【杜仙・食べ歩き班_No.261】移転したBIG!(春日町→国分町)
Posted on : 2021.11.21

I’m the one who wants to be with you~♪
Deep inside I hope you’ll feel it too~♪
・・・・・
というわけで?、冒頭からバグり気味ですが、今回が僕が大好きな<BIG>さんです。
仙台を代表する家系のラーメン専門店です。

当該ブログでは何度もご紹介していますが、タイトルの通り、新店舗に移転されました。
そこで、これを機に再度詳しくご紹介しようと思います。

※↓<BIG>さんについては、いままでの店舗についてはこちらで詳しくご紹介しています。
「投稿No22.<https://morisen.net/?p=2693>」(その後も何度も番外編でご紹介してます)

あらためまして・・・・・
春日町から国分町に移転した「ラーメン ビッグ 本店」さん。
あれ?屋号も「BIG」→「ビッグ」という標記に変わったんですね(笑)。
※でも自分は今後も<BIG>さんと呼ばせて頂きます(‘◇’)ゞ

2021年8月4日の夕暮れ時、18時半頃訪店。
個人的に昔からルーティンワークとして定期訪店しているお店さんですが、今回は10ヶ月ぶりの訪店です!
新店舗になってからはもちろん初訪店です。(移転後気にはなっていたのですが、当該ブログで何度も御周知の通り弊社および杜仙食べ歩き班は今年の1月~6月、一切外食していませんでしたm(__)m。
そして今回・・・8月についに初訪に至りました。)

「<BIG>さんのについてのアレコレ」は旧店舗のご紹介でいろいろご紹介していますけど、今回あらためていろいろご紹介します。(まぁ、以前の紹介とほぼ同じです)

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<BIG>さんは、2011年の震災のちょっと後くらいに青葉区春日町にオープンされたお店さんです。(巷の噂によると、店主さんは、長野県松本市の有名な家系ラーメンさんで修業されて、さんを開店されたとか?)
その後、2013年までに一度「移店」されています。その時は「春日町内の移転」。
僕は、その2番目の店舗の時代・・・2014年から通ってます。(トータル30回以上は通っているのでなかなかのヘビーユーザです)
その店舗は、定禅寺通り沿い・メディアワークのすぐ側にある中本ビル1Fでした。つい最近・・・・今年の1月まではそちらで営業されていました。

そして2021/1/26、定禅寺通り沿いから県民会館裏に移転オープンしました。
ロケーション的には「県民会館裏」ですけど住所は国分町です。
ですので「国分町本店」という屋号です。

<BIG>さんは、だいぶ前から「仙台で一番、安定した家系ラーメン」として、すっかり浸透してますね!
開店から10年も経過し、いまでは「ちょっとした老舗の風格」も漂いだしています。
もともと仙台には90年代から「家系にとても良く似た(影響を受けた?)、”仙台っ子ラーメン”」がありました。(<仙台っ子>さんを「家系」と呼ぶ方々も多いですけど、でもお店さん側は完全に否定されているんですけどね(^^ゞ。たしかに似ているけど、麺とかスープの濃度とかコンセプトが、家系ラーメンとはかなり異なると思います)
で、その「仙台っ子ラーメン」が大昔から根付いていることが原因かどうか?はわかりませんが・・・・
この仙台にも、全国的な「家系ラーメンの普及」の流れで2010年前後からいろいろ出店されるようになりましたが、全然根付きませんでした。(よく口コミサイトとかでは「仙台っ子似ている」とか書かれていたりした(^^;。全然違うのにな~。仙台近郊に何軒かありましたが結構閉店したもんなぁ)
そんななか<BIG>さんが2011年に、マチナカに堂々とオープンしたんですけど、結果的に<BIG>さんだけ生き残りました(*’▽’)!
生き残った理由は色々あるとは思いますが・・・・
(本場の家系は醤油が前面にたったキリっとした味わいなのですけど)仙台人向けにマイルドな優しい味わい」
「近くの”某・超インテリ大学”の生徒を味方につけた(=後述する”まくり券”とか、学生向けの呪文・・・など、運用面でいろんな魅力があり学生さんを虜にした)
そして
「美味しい!(笑)(←これ大事!(笑))
・・・・が主たる理由かなと思います。

家系ラーメンとは??

