【杜仙・食べ歩き班_No.417】仙台市民から100年以上愛される食事処(本町)
Posted on : 2025.09.04

こんにちは! こちら、杜仙・食べ歩き班です。

今回ご紹介するのは本町の「藤や」さん

<藤や>さんは、仙台市民から「だんご屋」の呼称で親しまれています

なんと今年で創業117年の老舗和菓子店です。

食堂としても営業されていて、冷し中華」「カレーライス」「ラーメン」などが提供されています。

仙台市民から大昔から愛されている超有名店です!

 

住所は 宮城県仙台市青葉区本町3丁目6-1
仙台市愛宕上杉通り
宮城県庁の東側、仙台北税務署の南側のお店があります。
地下鉄・勾当台公園駅から徒歩10分かかりません。

 

移り変わりの激しい本町の街並み。

そんなロケーションで 明治・大正・昭和・平成・令和にまたがり、威風堂々と存在する お店!

すっかりこの通りの光景に溶け込んでいます。まさに生き字引であり本町界隈の守り神。

 

店舗入り口は2ヶ所。

▼店舗東側:大通り(愛宕上杉通り)側

 

▼店舗南側:路地裏側

どちらの入り口も、ガラス引き戸となっています。

駐車場はありません。

 

仙台マチナカに関して ”食べ歩き” を語る上で、<藤や>さんは欠かせない店です。
しかし私どものブログでは<藤や>さんを、これまで一度も紹介できておりませんm(__)m(なんと私は20年以上ご無沙汰していましたので紹介できませんでいた・・・💦)

 

今回、ようやくご紹介することができホッとしております(;^_^A。

 

========================

💡💡<藤や>さんってどんなお店??👀💡💡

◆1908年(明治41年)創業!!
今年で117年続いている老舗団子店
⇒1945年の仙台空襲で焼失しその後今の店舗が再建された

◆お団子屋 兼 食堂 です
⇒団子や大福といった和菓子は店頭で売られている
⇒お食事としてラーメン・カレー・かつ丼・冷やし中華…etcが提供
※詳しくはメニューの説明にて。

◆朝9時開店
⇒厨房のおやじさんとお姉さま方は、朝からひたすら団子を作っています。
⇒朝からラーメンやカレーを食べれます。
💡ただし、「かつ丼」「カツカレー」は朝早くは提供されていないのでご注意を💡
(ンカツの仕込みが朝はまだやらないご様子。おそらく・・・11時前くらいに一気に揚げるんだと思います)

◆昭和レトロ
⇒外眼も内装もThe昭和! 平成以降の匂いは全くありません(^^ゞ。
エアコンもありません。古い旅館のような内装です。(10代の若者には異国のように感じられるかも(笑))

◆お役所勤務の方々御用達?
⇒お役所が沢山ある立地ですので、お昼時は役所勤務のホワイトカラーの方々で非常に混み合います。お昼時はスーツ姿の方々でごった返します(この界隈には昔から官公庁の方々にとって「場外食堂(準社食)」的なお店がいろいろあります。その代表格が<藤や>さんといっても良いかも)

◆お昼時間帯は激混みです!
⇒厨房は、お昼時は戦場のようになってます(実は僕は、お昼繁忙時間帯は利用したことないのでネット情報の受け売りです)

◆仙台商人イズム
⇒迎える従業員の方々は、根っからの仙台商人。
愛想の良い元気な親方を始めとして、ベテランのお姉さま方で切り盛りされています。
外観で想像できるとおり、デジタル接客ではないアナログ接客なお店です(`・ω・´)b。

◆冷やし中華が一番人気
⇒「冷やし中華」は仙台発祥と言われています(追記の項参照)
そんなわけで、仙台では一年中冷やし中華を頂けるお店が何軒か存在します。
その代表格がこちら<藤や>さん。

