【杜仙・食べ歩き班_No.326】田中さんが泉中央にやって来た!
Posted on : 2023.02.26

またまた・・・ベタなタイトルにしてしまった(;^_^A。
毎度どーも、杜仙・食べ歩き班です。
今回ご紹介するのは
中華そば専門 田中そば店 仙台泉中央南店」さん。
2023年8月15日(月)18時過ぎ、相方と2人で訪店。初訪です。

田中そば?!
そうです、あの長町にある人気ラー専<田中そば店>さんです(`・ω・´)b。
本店は東京にあります。
その「”田中”ブランドの仙台の2店舗目」として、泉中央に2022年3月12日にオープンしました。

住所は宮城県仙台市泉区泉中央南3-4
北環状線からだと・・・・泉区上谷刈のツルハさんの交差点で北方面に曲がり、泉中央方面に向かうと、七北田川に差し掛かる直前にお店が見えてきます。
地下鉄泉中央駅からだと、徒歩約15分圏内。
セブンイレブン仙台泉中央南店と同じ敷地内にお店があります。

さて・・・これまで仙台で<田中そば店>さんと言えば、
「長町駅前にある、美味しい喜多方(風)ラーメンが味わえる人気店!」として、仙台のラーメン業界において確固たるポジションを築いています。
ファンの方も結構いるのではないでしょうか(‘ω’)??

その「長町店」の方は2010年にオープン。
僕も結構好きなお店で、2015年頃から通ってます(‘ω’)。
※その長町の<田中そば店>さんについては、以前「投稿No42.<https://morisen.net/?p=3109>」にて詳しくご紹介しております。その後も何度が番外編でご紹介しています。

尚今後は、当該ブログにおきまして便宜上・・・・
長町の方を <田中そば(長町)>さん、今回ご紹介する泉中央の方を <田中そば(泉中央)>さん・・・・と呼ばせて頂きますm(__)m。

そして2022年の初頭・・・・「あの田中そばが泉中央にもオープンするらしいぞ👀?!」ということで、結構なニュースになり、仙台のラーメン業界がザワつきました(なにせ「オープン初日は50人以上の行列」だったようです(^^ゞ。)

そして、そのころネットですぐに知ったのですが、「泉中央も長町もメニューやシステムは基本的に一緒」とのこと💡。(と言うのも・・・最近のラーメン運営会社さんの経営手法として、「屋号は一緒で全く別メニューで展開するパターン」が多く見受けられます。そして、後述の通り「田中そばブランドの1号店」は、「博多豚骨ラーメンのお店」です。なのでもしかしたら、「泉中央は博多豚骨になるのかな?」とも予想しました。でも結局、泉中央は長町と一緒でした(^^ゞ。)

さて、以前の<田中そば(長町)>さんの投稿の回にて、「田中そば」についての色々な情報をご紹介してはいますが、今回も改めてご紹介します。

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【田中そば店さんについて】
◆東京の豚骨ラーメン屋「博多長浜ラーメン 田中商店」さん(2000年オープン)運営する会社さんが、セカンドブランドとして手掛けたお店が、「中華そば専門 田中そば店」さん。本店として、東京都足立区に2008年オープン。

◆その後、都内を中心に仙台・名古屋などに16店舗展開。
今回ご紹介する「泉中央南店」は、その16店舗目に出店されたお店。
尚、仙台では、「長町店」に次いで2店舗目の出店。

◆喜多方らーめんをイメージした「中華そば」と(山形の名店<龍上海>さんからインスパイアされた)「山形辛みそ」の2種類のラーメンが主力。

↓お店さんのHPから抜粋
喜多方らーめんをイメージして「気軽に食べる田舎のラーメン」をテーマに作った一杯。
平打ちちぢれ麺と豚骨を濁らせないように炊き、塩だれで味を整えたスープの中華そばや山形の有名店を食べた時に感動して作った「山形辛味噌らーめん」を提供しています。

ついでにお店さんHPのリンクも貼っておきます。

<http://www.tanaka-shoten.net/>

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<田中そば(長町)>さんには、僕はたぶんこれまでトータルで、20回くらいは食べに行ってる計算です。

