【杜仙・食べ歩き班_No.400】安くて新鮮! 生まぐろの直売&食堂(塩釜)
Posted on : 2025.01.02

新年あけましておめでとうございます!
『杜の仙台食べ歩き班』を今年もよろしくお願いいたします。
今年も、仙台を中心に宮城県内の「お奨めの庶民的な料理屋さん」情報を
積極的に紹介していく予定ですので、もし”ご興味のあるお店さん”や
”波長の合う記事”がありましたら参考にして頂ければ幸いです

さてさて・・・年は明けましたが、本ブログの”時計の針”は、まだ去年5月中旬の状態です。。。
現在、”約7ヶ月半遅れ”のペースで書いてます(^^;)。(本当はタイムラグ無しで投稿したいのですが・・・忙しすぎて投稿ペースが遅れがちです💦。すいません(;^_^A)

そんなわけで、しばらくは去年の投稿にお付き合いくださいm(__)m。

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さて、新年第一弾は「生まぐろのお店」をご紹介します。

 

今回ご紹介するのは塩竈市
「塩竃まぐろ直売・食堂」さん。

2024年5月12日(日)昼前、相方と2人で訪店。初訪です。

我が宮城県は、「マグロの漁獲量」が静岡県に次いで2位!
その宮城の主要な漁港の1つが塩釜港です。塩竈市は昔から”まぐろの街”として知名度が高いですよね。

そんな塩竈でマグロを取り扱っている仲買人が経営されているのが今回ご紹介する<まぐろ直売食堂>さんです。
仕入れたばかりの新鮮な”生まぐろ”を使ったまぐろ丼や中落ち丼等を、リーズナブル価格で提供してくれるお店です。

住所は、宮城県塩竈市海岸通4-1 プチパレビル1階

JR「本塩釜」駅から徒歩約2分(約100メートル)の立地。
とてもアクセスしやすいロケーションです。
イオンタウン塩釜の近く。鉄道の高架下にあります。

 

 

まぐろの産地という事もあり、塩竃には競合する「海鮮系のお店」は他にも何軒かあります。近辺には、人気のある海鮮丼屋さんも存在します。
あとはお寿司さんも沢山あります。中には、宮城県内のお寿司の世界では大御所である「すし哲👑」さんや「しらはた👑」さんがこの近辺にはあります。
(いや、僕の生活では、とてもそんな高級店には縁がございません(;^_^A。そんな店名を出すのも恐れ多い・・・という事で、他のお店だと・・・あ💡、、、僕の守備範囲で申し上げると・・・海鮮系ではないですけど💦→)塩釜ラーメン御三家の一角<来々軒>さんもご近所です💡。こちらから徒歩1分。
※<来々軒>さんについては、以前「投稿No59.<https://morisen.net/?p=3524>」にて詳しくご紹介しております。(その後も何度か番外編でご紹介しています。)

 

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💡💡<まぐろ直売食堂>さんてどんなお店👀??💡💡

◆創業は2008年4月

◆塩竃のまぐろ仲買人が運営する「まぐろ直売・食堂」
→まぐろセリ業者である「ヤマコ武田商店」さんが塩竃市にて地域振興事業として申請&適用を受けオープンしたお店
競り落としたばかりの新鮮なマグロを格安で提供!

◆「直売所 兼 食堂」というスタイル
→捌いたばかりの「生まぐろの切り身」の直売
→店内で「各種まぐろ丼」をイートイン

◆行列店です!
→ランチタイムど真ん中の時間帯は常時行列!
店内満席時は、名前&人数を記帳してから店舗前で待つスタイルです

→観光客はもとより(安いということもあって)地元の目と舌が肥えた方々からも
人気があります。
口コミサイトなどにはこのような意見・感想が散見されました。

「塩竈で”まぐろ”を安く食べるならここでしょ!」
「新鮮な”まぐろ丼”が汁椀付きで1000円以下で食べれる♪」
「塩竃で”本まぐろ”や”生まぐろ”を食べるなら、コスパの良さでは、ここが一番!」