◆客層は老若男女問わず
⇒シニア層からはもちろん大人気。そして先述の通りサラリーマンの方々からも熱い支持。
⇒立地柄、マナーの良いお客さんが多いので雰囲気も良いです。
⇒正直なところ、「若いお客さん」は少ないかな🤔って思います(ちなみに僕が始めて利用したのは高校1年・・まだ15歳の頃でしたが、正直なところちょっと違和感がありました)

◆フードファイターの間でも有名です
⇒普通盛はいたってノーマルサイズなんですけど「大盛り」が独特なシステムでして、大食漢の方々でもわりと有名です。
※詳しくは後述のメニュー説明にて。

========================================

 

店舗東側から入るとこんな光景

入って右手に大きな厨房が目に入り、正面にはテーブル席、奥が大きなお座敷になっています。

店舗南側から入るとこんな感じ。

お座敷のすぐ近くなので、下駄箱があります。
入ってすぐ左手に広いお座敷が、そして(写真にはあいにくく写っていませんが)正面には2階への階段が見えます。

席数は口コミ情報によると
50席(1階は、4人掛けのテーブル×5ととても広いお座敷)
2階もお座敷とのこと。(あいにく僕はテーブル席しか利用したことないので2階のお座敷も一度も見たことがありません)

テーブル席は大きいですが椅子は小さめ(わりと間隔は狭いです)

奥のお座敷もとても広いです(゜o゜)!

店内は(アラフィフの僕にとっては)とても懐かしい雰囲気。窓は開けっ放しでして、天然の風が入って来て気持ち良い♪

思い返すと昭和の頃は、、、エアコンが無い家庭がほとんどで、こんな空気だったなぁ~と感情が揺さぶられます。・・・などと、シミジミしたことを言いつつも・・・・やはり令和の世においては、クーラーが無いので圧倒的暑さとの戦いとなりますよね💦。昭和の夏と令和の夏では、全く気候も温度も違いますので(今年の夏なんかは店内、相当熱かったろうなあ(笑))

ちなみに、冬は石油ストーブです。

 

厨房の親方は60代半ばくらいとお見受けします(何代目なんでしょうかね?)
ホールはお元気なお姉様方が、常時2~3名で運営されています。皆さま僕よりもご年配ですがとてもお元気!(口コミ見たところ、ちょっと前までは80歳超えているお婆様もいらして、お客様方からも大変慕われていたご様子。)

 

写真撮り忘れましたが、卓上には胡椒と冷し中華用の酢が置かれています。

 

 

 

さてさてメニューをご紹介します。
卓上にはメニューはなく、壁にこのように貼り付けられています。

 

 

上のはちょっと古いので、つい数日前・・・
2025年8月時点のメニューをご紹介。

・ラーメン ¥700円
・カレーライス ¥700円
・カツカレー ¥800円
・玉子丼 ¥700円
・カツ丼 ¥800円
・冷やし中華 ¥800円

よそのお店同様、近年2回くらい値上がりされました。
お値段は高くも安くもなく。立地を考慮するとやや安いと言えるのかなぁ?

一番人気は「年中食べれる」冷し中華です。
特に夏場は涼を求めて、冷し中華を求めて客様が殺到します(ただし店内は先述のとおりエアコンないので暑いですけどね)

カレーライスも「大衆的な味わい/エモいビジュアル」で昔から人気あります。
カツカレーも人気あります。
ラーメンは「昭和的なシンプルな味わい」でファンが多い。書いて

尚、カツ丼は好みが別れるかなぁ?🤔?(すいません、、、ファンの方に怒られるかも知れませんが、こちらのカツ丼は僕の好みからはだいぶ逸れるので当該ブログではご紹介することは無いかも知れません🙇💦)

尚、メニューのどこにも書いてませんが、裏メニューで「ミニラーメン150円」があります。厳密には「味噌汁の代わりにミニラーメンに150円で変更できる」というシステムです。