【僕の印象】
◆喜多方(風)ラーメンと、山形辛味噌(風)ラーメン、どちらも人気ある
◆豚骨ベースのコクのあるスープ+ツルツルモチモチの平打ち麺
◆お昼時間帯は、常時、行列の人気店。
でも、スタッフさんが常時(たぶん)6~7名くらいいてオペレーションもスムーズ!
(要は、並ぶとは言え回転が速いのでストレスレス)
◆店舗がとても綺麗(今風なラー専店・・・という印象)
◆喜多方ラーメンをイメージした今風の中華そばという印象。
◆「こってり」を指定すると、背脂チャッチャになる(まぁ、本場の喜多方と同じですね)
◆本場の喜多方ラーメンさながら、トッピングネギが人気
◆サイドメニューの「にく飯」が旨い!
※個人的には、お店さんのHPにある「田舎のラーメン」という印象ではないですね(^^ゞ。どちらかと言うと「前衛的な喜多方ラーメン」と言う感じです(以前僕は、「ネオ喜多方ラーメン」という呼び方を勝手していましたm(__)m

 

さてさて、今回ご紹介する<田中そば(泉中央)>さんの方はこれまで未訪でした。

個人的に、<田中そば(泉中央)>さんの場所は自宅からも近いので、車でも頻繁に通ります。しかもたまにお散歩までします(自宅から徒歩40分)
そして、「田中そば」自体、結構好きなラーメンです(なにせ当該ブログで何度かご紹介しています故)
しかし2022年3月のオープン以降、ずっと「劇混み」だったので訪店を躊躇しておりました(;^_^A。

 

そんなわけでずっと、オープン以降、訪店の機会をうかがっていました。

 

そして2022年夏ごろになり、「最近行列も落ち着いてきた」という印象を受けました。
「しばらく”田中そば”を食べてないな~。よし、いよいよ 泉中央 に行ってみるか!

 

ということで、2022年8月15日(月)夜、泉中央南店に初めてやって来ました。

「田中そば」自体、自分自身1年ちょいぶりです。久しぶりに食べるので、とても楽しみで訪店しました(^O^)!!
※ちなみに相方は、約7年ぶりとのこと。「以前美味しかったけど、あまりよく覚えていない」というので、道すがら、いろいろ食べ方をレクチャーしました(笑)。

 

 

駐車場はとても広々。

どうやら、お隣のセブンイレブンさんと共同のようですね。

 

 

 

入り口から入るとすぐに券売機があります。
こちらで食券を購入してスタッフさんに渡し、席に案内してもらうシステム。

↑メニューは割とシンプルだと思います。
「中華そば、ねぎそば、肉そば」が喜多方(風)のラーメンです。

「山形辛みそ」は山形の名店<龍上海>さん風の辛味噌ラーメン。

あとは「特製肉めし」などのご飯もののサイドメニュー。
そして、「味付玉子」「ねぎ」などの追加トッピング。
この日は夏限定のメニューも見えますね。

この日、相方は「ねぎそば」にしようか迷ってました。
でも、「ねぎは”ちょっと”で十分(沢山は不要)」らしい(^^ゞ。
そして僕も、、、、途中から味変で「ねぎをトッピング」したいかも👀💡。
要は2人とも「ねぎは半分」が欲しい。

そんなわけで、「追加ねぎ」を「別皿」指定で購入することにしました。
つまり、「追加ねぎ」をシェアし、2人とも「途中まで普通の中華そば」「途中からねぎそば」を2種類味わう作戦です(`・ω・´)b。

※「肉そば」が1100円まで値上がりしたか・・・。これまで長町で何度も食べてましたがさすがに1000円オーバーだと、なかなか手が出汁ずらい価格です。

券売機で、僕は、「中華そば」「肉めし」を、相方は「中華そは」「追加ねぎ」をポチッと。

尚、「長町店」同様、食券を渡す時に、「こってり」を指定できます「こってり」を指定すると「背脂たっぷりバージョン」で提供されます。(当該ブログで何度かご紹介したことあります)
この日は2人とも、「あっさり(デフォルト)」にしました。
あと、食券を渡す時に「追加ねぎを別皿で」と告げました。

別皿で頼めば「途中まで中華そば」「途中からねぎそば」の2種類の味わいを楽しめるという戦略です。相方は「ねぎは半分で十分」とのことなので僕も半分もらうことにしました♪。