”本まぐろブランド鮪”ひがしもの”も提供されています!
→水揚げ時期や入荷量具合を鑑みて、こちらでも販売されているようですね

◆お店さんHPから抜粋
↓僕のたどたどしい説明よりこちらを見た方が正確ですね(^^ゞ。
当店は、日本一の水揚げ量を誇る塩竈市で「ファストフード」の感覚で「気軽に本格まぐろを食べられる店」をめざし、2008年4月26日にオープンしました。
生まぐろを提供するため、入船状況や荷卸しされるまぐろの種類、セリの結果によってメニューも変更する場合がございます。
お品書きに掲載しているメニューは、水揚げの多いめばちまぐろ、キハダまぐろを使用しておりますが、
塩釜港では夏場に本まぐろ、秋から冬にかけてブランドまぐろ「ひがしもの」が入荷する場合もございます。
また、入船がなく品薄な場合、稀にお休みいただくこともございます。』
『「塩竈まぐろ直売・食堂」は、前浜である塩釜港に毎朝水揚げされる近海・生まぐろの品質を見極め、
セリ落とす「目利き」ヤマコ武田商店が「産地の生まぐろを産地で味わってもらいたい」と
2008年4月26日塩釜市シャッターオープン事業第1号の適用を受け始めた店です。
ヤマコ武田商店は、昭和39年より塩竈市魚市場買受人協同組合に加盟しているまぐろ専門の大卸。
自社加工工場では、競り落とされたまぐろを、大手百貨店をはじめ、大手スーパーマーケット、全国外食チェーン店、
地元の鮮魚店や寿司店等にお客様のオーダーに応じた新鮮な生まぐろの供給を行っています。
セリから加工、出荷まで一貫して自社で行っているため「新鮮」な生まぐろが「格安」で提供できるのが安さの理由です。
三陸の漁場は、親潮と黒潮が交錯する世界三大漁場と称され良質な海の幸が豊富。特に近海で捕獲されたまぐろは、
船上で氷漬けにし生のままセリにかけられるため、冷凍されたまぐろとは旨味が全く違います。
『店内では、新鮮な生まぐろをファストフード感覚でご賞味いただける丼物をはじめ、日替わりの一品料理を揃えお客様のご来店をお待ちしております。
また、鮮度抜群なお持ち帰り用の品々も入荷状況に合わせ随時販売いたしております。お食事を伴わないお客様でもご購入いただけます。
是非、お立ちより下さい。』

↓お店さんの公式HP
<http://shiogamaguro.jp/restaurant.html>

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前置きはこれくらいにして・・・

 

さてこの日は、相方が・・・・
「まぐろ丼が食べたいなぁ~。鉄火丼がネギトロ丼が食べたい・・・。
たまには本場塩竃で食べたい(>_<)!」・・・・と言い出し、慌ててネットでリサーチ💦。
そして、塩竃方面で数軒がヒット。
その中で、一番<まぐろ直売食堂>さんにビビッときました。

こちらのお店は人気店ですので、その存在はなんとなく知ってはいましたがあいにく、詳しいことは全く知りませんでした。(単に「直売&食堂」という事だけ知ってました
それで、口コミサイトとかをチラ見したところ・・・
「ふむふむ🤔・・・セリ業者直売のまぐろを食べれるお店。コスパがとても良いよいね!
まぁもちろん行列店だよなぁ・・・。混雑具合が気になるけど、多少並んでもいいから食べてみるべ(*^^)v」

ということで、急遽車で塩竃へGo!
45号線を(安全運転で)かっ飛ばし、塩竃市内に到着。

 

 

駐車場はありませんが、お店さんのHPを事前に確認したところ
『近隣の(駐車券発行タイプ)有料駐車場をご利用頂き、会計時に駐車券のご提示でお会計金額から100 円割引致します。』

ということで近くのコイパに停めました。(実質駐車場代無料(`・ω・´)b)

 

 

 

行列店とのことで、「どれくらい待つことになるか?🤔」ある程度は覚悟して来たのですが、たまたまタイミング良く、外待ちゼロ(*^^)v。待たずに入れそうです。

外から見えるガラス張りの小部屋では、「まぐろを捌く光景」が拝めます(^O^)!。

そして、店内に入るとすぐ左手に”まぐろの直売コーナー”がありました(⇒直売コーナーは、【追記】の項にてご紹介します)
入口の壁にはお魚の解説ポップなども貼ってあり、雰囲気あります。