さてさて、ここまでは「ごくごく普通の食事処」かと思います。
普通に「ノスタルジックが食事を楽しめる」という魅力はもちろんあります。
しかし<藤や>さんには もう一つ人気の秘密 があります
それが「知る人ぞ知る(と言うか、結構有名な) 独特な大盛りシステム」です。

まず「大盛り」というキーワード自体、メニューに書いてません。

大盛りはデフォルトは「+50円」です。
これは常識的な「お腹いっぱいになれる」サイズ。
「うん、+50円で大盛りだから良心的だな(^^♪」となりますよね?
ところが、、、<藤や>さんの大盛はこれだけではありません
店内のどこにも書いてませんが、腹ペコ男子を引き付ける独特にシステムがあるんです👀💡。

その内容を長々とご紹介しちゃいましょう。「いかにコスパがすごいか?」をご理解いただけるかと思います。

【カレーライスの大盛コール】
・大盛(+50円)
 ⇒ラーメン丼になります。1.5人前くらい。
 まぁ一般的な大盛りです。
・大盛100円増し
 ⇒2人前。ラーメン丼のこんもりもられてきます。
・大盛150円増し
 ⇒3人前!。ここまではたしかラーメン丼で提供。
そして・・
・大盛200円増し
 ⇒5人前くらい。洗面器サイズの器で提供されます!
 いや・・・そんなの一般人には無理でしょ・・・。
・・・・そしてそして・・・

・大盛300円増し?!
 ⇒口コミ情報によると、カレーライスは300円増しまであるとのこと。一旦、何人前なんだろ?。  完全にフートファイトのサイズらしい

【冷やし中華の大盛コール】
大盛(+50円)
⇒1.5玉。まぁ、一般的な大盛りです。
・大盛100円増し
⇒2玉。うん、自分だったらここまでは楽勝です。
・大盛150円増し
⇒2.5玉。ここまではいけそうかな?。でも美味しく食べれる自信がないな。
そして・・
・大盛200円増し
⇒3玉!。むむむ、、、これはちょっと無理。

それ以上は不明。

【ラーメンの大盛りコール】
大盛(+50円)
⇒1.5玉。まぁ、一般的な大盛りです。
・大盛100円増
⇒2玉。自分だったらここまでは楽勝です。
・大盛150円増し
⇒2.5玉。やはりこのサイズだと美味しく食べれる自信がない。
そして・・・・・・・・
・大盛200円増し
⇒3玉!。ちょっと僕には厳しいな(笑)

【カツ丼】
大盛り(+50円)
⇒ラーメン丼になります。1.5人前くらい。
まぁ一般的な大盛りです。
⇒それ以上は不明(先述のとおり、カツ丼は好みじゃないので詳しく調べませんでした💦。ファンの方、ごめんなさい🙇)

要するに「50円を増す都度、どんどんサイズが増えます」
システム事態はとてもシンプルですよね?
例えばラーメン2玉(一般的なお店の特盛)を800円で食べれるし、カレーライス特盛も800円で食べれます。

ということで、”哀愁漂う優しそうな食堂の外観”とは裏腹に「仙台有数のデカ盛り店」としての側面もあるんです。それがお昼時の腹ペコサラリーマンのハートをガッツリキャッチしています。

 

前置きが長くなりました。

 

 

僕はこちらを初めて利用したのが高校に入ったころなので今から35年以上前になります。
しかし、その後は(記憶が正しければ)10数回くらいしか利用したことありません💦。正直なところ若い頃はそれほどハートに刺さりませんでした(なにせ、この大盛りシステムを知ったのは大人になってからですので)。

そしてアラフィフを迎えてから20数年ぶりに<藤や>さんを利用してみたら、あらためて・・・「噂どおりいい店だなぁ~」「確かに落ち着く店だな~」ってシミジミ実感しました。
そして、これからはチョイチョイご紹介しようかな、と。
今回はまず2回ぶん(去年の11月と6月)をご紹介します。

 

 

