【杜仙・食べ歩き班_No.113】番外編・オムニバス(9)
Posted on : 2019.02.10

たべ歩き番外編(第9回)です。(久々に、ゆる~い投稿です!)

作品名: 文春デビュー?!

センテンススプリングの表紙を飾ってしまった?!

他猫のそら似”ってヤツか。結構似てるな・・・。

さてさて、世間はとっくに年を越してしまいましたが当該ブログはまだ12月ぶんが一部・未投稿です。
以下、2018年12月上旬~12月中旬までに”その他色々”食べ歩き・・・・。

◆「豚骨醤油ラーメンBIG」さん
2018/12/4(火)の夜、約2ヶ月ぶりの訪店です。この年、5度目の訪店。
※<BIG>さんについては、以前「投稿No22.<https://morisen.net/?p=2693>」にて詳しくご紹介しております。
前回9月末に、ちょっと残念な事?がありましたたので年内のリベンジ訪店。

この日お夜19時過ぎでしたが、席は半分といったところ(いつもよりはすいてます)

この日は、中盛りでオーダー!
「BIG中盛(麺固め)(¥800円)+ライス(¥200円) 」

今回はきちんと「麺固め」オーダー通ってました。とても美味しかったです。
ただし、スープはいつもよりやや薄めで「家系特有の濃厚さ(コク)」もやや薄めだったかな?。でも、それでも許容範囲!とても美味しかったです。

※最近「店主様」見えないなぁと思ってたら、噂だと「二号店舗(五橋)」開店の準備でおそらくお忙しいのでしょうね。

 

◆「味福」さん
2018/12/7(金)の夜に訪店しました。こちらは初紹介です。本町家具の街にある「居酒屋・定食屋」さんです。

7~8年ぶりの訪店です。

昼は「サラリーマンに人気の定食屋」さん、夜は「安くてコスパ抜群の居酒屋さん」として本町で知る人ぞ知る、隠れた名店です。
たしかお昼は・・・親方+おばちゃんの2オペだったかな?
夜は随分前から、親方お一人の1オペと噂を聞いてました。
なので、色んな注文はできますが時間はかかると思うので(夜に関しては)ある程度
時間に余裕ある方にお奨めです。
夜でも「昼同様に色んな定食を食べれる」というのが居酒屋さんとしては珍しいスタイルだと思います。サラリーマンが、酎ハイやビールを一杯注文して定食を食べるという印象が強くあります。

色々定食食べたいところですが、入店すると親方から「本日のお奨め定食で良いですか?」と言われたので、それでOKしました。
レモン酎も1杯200円ですので、料理提供の時間潰しにオーダー。

親方がとても人柄がよく、とても話し方も愛想良く、常連さん達の間で人気を博してます。
(この日は、だいぶできあがった酔客が親方にいろいろからんできてました(笑)。常連さんみたいでしたが、親方はニコヤカに会話を受け止めてました)

親方のお奨め定食は、おそらく本日日替わりだった「煮魚メイン」の定食のようです。

「親方のお奨め定食(日替定のカスタマイズかな?)(¥680円)

ごく家庭的な定食でした(なんか実家で食べる夕飯のようでした(笑))
たまには外で”気さくな定食”も良いですね。次回は、飲みに来たいですね

 

◆「中々」さん
2018/12/7(金)の夜、約半年ぶりの訪店です。

※<中々>さんについては、以前「投稿No16.<https://morisen.net/?p=2579>」にて詳しくご紹介しております

私はこの日も前回と同じく中華そばをオーダー。
連れが野菜味噌ラーメンをオーダー。

↓まずは連れの「野菜味噌ラーメン(¥800円)」

たしか店主様が<みそ壱>さん御出身なのでとても安定した味噌ラーメンです。

↓私の「中華そば(¥700円)」

・・・あれ?!麺が変わったぞ?!仕様変更ですね。(こちらの中華そばは、年々「進化」を遂げています。)

前回までの「細め・ややパツパツ」タイプから「中太・ややもっちり」系になりました。

※あくまで個人的な好みですが、こちらのスープには以前の細麺の方が合っている気がします。(要は、以前の麺の方が好きです)でももちろん今回の麺も美味しいですけどね!
スープはここ1年ちょっとくらいは一定のテイストです。魚介がほのかに効いていてウマイです。

いつもどおり焼肉丼も発注し、連れとシェアして食べました。
「焼肉丼(¥330円)」

こちらの焼肉丼は香ばしくていつ食べても美味しい!
何気に・・・色んなラーメン屋さんのサイドメニューのチャーシュー丼とかそぼろ丼とか・・・そういった”丼系”の類では、一番好きなミニ丼です。是非お奨め!