券売機の横がウェイティングシートになっていて先客が数名いました。

店内はカウンターとテーブルがあり広々。ネットの情報によると、
カウンター席が16席、4人がけ用のテーブルが5卓、とのこと。
トータル36席。

この日はたまたま、カウンターがガラガラにあいていました。
そしてウェイティングシートに座ろうとしたら・・・・・
「お2人さま、カウンターでもいいなら先にご案内できますけど」と。
僕らはテーブルでもカウンターでもどちらでもよかったので「カウンターでもいいですよ」と。そんなわけで、食券を購入と同時に、ウェイティングシートの先客数名様より先に、先にとカウンターに通されました♪(この運用は、<杉のや>さんも同じですね。人数や開いている席を考慮し、臨機応変、客を裁く方式)

 

 

卓上には、「長町店」同様、ブラックペッパーと辛味調味料「香唐」が置いてます。

 

 

5分かからずに着丼(^^♪

 

僕のオーダー

◆中華そば ¥750円 + 特製肉めし ¥250円

相方のオーダー

◆中華そば ¥750円 + 追加ねぎ ¥150円

トッピングはネギ・チャーシュー・メンマ。あえて小さめのどんぶりを使い、スープをなみなみにすることで、「片田舎のラーメン屋さんの原風景を醸し出している」との触れ込みです。見た目はシンプルです。
豚骨ベースのちょっとオイリーで透き通った塩色のスープ。
見た目、まさに喜多方を彷彿させる醤油スープです!
「肉めし」も「ねぎ」もいつもの見慣れた盛り付け。

うん、<田中そば(長町)>さんと同じビジュアルです(`・ω・´)b。

デフォルトでチャーシュー3枚ってのがとても嬉しい♪

 

 

↓麺は多加水の中太麺。

平打ちでツルツル&モチモチした食感です♪。 噛み応えも喉ごしも良いです!ウマいなぁ~(*’ω’*)。

気のせいかも知れませんが・・・「長町店」と比較すると、麺がやや細いかな?
「喜多方の麺」に比べると、なんとなくシャープで細くて、もっとコリコリな感じがました。でもこれはこれでウマいと思います(`・ω・´)b。

 

スープは豚骨ベースです。脂は鶏だと思います。
↓豚骨+鶏のとても透き通った澄んだスープです!

とても淡い色合いなので、口コミとか拝見すると・・・なるほど、💡これを「塩豚骨」と評する方々も多いですね。(まぁ、カテゴリ的にはそうなるのかな?)
クチに含むと、醤油ダレはキリっと主張してきて、きちんと醤油スープです。
そして、鶏油の効果で甘さも広がります。(僕の気のせいかも知れませんが、やや化調も感じるかも?)
<伊藤商店>さんや、あるいは「喜多方本場の某レジェンド店」と同じような味わい・・・いや、、、、それをやや甘くした輪郭のスープです。

結構オイリーではありますが、とてもサッパリした口当たりです♪。とっても飲みやすい。
(ちなみに、「本場の喜多方ラーメン」は、「豚+煮干し」が主流ですが、「田中そば店」さんの場合は「豚+鶏」なので、そこがオリジナリティな部分なんだと解釈しています(^^)
うん、スープも「長町」と一緒ですね!
ただしこれも気のせいかもしれませんが・・・長町よりもやや甘いかな~??

 

↓チャーシュー。これも長町同様、薄めのバラチャーシュー。

じっくり煮込まれたバラ肉です。 醤油ダレが滲みてトロトロ♪
でも噛み応えもしっかりとあります。(僕はこのチャーシューが大好きで、これまで結構な頻度で「肉そば」を発注しています)
噛むとクチの中でホロホロに崩れます♪。 ウマいなぁ~(*’ω’*)

 

↓コリコリの黒いメンマもお馴染みです。

澄み切った淡いスープにマッチしています。とても歯ごたえが良いし、美味しいと思う。

 

↓僕の発注した肉めし。

「田中そば店」さんのご飯モノの中では一番人気。
いろんなラー専店で多種多様な肉飯やチャーシュー丼」ありますけど、個人的には、ここの肉めしが一番美味しいと感じてます(^^)v
ふわっと炊き上がったご飯に甘口の醤油タレ。ブツ切りのチャーシューが沢山混じってます。総じて、「しっとり系混ぜメシ」といった口当たりです。前回・・・・1年ちょい前も食べたけど、いつも通り美味い!です(泉中央でも同じ品質・仕上がりなので、率直に嬉しいです)。

 

 