========================================

【その1】:
2024年11月2日(土)11時過ぎごろ

◆カツカレー ※\750円+ ミニラーメン \150円
※食べた当時の価格です

嗚呼・・・懐かしい(*^。^*)。こちらでカレーライスとかカツカレーライス、過去に合わせて5~6回くらい食べたかな🤔。
普通盛は、このどこか懐かしい銀色のステン皿で提供されます。
カツもとても薄いんですけどそれがいいんだよね。そもそも「昭和の食堂のカツカレー」ってのはこんな感じのビジュアルでした。

あれ?昔はグリーンピースものっていたような記憶が🤔。ちと淋しいけどまぁ味わいには関係ありません(笑)。
玉ねぎ多め、カツは肉厚5ミリくらいの薄さ。
ご飯はお茶碗いっぱいとちょっとくらい。コンビニおにぎりに換算すると、2個ちょいくらいかな?。ごくごく普通のサイズです。

カレーソースはネットリした食感で濃い目。甘くてしょっぱい。
これ、ウスターソースが強めと感じがします(ちとしょっぱいので、もうちょいソース弱めでもいいかな?)
巷では、「家庭的なカレー」と称する人が多いご様子ですが、僕の感覚では『食堂的なカレー』といった感覚です。業務用のソレとはもちろん違います。手作り感のある奥深い味わいです。
なかなか美味しいですね(*^^)v。

カツは、11時前くらいに一気に揚げるので、昼前の時間帯だと香ばしい風味が残っていていいですね♪。(午後や夕方は、かなりフニャフニャとなります)
例えるなら、生姜焼きに衣をつけて揚げたような感じのトンカツです。
ネットリしたカレーソースとこの薄くてカリっとしたトンカツ、相性バッチリです(`・ω・´)b。

ご飯も美味しい♪

玉ねぎもいいアクセント。大き目の玉ねぎが食感も良いです(`・ω・´)b。

 

カツのこの薄さ。これぞ昭和の食堂のビジュアル。揚げたてでサクサクの食感♪。

そもそも僕は、カツ丼もカツカレーも分厚いのはそれほど好みではないです。
むしろこれくら薄いカツの方が食べ易くて良いです(^^)v(まぁ分厚くて美味しいなって思うお店さんも、もちろんありますけどね。<とんかつ忠>さんとか、<永楽庵>さんとか。)

 

ミニラーメンはその名の通り、しっかりミニサイズ。3分の1玉くらいかな?

大昔何度か食べていても、当時の味わいはもはや記憶に全く残っておりません(^▽^;)。

口コミを見たら、スープの味わいはしょっぱかったり薄かったり、ブレ幅があるようだ💡。

この日は少し薄かったです。
鶏の風味もかすかにあるような気がするが、それよりも鰹などの蕎麦屋のような後味も感じます。多くの方が言う通り、「これぞノスラー」とってもいいような味わいなのかも。
麺は加水高めの細麺。
とても食べやすい味わいのラーメンではあります💡。なので今度、2玉(100円増し)でも食べてみようかな?

 

ご飯の量自体は普通ですが、カレーソースがしょっぱくて粘度が高いからわりとボリュームを感じました。

見た目どおりノスタルジック。コクのあるソースと薄めのカツが相性バッチリで、なかなか好みのカツカレーでした(*^^)v。

大昔食べたときは(記憶にほとんど残っていないので、おそらく当時は)ハートに刺さりませんでしたが、今回はなかなか美味しかったです(大人の味わいなのかな?🤔)。リピ有です(`・ω・´)b。

それとカツカレーとカレーライス、50円増しまでは楽勝っぽいけどたぶん自分は100円増しが結構しんどいかも知れない(笑)。

 

 

========================================
【その2】:
2024年6月29日(土)10時半ごろ

記憶が正しければ、21年ぶりの再訪です。
その間、味の趣向も体格も(性格も?)何もかも変わり果てた自分がいます。

こちらに来てた頃は「冷し中華が一番人気」ってことを知りませんでした。

ということで「冷し中華」を食べてよう!