 

◆「喜久水庵(きくすいあん) 南小泉本店」さん

2018/12/9(日)のお昼、約4年ぶりの訪店です

<喜久水庵>さんは初紹介です。
仙台市民であれば、一度は耳にされたことはあると思いますが<お茶の井ヶ田>さんが展開される物販店です。宮城県内だけで数十店舗ありますし、どうやら東日本を中心に全国にも展開されているようですね!
<お茶の井ヶ田>さんは、創業が・・・・大正9年・・・とのこと。1920年代?!あらためて・・・とても歴史のある老舗なんですね・・・。
大町店舗の「初売りの茶箱争奪戦」は仙台の長くから続く風物詩と言えます。
仙台の初売りは全国的にも有名でして、ネットでググるといろんな「慣習」「出来事」
「歴史」を知ることができます。中でも<お茶の井ヶ田>さんの「茶箱」は一際、目立ったイベントとして取り上げられています。
他にも・・・お茶はもちろんのこと、「喜久福」も「仙台の有名スイーツ」として今や全国的な知名度となっています。

そんな<お茶の井ヶ田>さんが展開する店舗の<喜久水庵>さん。
今回ご紹介する「南小泉本店」は、平成8年開業みたいですね。

正直・・・やや「高級」なお店さんなので、自分みたいな”日々、ヘソクリ勘定に明け暮れるサラリーマン”は、そう滅多に利用しないイメージがあります(普段使いのお店では無いです)。客層も、「お年寄り」「余裕のあるマダムの方々」が多いと感じてます。

この日は「たまにはゆったり、天婦羅や茶そばのランチを食べたいな」との連れの要望で、4年ぶりに訪店しました。お昼時でしたが意外にもすいていて、すぐに席に通されました。

↑「今日のおもてなし御膳」というランチメニューから、私は「旬の天ぷら御膳」を、連れが、「めごひめ」をオーダー。

「旬の天ぷら御膳(¥1,382円)

 

「めごひめ(¥1,274円)」

決して「ガツガツ食べる」テイのお店さんでは無いですが、このセットはなかなか・・・ボリュームがありました。満足です。

 

◆「廣聚隆(こうじゅりゅう)台原店?」さん
2018年12月11日(火)の夜に訪店。こちらも初紹介です。

立地的には、青葉区堤町・・・・青葉体育館のすぐ脇、パーキングや飲食店などが隣接している立地にオープン。長いこと開業されていた<プリチョーザ北仙台店>さんが閉店し、12月にオープンしたばかりです。

<廣聚隆>さんは、原町にもあります。なのでこちらは「台原店」という呼称なのかな?
(北仙台駅も近いから「北仙台店」かな?あるいは住所が堤町だから「堤町店」?)

つい2~3年前までは定禅寺通りにも「国分町店」がありました。「国分町店」は、過去に5~6回ほど訪店したことがあります。セットメニューもそこそこあったのですが、夜はどちらかというと「宴会」のテイの利用が多い雰囲気でしたね(正直あまり・・・・印象には残ってませんでしたm(__)m)

お店の雰囲気やメニューは「大陸系中華」な感じです。

連れは「麻婆豆腐定食」を、私は「回鍋肉定食」をオーダー。「焼き餃子」もオーダーしました。

「麻婆豆腐定食(¥800円)」

なかなか個性的な(不思議な風味のする)麻婆豆腐でした。なんだろう?四川風でもないし、家庭的な風味とも違います。これまでちょっと食べたこの無いお味でした。なかなか美味!ご飯の盛りも良いし、コスパ的にも良い感じ。

「回鍋肉定食(¥850円」

回鍋肉の方は、ごくごく普通なオーソドックスなお味。熱々で美味しかったです。(ややオイリーかな?)ご飯もすすみました。

「焼き餃子(¥450円)」

餡の味は、中華屋ならではの美味しさでした。ただし焼き加減がややイマイチかなぁ?(たまたまかも知れませんが餡が少しパサっとして、少し冷たかったかも)

家に帰る途中にできたので、使い勝手も良さそう。
この立地に根付いて欲しいです。

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◆「麺処 壱萬屋 (いちばんや)」さん
今回最後にご紹介するのは、一番町の隠れ家的なラーメン屋<壱萬屋>さん。

開業は1993年頃かな?当時から「呑兵衛」の間では「隠れた、〆ラーメンの店」として密かな人気店でした。(といっても、国分町のどまん中からは外れたところにあるので、知名度的には、”知る人ぞ知る”といった位置付けのお店さんです。)

