【杜仙・食べ歩き班_No.234】サービス満点!驚愕の焼肉ランチ(田子)
Posted on : 2021.04.25

いつもお世話になっております、ミン・ジョンホです。
※本投稿は、2020年秋ごろの食べ歩き記録です。

皆さんは焼肉好きですか? 僕は大好きです!
たまには昼間っからガッツリとお肉を食べたくなります。
ビールで頂く焼肉も美味しいですけど、たまにはお酒には目もくれず、白飯でガツガツ・・・人目を憚らずにお肉を食べたいなぁ(笑)。
そんなわけで、そんな欲望と衝動を満たすべく、たまにはランチ焼肉を食べましょう。

今回ご紹介するのは、宮城野区田子の焼肉屋「食事処 琇(ヒデ)」さんです。

<琇(ヒデ)>さん、”ヨミ仮名”が難しいですね。無学な僕には、ちとハードルが高い漢字だなぁ(^^ゞ。
※ちなみにIMEで変換かけると、”シュウ”というヨミ仮名でようやくでてきました(笑)。
でも”ヒデ”と呼ぶみたいですね。
以下、ここは潔く・・・<ヒデ>さんと呼ばせて頂きますm(__)m。

<ヒデ>さんは、知る人ぞ知る「サービス満点なランチを提供する」焼肉屋さんです。仙台で、「焼肉ランチ部門」においては「コスパ最強では?」とささやかれる焼肉屋さんです。
ただし・・・
ロケーションはマチナカから離れた住宅街/しかも大々的な宣伝もしていない/どこの系列にも属さない家族経営のお店さん
・・・・ですのでおそらく知名度は低いかと思います。
なので、『まさに知る人ぞ知る』穴場的なお店です(『えっ!こんな住宅街でそんなスゴイサービス満点のランチが食べれるの!?』・・・的な印象)
なにせ僕もこちらの存在に知ったのはつい最近・・・3年ほど前です。こちらの存在を知ってから、ずっと来たかったお店です。

何年創業か?はあいにく不明ですm(__)m(ただしネットの口コミ記事なんかを見ると、10年くらい前の記事がありますので、それ以前にオープンしたのは間違いないですね。外観を見る限りではもっと古そうです)

そんなわけで今回、2020年10月23日(金)の午前11時過ぎごろ、念願の初訪です!

住所は仙台市宮城野区田子2-26-28

JR仙石線福田町駅から徒歩10分ちょいくらい。
福田町駅から500メートルちょっとくらいのロケーション。
宮城野高校の近所です。まわりは完全に住宅街です。
駐車場は店舗敷地内に3台程度かな?

↓外観は、昭和の香りがする”ザ・焼肉屋”という感じです。

内装は、お世辞にも綺麗とは言えませんが味があります。片田舎にある古びた食堂って感じ。

席は小上がりに6卓(トータル24席)

壁には、ボトルがズラっと並んでました。主に焼酎かな。

焼肉チェーン店にはない、家族経営のアットホームな雰囲気が漂います。
噂だと、80歳過ぎのオヤジさんとその娘さんお2人で運営されてるとのこと。
この日は、人の良さそうなおばちゃん(おそらく娘さん)が接客担当されていました。

僕の他に先客が、作業服姿の男性客数名がいました。
ガッツリ系のランチですので、体力使う方々から人気があるようですね。

↓ランチメニューはこれです。

↑ランチメニューは、通常のお肉の単品メニューに対して・・・その価格はそのままで、「お肉」のみならず、サービスで「ご飯」「温麺」「日替わりのお皿が一皿」が付いてくるという・・・なんとも大盤振る舞いです。
「牛タン」以外はどれも安いなぁ! 僕はランチ定食「カルビ」を注文しました。

↓卓上のガスのロースター台が、なんとも哀愁が漂っていますね(笑)。

ほどなくして、おばちゃんがやって来て、ロースターを点火。
そして全品を一気に運んできました。

 

◆ランチ カルビ ¥900円

カルビ+ご飯+温麺。そして、カレー??
このカレーがどうやら先述の日替わりの一皿のようですね。
※この日替わりの一皿は日によって「カレー、ハンバーグ、シチュー、麻婆豆腐、スパゲティー」などがついてくるとのこと。この日はカレーでした(ハンバーグが人気みたいですね)
ちなみに、温麺の方はこれはスタンダードメニューです。
↓カルビもたっぷりのっているし、ご飯も結構盛りがあります。

↑あらためて・・・これ本当に900円なの?!
ものスゴイ大盤振る舞いですのねぇ。(採算度外視では?)
この組み合わせだと、マチナカだと1500円以上すると思いますよ。
食べる前から感動を覚えました(笑)。

カルビ肉は、薄めにスライスされてはいるものの、なんと13枚もありました!
ビックリするのはお肉の質。スゲー美しい色です!
これ、絶対に「いいお肉」を使ってますよねぇ。サシがびっちり入っているし。
※勝手に、「安いランチ」だからもっと”アメリカン”な輸入チックなお肉を想像していましたm(__)m。それが、こんなに素敵なニグをご提供いただけるなんて・・・(*’▽’)♪

これだけサシが入っていると、焼く前から・・・「さぞや脂が溶け出すんだろうなぁ」「さぞや柔らかいんだろうなぁ」・・・などと頭の中に煩悩が広がります(笑)。

↓いよいよ開戦! まずはカルビ数枚をロースターに移動し・・・

・・・↓そして卓上のタレを準備し、戦闘準備完了!