💡ちなみに物凄い事実に気がついた💡
当該ブログ7年以上書いてますが、冷し中華を紹介するのは初です!(゚д゚)!(もちろん冷たいラーメンは何度も紹介していますが、冷やし中華が一度も紹介したこと無かった💦)
とても好きな食べ物なんですけどね(‘◇’)ゞ。
(個人的なハナシですが基本的に、外食で冷やし中華食べません。嫌いだからではなく僕の中では幼少の頃から「冷し中華は家でも食べれる食事」・・・という感覚でしたので、外で食べた記憶は数える程度。たぶん外で食べるのは10数年ぶりかも(^^ゞ)

◆冷し中華(大盛) ※¥750円(+50円)
※食べた当時の価格です

冷し中華は、普段家でも2玉くらい食べてます。
100円増しにしても良かったですが一応様子見て、50円増しにしときました。

具はチャーシュー一枚+錦糸卵+メンマ+紅ショウガ。そして大量の極千切りキュウリ。
具材はとても質素ですが、赤、緑、黄色、茶色のコントラスト。彩りが鮮やかで食欲そそるビジュアルです(`・ω・´)b。
そして主役が冷水でしめたウェーブ細麺。
タレは酸味と甘味のバランスの良い。(まぁ、決して珍しくあないオーソドックスな味わいで)普通に美味しいです。

 

冷水でしめたチュルチュルの細ちぢれ麺。噛み応えも良いし、啜ってて気持ち良いなぁ♪。

 

極千切りのキュウリが<藤や>さんの冷やし中華の最大の特徴。

僕は普段はキュウリを特別好んで食べてはいません(あれば食べる程度)。ですが、冷し中華にはキュウリが無いと絶対に寂しいと思う💡。特に<藤や>さんの場合は、麺の次にこの大量の細切りキュウリが準主役です。

 

脂っこくないモモチャーシューは冷し中華にピッタリ。噛むと味が染み出て来て美味しいです。

メンマも食感よいし錦糸卵も手作り感を感じおいしかったです。

 

ツルツル&コキコキ&モッチリした食感の麺♪

繰り返しますが、決して驚くような味わいではありません。ごくごくオーソドックスな味わいです。しかし、口コミサイトとか見ると巷では麺が冷たく締まっていないお店も散見されるので、こちらの冷やし中華は優等生ってことなんでしょうね。

 

辛子で味変したり。(酢は入れませんでした)

 

総評としてはこれぞThe冷やし中華

普通に美味しかったです。

そして1.5玉は楽勝でした(^^ゞ。

次回は2玉かな?🤔
いや、一番美味しく食べれる量が1.5玉じゃないかなって思います。

========================================

 

ということで今回は、20数年ぶりに<藤や>さんを訪店し「冷やし中華」と「カツカレー」を食べてみました。

20数年前と全く内観も外観も変わってなくてあたかもタイムリープでもしたかのような感覚を抱きました。

(↓これ、同じく仙台の歴史遺産と言える<末広本店>さんを書いた時の丸こピです。なにせ、<藤や>さんもそのまんま当てはまるので・・・)
昔から<藤や>さんは、移り変わりの激しいこの仙台のマチナカにおいて・・・・
「仙台人なら一度は行っときたいお店」
「振り返ればいつもソコにあるお店」
「メニューも味も一切変わらないお店」
・・・と称される、とても大衆的なお店です。
今後も流行りに流されず、昔から続く味を継承して続くとことでしょう。

ノスタルジックに浸りながら、ごくごく大衆的な「ラーメン、カレー、冷し中華」を味わいたい方 にはうってつけのお店です。
そして「デカ盛り・爆盛を安く食べたい方」にも激しくお勧めします。

まだ未訪の方は、是非一度お試しあれ(`・ω・´)b。

 

 

 