昔からずっと「夜のみ営業」だったのですが、数年前から「昼の営業」も始めたことは噂で聞いてました。

味噌ラーメン × 数種類”がこちらのお店の”売り”です。

そんな<壱萬屋>さんですが、私が気になっていたのは数年前から”こってり”を提供始めたこと。その名も「最強こってり」。
そうです、あの北四番丁田蛇(デンジャー)>さんの”最強こってり”と同じ呼称です。

そこで色々よもやま話をさせて頂くと・・・・・
<田蛇>さんは、2011年3月10日・・・ちょうど震災の前日に北四番丁にオープン。
ちなみに<田蛇>さんのBGMは・・・40歳以上の方なら誰でも知っている「デンジャー・ゾーン」でした(笑)。いつでも決まってあのBGMが流れていた。
<田蛇>さんは「仙台最強のこってりラーメン!ドロドロスープ!」を謳い文句に、大繁盛した
お店さんでした。いつも繁盛していたイメージだったのですが、2014年末に閉店。。。
実は、その<田蛇>さんは、こちら<壱萬屋>の店主様がプロデュースされたお店さんです。しかも、あの”最強こってり”の仕上りは、「仙台のドロドロ系ラーメンの老舗」<味一品>さんを
インスパイア―したような味でした。それもそのはず!
<田蛇>さんの店長さんは、<味一品>さんのお弟子さんとのこと。

要は・・・・<壱萬屋>さんの親方が、<味一品>さんの元お弟子さんを雇用され、「田蛇」というお店で、拡張・アレンジを加えられてプロデュースされていた・・・というテイです。
なので、当時の<田蛇>さんの多くの口コミを見ると「あの、味一品の味が、北四番丁で味わえた!!??」という感動の口コミが多かったです。(かくいう私も初めて<田蛇>さんで食べた時(=あれはたしか・・・・震災から2週間後くらいだったと思います・・・・)、「懐かしい!味一品のあのラーメンだ!」と感涙しました。)
その<味一品>さんの”こってり”というと、「武骨でドロドロしたスープ。天一よりもインパクトがある。自分で卓上の辛味噌や調味料で調整して、好みの味にカスタマイズする。スープというよりも、ドロドロのタレ。」というかなり”通好み”の、そしてかなり”ディープ”なラーメンでした。自分も90年代前半~半ばにかけて、当時、泉キャンパス近く・市名坂にあった時代はバイクでよく通ってました。懐かしい・・・・。はっきり言うと・・・「好き嫌いはハッキリわかれる」というラーメンです。(嫌いな人は絶対に無理なラーメンです。私も”好き”というより、”懐かしい”味です。)
<味一品>さんはその後、「加茂」→「利府」に移転されました。流行ったのは「1990年代」ですが、今でも「根強いファン」は多いようです。

で本題ですが、私のような素人の予想としては・・・
その<田蛇>さんが閉店し、その後にこちらで「最強こってり」が提供販売されているということは・・・・
あの、<田蛇>さんの最強こってりがこちらで復活した??つまり味一品インスパイア―なテイストなのかな?」・・・などと勝手に想像してました。

前置きが長くなりましたm(__)m。

そんなわけで、2018年12月13日の夜、約10年ぶりに<壱萬屋>さんを訪店。
立地的には、「三越」の南側一帯・いわゆる「東一連鎖街商店(青葉マーケット)」
と呼ばれる細い路地の一角にあります。

 

店内はとても狭いです。半分以上は「酔客」です。

迷うことなく、目的である「最強こってり」をオーダー。それと、「ミニライスが無料」ということでこれもオーダー。ところがなぜか・・・「ミニ豚丼」が出てきた(笑)(”片言”の店員さん、間違えたな。)でも美味しそうだからこのまま頂くことに(安いし)

「最強こってり(¥830円)+ミニ豚丼(¥100円)」

辛味噌とニンニクを投入。

予想通りのドロドロ具合です(笑)。
麺にドロドロスープが、からみついている印象です。

感想としては、<田蛇>さんの「最強こってり」とは、ちょっとテイストが異なりました。見た目も違いましたし、麺も違う。こちらの「最強こってり」は辛味噌+ニンニク等の調味料無しでもしっかり味わいがある感じです。
むしろ<天一>さんに似てました。<壱萬屋>さんのこの「最強こってり」はむしろ、「天下一品」に近いです。なかなか美味しかったです!
※ただし、絶対この「最強こってり」は、好き・嫌いがはっきり分かれますので悪しからず。
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今回はこれくらいで。
※次回投稿も、12月ぶんでご紹介したい残りのお店さんを一気に投稿します。