家系ラーメンとは、横浜の「吉村家」さんを発祥とする、「豚骨醤油+太いストレート麺+デカい海苔+ほうれん草などの何らかの野菜」+「ご飯がお供」の、結構コッテリした、とてもしょっぱいラーメンです。屋号に「家」を付けることが多いです。<吉村家>さんが直々に暖簾分けしたお店さんも全国には色々存在します。(暖簾分けしたお店さんは、独特の宗教感がありますね。ストイックな姿勢というか、やや”男塾”っぽい?武骨な精神というか・・・要は、ラーメン好き以外には少し敷居が高い印象)
でも<BIG>さんはマイルドな優しい味わいに敢えてそうしている(?)ので、仙台のお年寄りや女性にも受入られたんだと思いますね。(そういえば、なにかと家系と比較される<仙台っ子>さんや<一品堂>さんがマイルドな味わいですねぇ。<仙台っ子>さんや<一品堂>さん同様、<BIG>さんも、仙台人の口に合っていたんでしょうね。)

かくいう私も、<BIG>さん「とても完成度の高いだけでなく、仙台人の味覚にとても理解した家系ラーメン」だと感じてます。

そんなわけで、その当時(2010年前後)に開業されたお店のうち生き残ったのは<BIG>さんだけですが、その後、2010年代半ばあたりから駅裏<横横家>さんとか、五橋<一翔>さんや泉の<町田商店>さん、そして最近だと広瀬通<傳助>さんなども仙台の地に定着した感があります。(もちろん他にも何軒かありましたがいずれもすぐになくなりました)
なかでも、<横横家>さんは、”元”吉村家直系(=・・・いろいろあったようですね(;^_^A・・・)ということもあり、「本場のしょっぱくて濃い家系ラーメンが食べれる」ということで、神奈川・東京から流れきた本場好きな方々からも評価が高いようですね。(ただし、仙台人にはちょっとしょっぱいかな?。僕も何度か食べましたが、いずれも「味薄め」で食べました。それでも結構ちょっぱかった(笑)。シャバ僧ですいません(;’∀’)。)

せっかくだからお店さんのHPから引用


私どもは『本場の家系ラーメンを宮城県の皆さまへ』という目的を持ち、2011年杜の都仙台で『豚骨醤油ラーメンビッグ』1号店をオープン致しました。
その味の基本となる、スープ、麺、タレの試行錯誤に8年の歳月をかけ、ラーメンビッグの【家系ラーメン】が完成致しました。
スープ作り、タレの作り方、麺、チャーシュー、基本は少しだけ勉強したものの、ちゃんと作った事が無かったのでほぼ素人同然でした。
スープは呼び戻しと呼ばれる方法で、大きな二つの寸胴を用います。
創業から絶えずスープを継ぎ足し続けるメイン寸胴と、毎日新しいフレッシュなスープを継ぎ足すためのサブ寸胴。豚骨はどちらにも大量に使いますので、この2つを常にコントロールして味を出すには本当に難しく、
まさに職人技が必要になります。とにかく失敗、失敗、失敗の連続でした。
今日失敗した事は明日やらない。そんな事の繰り返しでした。
同時に醤油だれも同様に失敗、麺も自家製麺に切り替えては失敗、そんな事を続けて6年。
ようやく納得いくものに仕上がりました。
しかし、あまりに難しいスープでは他のスタッフに作ってもらう事が出来ません。
そこから更に1年間、スープのレシピ化に取り組みした。
そして現在、たくさんのスタッフにスープ作りや麺作りを任せられるようになりました。
今後はこのラーメンを、よりたくさんのお客様に届けられるように、そして働いて頂いてるスタッフにたくさんのチャレンジ出来る場を提供するためにも、より良いお店をたくさん出店していこうと思っています!

総じて「味もお店の印象もマイルな家系ラーメン」という印象かなぁ?と(僕は、家系ラーメンの中では<BIG>さんが一番好きです!(^^v)

そんな<BIG>さんですが、どんどんお店が人気となったこともあってか?、2019年2月には、五橋に「ラーメンビッグ2号店」さんがオープンしました(すいません、あいにくまだ僕はそちらには未訪)
※その前後あたりから、店主様は春日町からは見なくなりましたたね(おそらく五橋かな?)(なにげに店主様がいると・・・・実はちょっぴり緊張感が漂うので、今の方が雰囲気が好きです(笑)。あっ、こんなこと言ってすいませんね(;^_^A。でもまぁ・・・そこは”常連特権の発言権”ということでご容赦ください(^^ゞ)

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さてさて、前置きが非常に長くなってしましたm(__)m。(大好きなお店で、いつも贔屓にしているお店さんなので、どうしても熱くなってしまいます(;^_^A)

2021年8月4日(水)の18時半頃、店舗前に到着。もちろんオープンした頃から
お店前は何度となく通っています(というか、改装工事中から見ています(笑))
それもそのはず!。なななんと!?・・・弊社が属する「宅建協会(ハト系列)」、そのビルの隣の隣・・・・というロケーションですので(笑)。

第2旭ビルの1Fに越されてきました(笑)。
大好きな<BIG>さんがより、身近なロケーションになりました!