 

11時50分頃到着したのですが、店内は意外とすいていて、6割の入りでした。
(でもたままた運が良かったようです。この直後に満席になり、外待ちも発生していましたので(‘◇’)ゞ)

 

店内はわりと狭かったです。収容キャパは20名くらいかな?
テーブル4人掛け×3卓。カウンター8席くらい。

お店は「食堂とお蕎麦屋を足して2で割った」ような雰囲気。いや、例えるなら・・・・「道の駅のイートイン」のような独特の雰囲気もありますね。内装事体はキレイで落ち着いている雰囲気ではありますが、その一方で、どことなく忙しそうな空気も感じました(良い意味だと回転が速そうかも🤔。

この日の客層は、家族連れが多かったです。

 

店内は、「マグロの老舗」としてのオーラが全開です。

 

↓あれ?!・・・顏が、僕の「以前の職場の上司」にソックリ(゜o゜)💡。懐かしいなぁ・・・。元気かなぁ・・・(その人、「パワハラが服を着て歩いている」ような御仁でした(^^;))

↑壁には、楽天選手のサインがズラリ。

 

 

 

 

メニューをご紹介します。

▼基本メニュー

基本は「まぐろ丼」「二色丼」「仲買丼」「赤身漬け丼」「まぐろユッケ丼」
全てに「椀(まぐろを使ったつみれ汁やねぎま汁)」が付きます。

こちらのまぐろは、全て「生まぐろ」です✨。(逆に、わざわざ塩竃まで来て、もし冷凍マグロだとややテンション落ちますもんね(;^_^A)

▼目玉商品

限定の「本まぐろ丼」そして「本日のまかない丼」

この二品がとても人気のようですね。

 

▼アラカルト

塩竃方面は、このような「シーフードカレー」を提供するお店が結構
多いような印象です(おそらく、賄い料理から派生したのかな🤔)
ボリュームありそう(*’ω’*)。

※詳しいメニューはこちらを参照ください。こちらが確実です(^^ゞ

<http://shiogamaguro.jp/menu.html>

 

生マグロや本まぐろでこの価格👀💡。
仙台で同じような品を食べる時と比較すると、おおよそ「200円くらいは安い」とは感じました。でも、果たしてコスパが優れているかどうか?。それは食べ終えたみないとわからないな🤔。(コスパ = コスト&パフォーマンス = 費用対効果)
その評価は食べ終えた後に記載しますね(^^ゞ。

僕は仲買丼を大盛でオーダー。相方は、まぐろ丼をオーダー。

シャリは+60円で酢飯に変更できるようですが、今回は初見なので「お店デフォの普通の白米」にしました。

 

店内は、おかーさん2名が、淡々とわりとポーカーフェイスでテキパキ回しています。
なので、回転はとても速そうです。

 

オーダーから10分くらいで着丼。

↓僕のはこちら
◆仲買丼(大盛)¥820円(+200円)

マグロの切り身+ネギトロ+イクラ。
新鮮なマグロのお刺身が敷き詰められていて、とても美味しそう♪。

切り身は、赤身ではありませんね。メバチのトロ・・・とお見受けしました。
ネギトロは「すき身」とのこと。

 

↓相方のはこちら
◆まぐろ丼 ¥720円

こちらはネギトロ一色。こちらも「すき身」とのこと。

ネギトロがズッシリ♪ こちらもなかなか美味しそう!

どちらもぱっと見、ボリュームはそこそこかな🤔。(僕みたいに大盛にしないと少なそうですね💡。)

 

 

 

僕の仲買丼。

醤油皿にお醤油にワサビを溶き、ワサビ醤油を準備。

まずは醤油皿にお刺身をつけて頂きます。

メバチのトロは、厚めにカットされています。ピチピチの生まぐろ!

