【杜仙・食べ歩き班_No.208】 病みつきになるアジアンカレー(上杉)
Posted on : 2020.11.02

こんにちは!こちら杜仙・食べ歩き班です。
今回ご紹介するのは昔から二日町・北四番丁の界隈で、密かな人気を博すカレーランチです。
2020年2月10日(月)のお昼、青葉区上杉
Kitchen プラス1(キッチン プラス1)」さんを訪店。たぶん5年ぶり。

店名はなんだか「某ニュース番組」みたいですよね(←ちょっと古いか(笑))

<キッチン プラス1>さんは、アジアンカレーを売りにしたお店さんでして、昔から”一度食べると病みつきになる人が多い”ことで有名です。
リピーターがとても多いお店さんです。(北四番丁でランチタイムを楽しむ際には穴場的な存在。これ以上混んでほしくないから本当はあまり人に教えたくないんですけどね(笑))

住所は青葉区上杉1丁目7-1 山谷ビル B1F
地下鉄北四番丁駅 から徒歩3~5分程度のロケーション。
勾当台よりも北四番丁寄り・・・いわゆる二日町界隈です。
いろいろと官公庁の建物が賑やかな地区ですが、<キッチン プラス1>さんが入るビルはそこからは少し離れた、ビルの間の細道にあります。
↓このイーオンさんが入ったビルの隙間を仙台ビジネスホテルさん方面に歩きます。

仙台ビジネスホテルさんの向かいあたりのビル。

↓そのビルの入り口には看板があります。

↓ちょっぴり”場末感”が漂ってますが恐れず階段を下りましょう(笑)。

↓お店の外観はこんな感じ。

◆営業時間
 ランチ   11:30~14:00
 ディナー  18:00~21:30(LO 21:00)
◆定休日
日曜日、祝日

◆特徴
・昼はランチ提供の軽食喫茶店ぽいスタイル。夜はドイツビールを楽しめる居酒屋スタイル。
・看板は「ソーセージとビールの店」(”売り”はアジアンカレーなのですけど、基本的にドイツ系かな?)
・アジアンカレーと唐揚げが人気
・こちらのカレーはスープカレーみたいなアジアンカレー
・唐揚げは「カリッ☆」としたクリスピータイプ。サイズがデカい!
・ラッシーもついてくる。ラッシーは手作り。
・女将さん一人で切り盛り(接客から調理まで全て女将さんワンオペ)
・リピーターが多い(毎回、常連さんが誰かしらカウンターで食べている印象がある)

創業はいつくらいだろうか?(調べたんですけど詳しくはわかりませんでしたm(__)m
ネットを見ると、少なくとも10年以上前の口コミ情報があったりしますね。
ちなみに僕がこちらの存在を知ったのが2013年頃です。
当時、知り合いだったシステムエンジニアの方がこちらの熱心なファンで「とても癖になり美味しいですよ!」って薦められたのがきっかけです。
そんな僕ですが、前回訪問したのが2015年頃だから・・・今回こちらへは約5年ぶりの訪店となりました。(すっかりご無沙汰しちゃったなぁ)

↓お店さんのHPや、お店さんが過去に発信したメッセージから一部を抜粋・引用
『Kitchen プラス1は北四番丁駅と勾当台公園駅の両駅から徒歩約5分。ちょうど真ん中の仙台市青葉区上杉にあるお店です。上杉というビジネス街に時間を忘れてちょっと一息つける空間が、あったらいいのにという気持ちからあえて地下に店を構えました。地下だからこそ都会の喧騒を忘れ、思わず時間を忘れてしまうそんな落ち着いた空間が実現しました。店内は西洋の街並みをイメージさせる内装となっております。是非一度足を運んで見てください。』
『勾当台公園駅と北四番丁駅から徒歩5分!都会の喧騒を忘れてのんびり出来る空間Kitchen+1。時間を忘れてしまうほど落ち着いた空間で、ゆっくりランチをしたい方は是非どうぞ。一手間加えたほろほろのお肉が入ったカレーをご用意してお待ちしております。』
『店名の「Kitchen プラス1」には当店の料理に対する思いや考え方が取り入れられております。忙しい日々の中、自分では手がかけられない。そんなお客様のために、手間をかけ様々な工夫をこらし仕込みを行っております。お越しいただいたお客様に美味しいと思っていただき、さらに男性でもご満足いただけるように栄養バランスも考えボリューム感あるメニューも当店の特徴です。当店自慢のカレーはスパイスと野菜などの具材が絶妙に絡み合った味は一度食べたらやみつきになることまちがいなし。当店自慢の大きめのからあげと一緒に、ご賞味ください。』

ふむふむ。女将さんの一生懸命・積極的なアピール感が溢れています。(お店に対する熱意や情熱がひしひしと伝わってきて応援したくなりますね!)

