今のビジュアルはそれなりに、カッチョ良いかと思います!(でも、店内は普通に、綺麗&清潔ですよ)

↓この黄色い看板が目印

こちらの難点は駐車場が無い事ですかね。昔は、店舗裏に駐車場があったのですが、今はありません。

尚、卸町界隈の飲食店ではこのような「路駐」は、よくみられる風景ですが、近辺住民に迷惑をおかけしてしまうのでやめた方が良いですね。傍目から見てても気分が良くありませんし、何よりも警察車両は結構、巡回してますので。(ちなみに、<天府仙臺>さんから徒歩1分程度の箇所にコイパがあります)

↑開店の11時半近くになると、「待ち行列」ができてたりします。(逆に言うと・・・この外観だと、行列がないと”お店”ってことに気が付かなかったりします(笑))

総じて・・・一見、”入りズラそうな迫力”が漂っています。(卸町界隈って、こういう”あじ”のある面構えのお店さんが多いと思います。人気食堂の宮千代<ふじや>さんは・・・・数年前に閉店しちゃったか。「孤独のグルメ」で話題になった牛タンの<萃萃 (すいすい) >さんはご健在!巡礼客で日々、賑わっています)

この日は、11時20分頃につきもちろんお店のシャッターはまだ閉まっていましたが、既に3人くらいが待ち行列!その後ろに接続。その後一瞬で僕の後ろに5人くらい接続!
そして、11時半にオープン!
店内も、とても昭和なシブい空間です!

コの字の対面カウンターが店舗中心にドンとあります。その他に、4人掛けテーブルが1卓、奥の座敷に3卓となっています。

ぞろぞろ一気に入店し、開店早々満席! 席につくなり皆、いそいそとオーダします。

↓メニューはこんな感じです。

↓半数ぐらいのお客様は、壁にはってあるこちらのメニューを発注してますね。

坦々麺も大人気。(夏季には、「冷やし担々麺」という限定メニューが人気あるみたいです)

僕は、<天府仙臺>さんの基本中の基本である、
「ランチメニューのB」=「四川麻婆飯+あっさり醤油ラーメン」を発注。(初訪の方は、まずこのメニューをお奨めします)

配膳を待つ間の読書タイム。わりと漫画が置いてます。

↑この日、適当に手にしたのは、スラムダンクの13巻。
この巻は、流川楓が大活躍する巻で、流川ファンにとっては「神回」です。(でも僕は「鉄男ファン」です(笑)。鉄男のスティードがド・ノーマルだったのはご愛嬌。三井も堀田も、結構好きです。スラムダンクの登場人物と僕は、完全に”同世代”です)

10分くらいで着膳!

 

◆四川麻婆飯+あっさり醤油ラーメン ¥800円
いわゆる「半麻婆飯+半ラーメン」サイズです。(+100円すれば、ラーメンが普通サイズに、+150円すれば麻婆飯が普通サイズになります。)

見るからに「辛そう」オーラ全開ですよね!(山椒も見えますし)

このセット、食べ方のお奨めは・・・・・
・まずはラーメンを味わう
・そのあと、麻婆豆腐を味わう
・・・・という感じかな。
なぜなら「舌が辛さで麻痺した後だと、熱いスープのラーメン」は味が判らなくなってしまうからです。

醤油ラーメンは「あっさり」と謳われているとおり、かなりあっさりしています。
主役の「四川麻婆」を引きたててくれるような名脇役!

麺はコシがあるストレートの中細麺。小麦の風味も結構香ります。
とても好みの麺です♪

スープはこれは、鶏がメインですね。中華料理屋の基本っぽいスープです。
総じて、鶏ガラが効いた、あっさりだけどコクがあるスープに中細麺が絡んで美味しいです。脇役と言いましたが、私はこのラーメンだけでも主役に躍り出る逸品かと思います。

ラーメンを半分くらい堪能してからいよいよ「麻婆飯」と戦闘開始です!

いつもの「四川麻婆豆腐」は、相変わらずのウマ辛さ!

絹ごし豆腐がとても柔らかでプルプルしていて・・・そのプルプル豆腐にに絡みく刺激たっぷりの餡! そして、口に含むと山椒の香りと唐辛子系の辛味が炸裂します。少し食べただけで、首筋からは汗が滴りおちます(笑)。

僕はそもそも「あまり辛すぎて舌がビリビリする料理」は好みませんが、こちらの四川麻婆豆腐は、バランスが絶妙というか・・・痺れ効果も邪魔にならない程度で良い塩梅かと思います。

嗚呼、やっぱり旨いなぁ~。当然、ご飯に合います♪ファンタスティック!

総じて、豆腐がプルプルしていて、辛さと痺れが後からジワっと押し寄せる刺激的な四川麻婆豆腐です。

※思いのほか「あっさり醤油ラーメン」が美味しかったので、次回は「麺大盛(プラス150円)」で発注しようかな!

あっという間に完食。気持ちのいい汗をかきました(笑)。四川麻婆豆腐や坦々麺は、スポーツです!

いつもどおり回転はとても速く、食べ終えたお客さんがいると次から次から何組か入って来られました。この日は、担担麺の注文率が高かった気がしました。

間もなく、杜の都にも今年も暑い夏が到来します。こちらは、そんな暑い夏に是非食べて頂きたい四川麻婆や坦々麺です。汗だくで食べたいな♪

 

【追記】
◆担担麺も大人気です。
◆個人的には、四川麻婆豆腐だと今回ご紹介した<天府仙臺>さん、
北中山<シェシェ>さん、市名坂<華房>さん、柏木<玄武>さんがお奨めです。

※<シェシェ>さんについては、以前「投稿No63.<https://morisen.net/?p=3650>」にて詳しくご紹介しております。
※<華房>さんについては、以前「投稿No19.<https://morisen.net/?p=2649>」にて詳しくご紹介しております。(ただし、四川麻婆はまだ未紹介)