【杜仙・食べ歩き班_No.98】塩釜ラーメン御三家(更科)参拝
Posted on : 2018.12.17

2018年11月10日(土)の午前、久しぶりに塩釜の「更科(本店)」さんへ行ってきました。約1年半ぶりに訪店。

JR本塩釜から徒歩5分ほど、塩釜塩竈市北浜にあります。

<更科>さんは、1937年創業の「更科そば」の老舗です。おそば屋さんだけど、中華ソバもとても有名で、言わずと知れた、塩釜市の「ラーメン御三家」の一角です。塩釜市にて<来々軒>さんと人気を二部しておりますが、近年は<更科>さんの方が勢いがあります。(この2店の次のポジションに<金富士>さんがあったのですが、<金富士>さんは残念ながら2016年頃閉店しちゃいました。)
※<来々軒>さんについては、以前「投稿No59.<https://morisen.net/?p=3524>」にて詳しくご紹介しております。また、塩釜「ラーメン御三家」についてもそちらにて詳しくご紹介しております。

お昼時は行列必須です!(12時台は大行列になることもしばしば。休日などは、駐車難民する車もたびたび目撃します)

開店時間も早めで(たぶん市場の方々向けなのかな?)、10時開店です。
この日は10時50分に訪店したのですが、さすがにこの時間はお客さんが”まばら”でした。店員の方々(おかーさま方)もまだニコニコと笑顔で、ローギアで働かれている感じでした。

<更科>さんの看板商品は、なんといっても「中華そば」。
こちらの中華そば「ザ・鯖節(さばぶし)」です。色が薄いあっさり系なのですが、鯖節がガツーンときます!(これぞ、港町のラーメン)
そして「ちょうちんスタイル」のセットが幾つかライナップされていてこのセットものも大人気メニューです。
また「更科」と謳われているとおり、おソバ屋さんなので当然おそばも充実していて、なかでも「冷やしたぬき」が一番人気みたいです。(自分は、まだソバは食べたことがありませんm(__)m)

ところでこちら<更科>さんは・・・・実はつい最近まで「店内写真撮影NG」というルールが布かれていましたが、それが(この秋頃?の料金改定のタイミングで)解除されたようです。
それで、今回ようやく写真撮影が叶いました♪こちらの絶品中華そばを写真でレビューできないことが長年、多くの食道楽の方々が残念がってました。今後はどんどんネットでもレビューされ、人気にも更なる拍車がかかるでしょうね(なにせ今までは、ほとんど写真がアップされていないはずだったので)自分ももちろん、撮影するのは初です♪(震災前の店舗時代はOKだったみたいですが、その頃はまだ、自分は来たことがありませんでした。)

↓そんなわけで、内観をドーン!

食堂な感じと、おそば屋さんな雰囲気、両方の雰囲気が漂います。

↓こちらがメニュー

※余談ですが、おっ?!なにげに<更科>さんも「天ぷら中華」あるんですね!「天ぷら中華」と言えば、長町の<大盛庵 >さんが有名です。

今回は一番人気の「中華そばのセット-カツ定食」をオーダー。
これは中華そばとカツ丼のセットです。

7分くらいで着膳!

 

◆中華そばのセットカツ定食 ¥920円

↑このちょうちんのスタイル。
いつ見ても「お楽しみ感」が漂います((o(*゚∀゚*)o)))ワクワク♪

中身は十分知り尽くしてますが(笑)、毎回、蓋を開けるのは感動の瞬間です!例えて言えば
ページェントの点灯の瞬間みたいな感覚です!(ちょっと大げさか?)
蓋を開けます。せーの・・・ドーン!

鯖節が「ガツーン!」と鼻にきます♪
色合い見ると薄いのですが、香と味が、とても芳醇かつ、濃厚なんです。
量的には「ハーフラーメン+ハーフカツ丼」なので女性やお年寄りの方でもさくっと召し上がれる分量です。

麺は、とても白い中細麺。低加水タイプですが、ゆで時間が長めのため、仕上がりがプリプリしているのこちらの特徴。総じて・・・・やや”柔らか目”なので、固めオーダーするお客さんも多いです。

スープはとにかく・・・鯖出汁がガツーンと効いていて、独特な風味が特徴です。
最初は薄目なのかな?と感じますがすぐに口の中で鯖節が”グイグイ主張する味わい”が拡がります。まさしく「港町」のラーメンです。

久々だけど実に美味しい♪
自分は正直あまり「鯖節がドカーンとするタイプ」も「煮干しがガツーンとするタイプ」も
それほど好んでは食べないのですが、<更科>さんのこのスープは、やっぱ別格です。
総じて「上品・芳醇・濃厚・素朴」なスープ・・・これらの感覚が同居した味わいです。
全然オイリーじゃないのにとても熱々なのも特徴(おそらく、蓋して出てくるから熱々に感じるのかも)

チャーシューはモサっとしたタイプのもも肉チャーシュー。このスープにはこれが合うと思ってます。

カツ丼に関しては「至って普通」のタイプです。

もちろんカツは揚げ置きだとすぐわかる食感です。
全く「奇をてらった」タイプでも無いですし、結構冷めている時もあるのですが、中華そばとコンビを組むととても最強のコラボです。

※ちなみにカツ丼をピンでオーダーしたことは無いですが、おそらく単品のカツ丼だともっと仕上りが違うのでは?と勝手に想像してます。あくまでこのちょうちんに合う仕上りにしているのだと思います。

黙々と、カツ丼とラーメンを交互に食べ進めます。

10分であっと言う間に完食!

ひさびさの「鯖節」、とても美味しかったです♪
自分には量的に少し少ないかな。ラーメン:カツ丼=半分サイズ:半分サイズ ですが、自分的には、あと150円くらい高く良いので、ラーメン:カツ丼=1人前:半分サイズ が嬉しいかも。

ご馳走様でした!
次回は、まだ未食の、「カレーと中華そばのちょうちん」でも食べようかな。