【追記】

もちろん団子屋さんとしても超有名です!
今回ご紹介した飲食部門もとても有名ですが、なにせお店の本業はお団子屋。
1年を通して「だんご」「大福」を買いに来るお客さんも大勢いらっしゃいます!。
お団子は、注文を受けてからその場でタレをつけてパックに入れてくれるらしい。
僕は全くお団子詳しくないですが、みたらし、あんこ、黒ゴマなどが購入できるとの事。

◆冷やし中華の街
仙台は冷やし中華発祥の街と紹介されることが多いですよね。
なんでも、<藤や>さんからもほど近く、錦町の<龍亭>さんの先代が考案し提供開始したのが元祖らしいです。(ただし諸説ありまして仙台以外のお店でも「元祖」を主張するお店さんもあるご様子)
とは言え、<龍亭>さんの冷やし中華は(元祖を謳うこともあってか?)とても高級感があり、あまり普段使いする気がおきません(実は僕は未訪です)。冷やし中華発祥ということで環境客が写真パシャパシャしながら行列作ってみる光景を見ると、「地元庶民の冷やし中華」というよりも「観光客向け/グルメな方向けのリッチな冷し中華」という印象を受けます。

一方で<藤や>さんの方は「仙台市民(庶民)からソウルフード的に愛されている冷し中華」という印象が強いです。

まぁ、多くの方々に慕われているのでどちらもそれぞれの魅力があるんだと思います。

 

◆回顧録
個人的なハナシです。

前述のとおり、僕は<藤や>さんのこれまでの利用回数はおそらく生涯「たかだか10数回くらいです。そして、サラリーマンになってから20代の頃に何度か利用しましたがそれから20年以上遠ざかってました。

初訪は「15歳の部活帰り(某球技系の部活に入ったもののわずか2ヶ月で退部💦したので入学したてのころかな
」でした。たしかカツ丼を食べたはず(正直、刺さらなかった)。そして10代の頃の利用はそれっきり(^^ゞ。
10代の僕には、雰囲気も渋すぎたし、特別安いなとも感じませんでした。
何しろ当時はボリューム満点で安いお店<北京餃子>さんに夢中でした。(以下、親しみを込めて”ペキン”と書きます)。
ペキンについては以前にも何度かブログでも触れましたが、
当時・・・35年ぐらい前のペキンは今より安いのはもとよりボリュームがヤバかったです(;^_^A。
他にも学生の味方としては学生向けメニューの豊富だった中華<天龍>さんもあったし、大盛り無料のラーメン食堂<888>さんもあったし、学食並みのプライスの<わたべや>さんもお財布に優しかったし。(恐ろしいことに<わたべや>さんは当時とほとんど変わらないプライスで提供されています。味わいはまぁそれなり(^^;)。<わたべや>さんも20年近くご無沙汰しているなぁ・・・)

でももし10代当時、<藤や>さんの大盛りシステムを知っていたら???
今回ご紹介したとおり、「100円も増せば特盛サイズとなりお腹いっぱいになれる」ってことを知っていたら ペキン同様に通っていた可能性もあります。
当時は今のような「ネット」も「スマホ」も無い時代だったからとても高校生には情報がおりてきてませんでした(‘◇’)ゞ。

↓これは、つい数日前(2025年8月29日)に食べました。

◆カレーライス大盛(50円増し)¥750円
これ、お茶碗でも飯用丼でもありません。ラーメン丼ですからね(笑)。ラーメン丼にギッシリつまっています。
でもまぁ、これは1.5人前なので「一般的な大盛りサイズ」かな🤔💡。
1合はいかないと思いますので、成人男子なら(小食じゃない限り)いけちゃうサイズ。
これを100円増しにすると・・・・わずか800円で特盛となります。(僕は100円増しは自信ないかも💦。) とてもコスパ良いです。
そんなわけで学生諸君。<藤や>さんは一見「高くも安くもない」価格に見えるが、
「特盛」や「爆盛」で食べるととてもコスパ良いからおすすめですよ~