以前と変わらぬ店内。黒を基調にしたシックな色合いとインテリア。
落ち着いた雰囲気です。

カウンターが7席くらい。テーブルは16席くらい。
女将さんも以前と変わらずお元気そうです。

↓ランチメニューは以下の4品。

↑お店さんのお勧めは「ミックスセット」。
アジアンカレーと鶏の唐揚げ、両方を一度に楽しめるお得なセットです。
ボリュームも4品の中では一番あります。価格は、他の3品よりちょっぴり高いです。(前回訪店時からは、100円だけ値上がりしてました。)
僕も「ミックスセット」をお勧めします。(カレーだけだと、ちょっぴりボリューム的に寂しいし、唐揚げだと味付け的に口が寂しくなりそう。なので、2種仲良く味わう「ミックスセット」を断然お勧めします!)
何せ過去3度来た時ありますが、3度とも「ミックスセット」を食べた記憶がありあmす。

今回もこれまでと同じ「ミックスセット」を「ライス大盛」にて発注。
ちなみにどこにも書いてはいませんが、ライス大盛無料です。(おかずのボリュームがあるので、ライス大盛がお奨めです!)

以前と同様に、カウンターの中では女将さんが自ら調理されていました。
女性おひとりで調理から配膳まで全部こなされているのでランチ繁忙時間帯はとても大変でしょうね。(幸いこの日は11時だったので店内はガラガラでした。でも12時過ぎると近隣のOL・サラリーマンの方々がワンサカ押し寄せますので。)

キッチンからは、唐揚げを揚げる音心地良い音が聞こえてきます♪
そして、店内にはなんとも香ばしい香りが漂います♪よだれが出そうになります。

 

 

10分くらいで着膳。約5年ぶりのご対面!

 

 

◆ミックスセットライス大盛 ¥1,100円
先述の通り、ライス大盛は無料サービスです。

アジアンカレー、巨大な唐揚げ3個、千切りキャベツ、テールスープ、ライス、テールスープという構成です。それと、食後にはラッシーがついてきます。
もう見た目・印象が「和風な唐揚げ」とは違いますよね。
見るからにサクサクしてそう。フライドチキンと唐揚げの中間みたいなビジュアルです。
そしてカレーセットなのに、何故かテールスープがついてくるのが嬉しいです。

お店さんこだわりのアジアンカレーは、スープカレーのようにサラっとしています。
口に入れた瞬間はそれほど辛さを感じないのですが、喉越しでピリっとスパイシーな感じが漂います。骨付き鶏肉1本入っているのですが、トロトロです♪。とても柔らかいのでスプーンで簡単に骨を外せます。

なんでも、テールスープをカレーの出汁(だし)として使っているとのこと。毎日牛テールでグツグツ煮込んでいるとのことで、なんとも手が込んでますよねぇ~。
スパイスはインドネシア、その他アジア各国のものを厳選して使っているらしい(スパイスの違いは、僕みたいな素人には全くわからない世界です(笑))
牛テールを煮込んだ奥ゆかしい味わいのスープに、その厳選採用されたスパイスがじんわりと効いてます。
適度なスパイシーさの中に、ヨーグルトの酸味も感じるのですが、それは味をまろやかにするために自家製のヨーグルトをアクセントで混ぜているから、とか。日々でヨーグルトの量とかも変えたりするらしく、それで日々の微妙な味の変化も楽しめるらしいです。
あとはココナッツの風味も感じました。
シャバっとしたスープ状のカレーを固めのご飯に浸したりしながら楽しんで食べすすめます。あー、うますぎる!ファンタスティック!