 

カルビ肉、柔らけぇ~ 想像通り脂がジュワっとあふれ出ます。サシが入っているので柔らかい溶ける食感です。

タレをつけ、ご飯の上にドーン。
甘口のコクのあるタレ。リンゴとニンニクを感じます。それと辛味噌かな。(ジンギスカン屋でよく出てくるタレに近い)。
嗚呼・・・このタレすごい魔物だなぁ。肉もご飯もガンガン進むヤツです。
たぶん、どの種類の肉にも合うと思います。魔性のタレです。

箸がとまりません。肉もご飯もウマすぎる!至福の美味さです!実にファンタスティック♪
ご飯も、焼肉屋さんにしては、なかなかいい感じの炊き加減です。

最初は「ボリューム多いから苦戦するかな?」と不安もよぎりましたが、あまりにもウマ過ぎてハイペースでに消費してしまいます。(薄いからすぐに焼けてしまう・・・というのもありますけどね(笑))

↓この艶めかしい色を見てやってくださいよ。

やっぱ、サシが入っているお肉は脂の甘みを堪能できるなぁ~。(でも人によっては、サシが入っていると脂っぽいという印象で避ける人もいるみたいですね。アメリカの方々からは不評みたいですし。僕の母なんかもサシ入っているのが苦手と言ってました。)

ご飯とニグのコンビだけでもじゅうぶん美味しいのですが、せっかくカレーも出てきたからにはカレーも食べないとね。

↑カレーには、厚みのある豚バラ、じゃがいも、にんじんなどがゴロゴロ入っています。
まさに、「家庭ででてくる手作り感満載のカレー」ですね。
どこでも見かける・誰もがほっとするタイプの美味しいカレーです。これぞ”ザ・食卓のカレー”です。

↓そして温麺。これはこのセットにハマりますねぇ。

美味しいです。(夏もホットなのかな?。冷でも合うと思いますね。)

やはりこのセットはボリューミーですねぇ。”4回裏の攻撃”あたりから、お腹にジワジワとたまってくる感じです(笑)。

 

↓ひたすらニグ&ご飯の”ミラクルパワーコンビ”を食べ進めました。

たまらねぇ・・・。至福のハーモニー♪ 途中で温麺にちょっかいを出してみたり。
遊び心で焼肉カレーライスをコーディネートしてみました(=美味いに決まっているヤツ)。最初「カレーって正直、このセットには別にいらないかなぁ(特に用はないかな)」とか思ってましたが、撤回です(笑)! カレーはなかなかの素敵な脇役でした。

楽しい時間はあっという間・・・頭の中で”サライ”が流れてきました・・・。

名残惜しいですが最後のニグを焼きます・・・。

フィニッシュ!

御馳走さまでした。噂通りのサービス満点&美味なランチでした!
お腹いっぱいで大満足です♪

<ヒデ>さんがもし家の近所にあったら、おそらくツキイチくらいで通ってしまうと思います。福田町や田子の方は、個人的には平日はなかなか来ることのないロケーションではありますが、また絶対にこのランチを食べに来たいです。

 

【追記】
◆「一人焼肉」というのは、普段は全くやりませんけど、不思議なもんでこういう「ランチ」は例外ですね。ちなみに<ヒデ>さんはランチは平日(月~金)しかやってないのでご注意ください。
◆店内、エアコンがないようです。したがいまして、噂では夏は扇風機が沢山稼働しているのですが、それでもとても暑いらしいです(;^_^A
◆僕が知っているお店で、他にコスパがスゴイ焼肉屋さんは、以前ご紹介した長町「間茶与詩(まさよし)」さんがあります。
※<間茶与詩>さんについては、以前「投稿No176.<https://morisen.net/?p=7633>」にて詳しくご紹介しております
<間茶与詩>さんは、ボリュームがヤバかったです(腹パンパンになりしばらく、外を歩くのさえキツかったです(笑))
あちらの「満腹ランチ」は「内臓系や鶏肉」が中心ですのでお値段もかなり安かったですが、もしあちらで「同等の量の牛カルビ」を食べる場合は、<ヒデ>さんよりも少しお金がかかりそうですね。
総じて、「コスパの勝負」としては、僕の中では「両者引き分け!」って感じです(*^_^*)。腹ペコな方で、安くガツガツ食べたい方には、どちらも超お薦めですよ!(ちなみにどちらも”店名”が難しいですなぁ(^^;)。)