以前の店舗は「マイルドで都会的な外観」だったのですが、今回の新店舗、は、良くも悪く「直球の家系店舗」ですねぇ(;^ω^)。まさに「男塾」な外観です。

もしやかなりお店のコンセプト変わったのかな?(わかりやすくていいですけど、すこし敷居が高くなったような印象ですね。)

でも店に入って安心しました!
店舗内は、これまでの、モダンな内装です。(前の店舗と良い意味でほとんど変わりません。)

リニューアルしただけあってとても綺麗で良いねぇ♪
こちらのスタッフさんは、創業当初から印象がとても良いのですが、新店舗もさらに愛想良くて良い印象です(`・ω・´)b

↓これまで同様、入ってすぐに券売機。

(ネットですでに予習済でしたが、あらためて)主力商品名「BIG」が「豚骨醤油」という名称に変更となってますね!(まぁ、どっちも間違いなく一緒でしょうけど。)
あとは、「ソルトBIG」が「塩豚骨」に名称変更となったようだね。(まぁ、こっちも一緒でしょ)
おっ?!「中華そば」なんて、以前はなかったんじゃねーの?!
これはちょっとそそられますね(まぁ、せっかく家系にきて中華そば頼もうとは思いませんけど、これはたぶん、「同行者が、豚骨系が苦手は場合にチョイスできるように」というコンセプトなのかな?って)
ご飯は数年前にはじまった「お代わり無料制度」が今も聞いているようですね!
100円で無限ライスのようだ。
ふむふむ・・・・。

まあ、僕はいつも同様、「BIG 並盛」・・・もとい!「豚骨醤油 並盛」をポチッと。
それと「お代わり無料ライス」も。

席に座るタイミングでスタッフさん(カワイ子ちゃん)が回収しに来ました。

ここで、オーダーの際のルールと、”まくり”の制度について補足。
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◆このタイミングで、家系ラーメンではお馴染みといえる「お好み」を聞かれます。
油・・・多め、普通、少なめ
味・・・濃いめ、普通、薄め、
麺・・・硬め、普通、やわめ

いずれも3段階から選べます。
デフォがよれば、「全部、普通で!」と。

◆秘密の呪文
※学生向けの呪文ほぼ「オフィシャル」なので伏せませんでしたが、社会人向けの方は一応「秘密の」というテイなので、マスキングしました(笑)(とはいえ、ググると普通にでてきますね(笑))

①学生向けに、以下の呪文があります
まっちゃん:麺半玉増し
はまちゃん:海苔増量
※学生特権の無料トッピングです。

②今から2~3年前に、社会人向けに以下の秘密の呪文が開設されました(笑)
た●はら:ほうれん草増量
ピ●ト●:海苔増量

※②については、店員さんから初訪の際に、「秘密の呪文を知ってますか?」と聞かれます。僕の場合は、何年も通っていて、それが2019年頃?、券回収のタイミングで突然聞かれたので呪文って学生のヤツでしょ?。オイラはどーみても、学生じゃねーよ(笑)と、半ギレ気味で(^^;)返答したところ・・・スタッフさんから「社会人向けに設けました(笑)。次回からオーダーの際にお伝えください。合言葉は・・・・」云々の説明がありました。

◆まくり券の運用
KK(完食・完飲)時の特権。
KKを果たし自己申告すると「まくり券」という券が配布されます。
具体的には、帰り際に、「マクリました(=スープも一滴残らず全部飲みました!の意)」をコールすると、店員さんが丼をジャッジし、「まくり券」が配布されます。(今はたぶん、スタンプに変わったのかな?)
※私は、健康を考慮し、敢えて”マクったことは無い”ので詳しくはわかりません。毎回、ワザとスープを少し残ています(笑)・完飲しても大して変わらないとは思うのですが、自分なりに健康を配慮したおまじないみたいなモノです。
で、そのまくり券を手に入れると、たしか「1ヶ月限定で、トッピングが1品無料」というサービスが受けられます。なかなかお得ですよ(笑)。

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ただし、上記、呪文に関しては「移転前」のハナシでした。移転後も秘密の呪文効くのかなぁ?(半信半疑)

スタッフのかわい子ちゃんがさんが件を回収するタイミングで

(移転したけど)まだあの呪文・・・・ピ●●ルって効くのかな??」(by僕)
「はい!今もそのままです!」(Byスタッフさん)

ってなわけで「油多め、麺硬め、●ス●ル」を指定!
ご飯も、お代わり無料ではありますが最初から量を聞かれます。
なのでいつも通り「大盛」を指定

卓上には、家系特有の「色んな薬味・調味料」が置いてます。自分は基本的に・・・・「ニンニク+コショウ」だけで闘います(豚骨の風味をじゅぶん堪能したいので、いつも敢えて他のトッピングは試しません。)

5分後に、最初に「ライス」が登場!