脂がとても乗っています♪。 嗚呼・・・口の中でとろける(*´ω`)♪。

 

 

シャリもフックラした炊きあがりで、なかなか美味しいです♪

(海鮮丼のシャリは「酢飯派」「普通のご飯派」の2つに別れますよね。僕は本来は前者です。次回は酢飯にしようと思います)

そのあと醤油皿からワサビ醤油をガバっとかけました(→これやると怒られる海鮮丼屋さんもあるんだよな~(^^ゞ)

とても旨味と脂が凝縮されていて美味しい(たぶん)メバチのトロ。ご飯も進みます♪。

ネギトロは、中落ちではなくすき身。(とは言え、僕は馬鹿舌ですので、口に含んでも両者の違いは判りません(笑))。とてもネッチョリして口に含むと、鮪の旨味が溢れます。
これは・・・日本酒が飲みたくなります(^^ゞ。

いや~、さすがは捌いたばかりの生マグロですね。想像していたとおり、とても新鮮なお刺身です!

 

ツミレ汁。まぐろのツミレも入ってますし、切身も入っていました。

品のいい薄口の出汁汁に、「サカナ」のパンチがぐわーんと効いています。

 

 

 

切り身とシャリを交互にムシャムシャと頬張ります。
そう言えば、こんな上質なマグロを食べるのはずいぶんと久しぶりのような気がする。

イクラはさっぱりした味わい(イクラは量がちょっと少なかったので欲言えば、もっと欲しい(^^;)。でもまぁ、主役はあくまで生マグロだからなぁ)

 

後半は、切り身とすき身とイクラをスクランブルして食べました。

いろんな旨味と風味が口の中に溢れます。たまりません♪。ネギトロも、こんな上質のを食べるのは久しぶりです。かなり美味しいすき身です。

至福のひと時でした(*^_^*)✨。

 

 

あ、忘れてた👀💡。相方のまぐろ丼はこちら(笑)。
相方は最初からわさび醤油を一気に投入。

ボリューム満点のすき身のネギトロを夢中で味わっていました。
そして、ときおり恍惚とした表情を浮かべてました(*‘ω‘ *)。

 

 

二人ともあっという間に完食

ご馳走様でした。
とても美味しかったです!
この店アタリです(*^_^*)。

わざわざ塩竈の港に来たのですから、新鮮で美味しいのは、まぁ当然かもしれません。
しかし、「この味わいでこの価格」はとても安いと思いました。
(上の方で「仙台の相場より200円安いのでは?」と書きましたが、もとい!。もっと安いと感じました。「パフォーマンス」の採点としては・・・「ボリュームは”普通”ですが、なによりも”品質と味わいが最高”」です。総じて、(あくまで簿育の採点ですが・・・)コスパがとても良いと思いました(`・ω・´)b。あまり塩竃などの漁港市場は詳しくないですが、口サイトとかを拝見した感じだと、塩竃市の名だたる「幾つかの市場」と同レベルのお安い価格らしい)

口コミに「塩竈で”まぐろ”を安く食べるならここでしょ!」というご意見が散見されましたが、そのご意見の嘘偽り無し!

人気店ですのでとても混みます。行列が発生します。
(実際、この日も外出ると10名くらいの行列でした。つくづく・・・僕らはタイミング良かったなぁ(^^ゞ)
それでも並ぶ価値は十二分にあると思います(`・ω・´)b。

「買い物ついでに、新鮮な生まぐろをささっと食べたくなった」
「家族連れで、腹いっぱい食べたい」
「本場塩竃で安いまぐろ丼が食べたい」
そんなニーズの場合は、是非一度ご利用あれ✨。

 

 

【追記】
◆マグロのシーズン
今回利用したのは5月。言わずもがなマグロは本来は寒い季節がシーズンです。
一般的には12月~1月が一番旬。”ひがしもの”は、「9月~1月」らしい。

ということで、今回は若干季節外れでの利用でしたが、それでもとても美味しかったですよ(`・ω・´)b。

 

◆店内直販ブース
「直売所 兼 食堂」ということで、店舗入り口に「本まぐろ」や生の「めばち鮪の切り身」などが販売されていました。

赤身や中トロとかありましたが、激安です(゚д゚)!!
これ、家の近所にあれば、たまに通ってしまいますね。
ご近所の方がとてもうらやましい。。。

店内でイートインして、帰りに刺身を買っていく・・・
そんな方も多いようですね。

◆ぼんやり~ぬTV
ぼんやり~ぬステッカーも貼ってました。

どうやらサンドのお2人は、2015年頃に来たらしい。
うーむ、、、ぼんやり~ぬTV、神出鬼没ですね(笑)。