巨大な唐揚げが3個もドーンとお皿に乗っています!(この唐揚げ、1個のサイズが普通の唐揚げの2倍以上ありますよ(笑)。女性には、ちょっぴり多い量かも知れません。ちなみに食べきれない時は、頼めばパック詰めしてくれるらしいのでご安心ください)

衣が薄めで、カリッとしたクリスピー食感が特徴です。ニンニクの風味がほんのりします。脂肪の少ないむね肉を使っているとの情報。たしかに、食べた感じは「ささみ」のようなある意味淡泊な感じがします。(脂ギッシュな唐揚げとは対極的でパサパサした食感)
なるほど、このサイズの唐揚げだとものすごくカロリー高いイメージありますが脂が少ないので幾らかはヘルシーなのかも知れませんね。(女性に人気が高いのも頷けます(笑))
なんでも冷凍流通の肉ではなく、岩手産の生の鶏肉を発注しているらしい。

脂分は少ないのですが柔らかくて美味しいです。味付けはスパイスがしっかりと染み込んでます。これぞ「アジアンな唐揚げ」といった感じかな。

スープカレーに入っていた骨付き鶏肉の方はトロトロです。
なので「サクサクした唐揚げ」と「トロトロの鶏肉」両方が楽しめるとうわけです。

このカレー、口の中は辛みは後を引かず、そして体の方は芯から温まるような、ちょっとした薬膳効果があるような気がするカレーです(実際に薬膳効果があるかどうかは存じ上げておりませんm(__)m)。
それほど辛くないのにじんわりと汗をかいてきます。(脂汗ではなく、健康的な爽やかな汗ですよ(笑)。実際のところ、「調子が悪い時に、このカレーだけは食べれるからわざわざ食べにくる」なんていうリピーターさんもいるらしいです。)

テールスープは紛れもなく牛タン屋さんのあのテールスープです。(牛タンやさんと違うのは肉が入っていないことくらいかな)
テールスープも手作りらしい。なんでも・・・昔は牛タン料理もラインナップされていた時代もあったらしく、その名残のようですね。
このテールスープ、先述の通りカレーの出汁にも使われているので、単なるわき役ではなく重要な選手なんでしょうね。

↓このセットだと、栄養のバランス的にキャベツは絶対に必要ですね(笑)。

↑シャキシャキで美味しかったです。

↓半分ほど食べ進めたタイミングで、名犬ラッシー君が到着(→もしかするとこれも古い?(笑))

↑君はもうちょい待っててね~

サクサクの唐揚げを心ゆくまで満喫します♪

カレーに浸したり、ご飯の上でバウンドさせたりして楽しみました。
嗚呼・・・とてもサクサクしてウマいなぁ。そして、決して脂ギッシュではないのに
ジューシーなんだよね。至福♪(このセットは唐揚げのボリュームがあるのでライス大盛をお勧めします。やはりバランス的にライス普通サイズだと先になくなりそう。)

↓最後の一切れ。。。寂しくなるなぁ・・・・

↓食後はラッシーを楽しみます。自家製とのこと。

酸味はやや控え目かな。発酵しの塩梅が良いですねぇ。

御馳走様でした。

ふ~、おなかいっぱいです。久々のこちらのカレーと唐揚げ、絶品でした!
相変わらずとてもウマいランチセットでした。至福・至福♪

あらためて、こちらのカレーランチが大好きです。今後は訪店頻度を増やしたいです。

【追記】
◆今回記事を書いていた気がついたのですが、土曜日もランチをやっているんですね。
勾当台・二日町の官公庁界隈って、「ランチは(背広組に合わせるカタチで)平日のみ」のお店さんが多いので、<キッチンプラス1>さんも、ランチは月~金だけなのかな?と勝手に思い込んでました(^^;)
僕はこと平日に関しては、お昼ご飯は滅多に外食はしません(「コンビニの安いカプラーかおにぎり」で質素に済ますことが多い)なので、こちらへの再訪も今までなかなかなかったです。
でも”土曜もランチやっている”となると、今後は再訪頻度が高まりそうです。(次回は土曜ランチに行ってみよう♪)
◆店主(女将)さんおひとりのワンオペですのでお昼混み合う時間帯は、かなり大変そうですね。どうしても提供とかオーダーとか遅くなることも多いようです。なので、僕みたいに「混み合う時間帯をずらして訪店」することをお勧めしますよ。
◆夜の部は行ったことないのですが興味がとてもあります。夜の部はさすがに他にスタッフさんがいるのかなぁ?機会あれば是非行きたいです。