麺は、やはり以前よりも少し細くなったかなぁ?
でも、モチモチ&ぷりぷりでいつも通りの美味しさです(`・ω・´)b。

「あっさり」を食べるのは、3年ちょいぶりだったのですが、それなりにコッテリしている気がしました(笑)。そして先述のとおり、いつもより甘く感じた。

 

 

おっと・・・・「追加ねぎ(別皿)」をお忘れなく(笑)。
「追加ねぎ(別皿)」が想像よりボリュームあった(最初、ミニネギ丼かと思いました(笑))。
↓なのでこれは2人でシェアする戦術が正解のようです

「ねぎそばのネギ」そしてこの「追加ねぎ」は、デフォでのっている「輪切りのネギ」ではなく、いわゆる「白髪葱」です。
「ラーショ」、<一品堂>さん、<昭和屋>さんとほぼ一緒のビジュアル。
ゴマ油風味の、少しピリッとした辛みのある特製ダレ。うまいなぁ~。

そのまま食べても美味しい(ビールが欲しくなる)
ご飯にのっけても美味しい♪

↓とか思っていたら・・・相方がとっととラーメンに入れ始めました(笑)。

↓僕も半分になった中華そばに、追加ねぎの半分を投入。

さっきまでの「スッキリした味わいでやや甘口の中華そば」とは表情が全く変わりました。
特にスープの味わいがさっきまでとは別モノです。

ピリ辛のネギラーメンです!

たまに、「ラーショの南蛮ラーメン」と重ね合わせる方もお見かけしますが「ラーショのソレ」とはちょっと趣が違うと思う(あちらは、「南蛮+ワカメ+ニンニクがガツン」と聞いたジャンクな味わいですからね(^^ゞ)。「家系のソレ」とももちろん違うし、あくまで・・・・「喜多方の上品なねぎそば」という印象だと思います。

 

 

ご馳走さまでした。

とても美味しかったです!

「泉中央南店」は今回初訪でしたが、「長町店」同様、とても気に入りました(`・ω・´)b。
なにより相方は、7年ぶりに「田中そば」を食べ、「記憶通り、とても美味しいかった」と言ってました。

個人的には「長町店」よりもこちらの方が(家から近く)来やすいロケーションです。(来ようと思えば歩いても来れるし・・・・要は利便性が良い。)
そんなわけで、今後は、たまにちょくちょく来ることになりそうです。

次回は久々に「こってり」を食べようかな?

否!一度も「山形辛味噌」を食べたことないので次回は「山形辛味噌」を食べてみます!

 

 

【追記】
◆今回の「追加ネギを別皿オーダー」の食べ方、お奨めです👀💡
「途中まであっさりした甘い中華そば食べる」
「途中からピリ辛のネギそばを食べる」
2つの表情を1度に楽しまます。
また、今回の僕らみたいに、「2人で追加ねぎ1皿」が最適な量だと思いました。

ちなみに(過去に何度がご紹介してますが)「こってり」は背脂が効いて、(良くも悪くも)さらに甘いです(^^;)。なので、「ねぎ」もしくは途中から「香唐」はマストアイテムですね。

◆以前の投稿で、ちらっと書いてますが・・・・僕は最初は<田中そば(長町)>さんを「仙台の個人経営のラーメン屋さん」だと勘違いしてました(^^ゞ。
その後、東京に色々店舗があることがわかり、ネットでお店さんのホームページを知りました。

勘違いした理由としては・・・・「屋号に”田中”」と入っているからです。いわゆる「苗字系ラーメン」です。
ちょうど、長町に<田中そば(長町)>さんがオープンした2010年ごろは全国的にも「苗字系ラーメン」がブームとなっていたころでした。
2010年頃、仙台でもいろいろオープンしたなあ・・・。
<田中そば(長町)>さんだけでなく、<渡辺>さん、<伊藤商店>さん・・・etc。
当時はもっと沢山のお店さんがオープンしましたが、結果的に仙台の地に根付いて生き残ったのはこの3軒だけのようですね余談ですが・・・本当だったら、<すずき>さんも今ごろ、「若林区を代表する人気ラー専」になっていたことでしょうね・・・いまだに2012年の事故が残念でなりません・・・・)

なので、当時は(というかその後しばらく)「仙台の”田中さん”という職人が旗揚げしたラー専店」だと、完全に勘違いしてました(;^_^A。まさか東京の、資本が入っているチェーン店だったとは露知らず(笑)。