 

◆お代わり無料ライス ¥100円

(先にこれだけ登場してもいつも扱いに困るんですけど(^^;)、まぁ、そこはご愛敬(笑))
ライスを眺めがらラーメンを待ちます。

その2分後くらいにラーメンも着丼!

 

◆豚骨醤油 並盛(油多め、麺硬め、ピ●ト●) ¥780円

※「味わい」については当該ブログこれまで何度もご紹介したとおりですが、今回も一応ご紹介いたします。

具はこれまでどうり、チャーシュー、キャベツ、ほうれん草、海苔が3枚(+呪文で4枚追加=7枚)です。
基本的に「THE・家系ラーメン」というビジュアル。
まぁ、生キャベツが珍しいですよね(=これが、後述のとおり、なかなかの名脇役)

自分の場合、最初から「ニンニク」をいれます。

↓まずは麺。

モチモチの中太ストレート麺。家系ラーメンだととてもオーソドックなタイプの麺です。
とても食感が良いですよ。スープもよく絡むし。

↓スープはマイルドな口当たりの豚骨醤油味♪。

豚だけでなく鶏がらスープも混ざっていています。
<BIG>さんの特徴は「マイルドなスープ」です。
なので、醤油タレがさほど攻撃的ではありません。要するに、マイルドな口当たりです。
僕の場合はいつも「油多め」にしているので、すこし「コテコテした感じ」も楽しんでいます(というか、近年は「あっさり目のテイスト」になってきているので、私的には「油多め」がマストになってきています。)

でも、スッキリしていて食べやすい家系スープだと思いますね。
ニンニクと豚骨醤油のハーモニー。至福の美味しさです♪

↓ほうれん草は、どこのお店も一緒ですが、家系の必需品アイテムですね。

↑意外な伏兵が、この生キャベツ。人によっては「不要じゃない?」「なんの意味で?」という声もたしかによく聞きます。でも個人的には、家系ラーメンとの相性抜群だと感じています。やや塩辛のスープを飲んだ後の口直しに一口キャベツを噛みしめることにより、口の中がリセットされる感じがします。(ちょっと違うけど<二郎>さんも、ボイルドキャベツがその役割だと思うし)
いまや、<BIG>さん以外の家系ラーメンを食べる時でさえ「キャベツが恋しくなる」ことがあります。

そしてチャーシューはとてもホロホロです。箸でつかむと崩れそうなくらい柔らかいです。
味もしっかりついています。チャーシューというか、煮豚に近い感じかな。
豚骨週油スープとの相性抜群。

 

 

↓家系ラーメンの聖なる儀式!

↑海苔をスープでヒタヒタにひたし、ご飯に巻き巻きして食べます。
なんも言えねー美味しさです!

 

↓中太ストレート麺、相変わらずスープをバッチリ絡んでます。

(嗚呼・・・すぐになくなりそうだ・・・・久々に中盛にしておけばよかった・・・と後悔(>_<)

ご飯は無限にお代わり可能ですが、僕は毎度「大盛ライス1杯」にとどめておきます(笑)。

(たまに、余ったスープに投入することもあります)

 

今回は珍しく、「辛味噌」も入れてみました。

(実は、今回は、いつもよりもちょい薄めだったので、「辛味噌」はいい感じでリカバリできました)

 

あっという間に完食。

御馳走さまでした!
いや~、やっぱり美味いねぇ♪
やっぱり<BIG>さんは、私的・最強の家系ラーメンです。

総じて、「味」「ビジュアル」移転前と、ほぼ変わっていないのでとても安心しました(笑)。今後も長い付き合いになりそうです。

 

【追記】
◆「ラーメンBIG」さんとは全くなんの縁もゆかりも(たぶん)ありませんが、僕が気まぐれで
冒頭に記載した「Mr. Bi●」の名曲「T● Be With ●ou」。
昔、カラオケでガチモードで歌い、「お前、そんなのなんでガチで歌えるんだ?!」「お前、欧米か?!」「場の空気読めよ」とドン引きされた経験があります( ;∀;)。
(あとは、カー●ンターズの「トップオブ●ワールド」とか歌うと、「マニアックなのやめろ!」「先輩は男子でしょ?!」「なんで歌詞がでてくるの?」とか上司とか若い後輩にいじられましたね(笑)。)
でも僕の世代だとドストライクなんだけどなぁ(;^_^A)

どーでもいいハナシですいません(;^ω^)