【杜仙・食べ歩き班_No.226】昭和の温もりを感じる上品な洋食レストラン(中山)
Posted on : 2021.02.21

お疲れ様です。”北風小僧の寒太郎”です。
※本投稿は、2020年秋ごろの食べ歩き記録です

今回ご紹介するのは青葉区中山の洋食レストラン
レストラン KaYa(カヤ)」さんです。

2020年9月20日(日)20時頃、連れと二人で訪店しました。
今回は約8年ぶりの訪店です(こちらには以前、2回ほど来た記憶があります。)
<カヤ>さんは、仙台の”高台”中山に昔からある洋食屋さんです。
住所は仙台市青葉区中山6丁目7-3
中山のメイン道路・・・中山商店街にあります。
北山方面から中山ドライブスクールの(割と勾配のある)坂を上り、上りきる手前あたりに「ウジエスーパー」さんが見えてきます。
↓これは上の方から北山方面を見下ろした図。

↑その道路挟んで向かい側に<カヤ>さんがあります。
中山中(通称:ナカチュー)のわりと近所かなぁ。

<カヤ>さんについて知っていることを先に列挙すると・・・・
◆<カヤ>さんは倉業1978年。昭和後期にオープン。
◆創業当初からのコンセプトが、「低価格で地域に根差した洋食屋さん」。
そのコンセプトどおり近隣から40年以上愛されているレストランです。
◆東北福祉大学が近いこともあり、大昔から福祉大の体育会系の学生の御用達。
(野球部はもちろんのこと、プロゴルファー松山選手も福祉大在学中に通っていらしたとのこと。そういえば松山選手は中山<一番館>さんの方も常連さんだったようですね。食べ盛りの頃、中山でモリモリ食べてのかと思うと、なんだかとても親近感がわきます(笑)。)
◆”昭和で上品な雰囲気”も素敵なお店ですが、何よりも料理がとても美味しい
(こだわりぬかれた素材を使用し、マスターが一品一品丁寧に調理。まさに昔ながらの”宮沢賢治”の作品に出てくるような洋食屋さん)
◆人気メニューは、
「昭和なビジュアルのステーキランチ」「オムライス」や「ナポリタン」など。
なかでも「日替わり膳」は、和洋中のジャンルが一度に味わえる、見た目も鮮やか・バリエーション豊かな逸品として人気を博しています。

さてさて前置きはこれくらいにして・・・・
この日は、日曜夜20時頃だったのでさすがに交通量は少ないです。

建物は、とても人目を惹く”ファンシー”な外観です。
昭和のころにこんなファンシーな飲食店をありましたが、平成になってからはあまり見かけなくなりました(今では郊外でしか見かけないぁ)

駐車場、お店の南隣りに4台、お店裏に7台位です。
勾配が急な坂ですが、交通量がそこそこ多いので駐車する際には注意しましよう。(近隣の方々以外は、車じゃないとなかなかいけないロケーションだと思います。というのも、北山駅からも福祉大駅からも結構歩く。坂を上らないといけないので、歩くのはなかなかシンドイかも知れません。ただし、本数は少ないですがバスも走っています。)

↑ショーウインドウが、70年代~80年代な感じで、エモいですね。
サンプルのハンバーグやスパゲティーが「昔ながらの洋食屋さん」の印象を醸し出しています。

座席は30席(4人掛けテーブル×6卓、2人掛けテーブル×4卓)
「ウッディー」な感じと「緑が綺麗」が同居している綺麗な店内。・・・ではありますが、しかし、そういった形容・表現よりも、「上品で昭和な匂いがするレストラン」という表現の方がハマるんじゃねーかな?と個人的に思う。僕と同世代以上の方々だったら、そう感じる人が多いんじゃねーのかな?
その印象はメニューを見ると尚更感じます。
とても懐かしい感じです。昔ながらの「ザ・洋食レストラン」です。
↓一部ピンボケでごめんなさいm(__)m

※こちらは「税込み表記有り」なのでとても親切ですね♪。表記がないと実際に支払う価格がわからなくて払う時に「損した感」が漂うんですよね・・・。

メニューにはお得なセットメニューや、ステーキ、ハンバーグ、スパゲッティ、ドリア、カツレツ系、オムライスなど。昭和の洋食メニューがラインナップ。
70年代~80年代の洋食レストランですよね。
先述のとおり、和洋折衷の「日替わり御前」や「ナポリ」「オムライス」がとても人気です。
何を注文するかとても悩みました(笑)。あれもこれも食べたい・・・・。

悩んだ末、僕は和食膳の「三品盛り合わせ」を、相方は「オムライス」をオーダー。

この日は夜だったので厨房のマスターと年配の女性(=奥様?)のお二人でしたが、昼間だと、とてもクラシックな制服姿の(ちょっぴりメイドさんみたいなビジュアルの)ウェイトレスさんが接客されてたりしてます。
アットホームな印象。

厨房ではマスターが調理する音が聞こえてきます♪
炒めるいい匂いも♪

5分くらいしてから、続々と運ばれてきました。

 

 

まずは相方のオムライスから。
◆オムライス ¥935円
最初にサラダとスープが配膳。

スープは、玉子、ワカメ、玉ねぎの入った、コンソメスープ。

サラダはキャベ千、きゅうり、トマト、レタス。フレンチドレッシングがかかってます。
シャキシャキ。

5分くらいあとに、メインのオムライス。

オーソドックスなビジュアルのオムライスですね。カタチが綺麗でうっとりします♪
(余談ですが、僕は「フワトロ卵がチキンライスの上にのっているタイプ」よりも、この昔ながらの「巻き巻きスタイル」の方が好き。自宅で作る時も、「巻き巻きスタイル」の方を好んで作ってます。オムライスの作り方は、若い頃に働いていた国分町の某飲食店で「そのお店独自の作り方」を体得しました。まぁ、いまの世の中だとYouTubeなんかでも「お店のオムライスの作り方」的なのが公開されてたりしてますよね。便利な世の中だ

相方は、美味しそうにムシャムシャ食べてました。

僕も一口もらいました。

チキンライスはわりと味濃い目だったかな。
具材はオーソドックスな「鶏肉+玉ねぎ+マッシュルーム(もしかしたら他にも入ってたかも)」。
ほのかな酸味は、ケチャップからくるものではなく、白ワインフランベかなぁ?
シットリしているし。(違ったらすいません。)
バターはチキンライスよりも包むこむ卵の方に感じました。

総じて、「シットリ系の美味しいチキンライスがバターの利いた優しい食感の卵に包み込まれている」そんなオムライスでした。

ボリュームも結構あり食べ応えも良さそうです。

 

続きまして、僕の注文した和食膳をご紹介しましょう。

◆三品盛り合わせ \990円

うひょー、うまそう!

メインの揚げ物3点盛りは、
海老フライ、ひれかつ、春巻」。
それに、サラダ、味噌汁、ご飯。デザートに、杏仁豆腐までついています。

↓こちらのサラダにもフレンチドレッシングがかかってました。

↓味噌汁は、まぁ、ごく普通の家庭的なヤツ。

揚げ物はいずれも揚げたて!!! サクサクととても香ばしい香りが♪

↓海老フライはソースとタルタルで頂きます。

↓ひれかつはソースで頂きます。柔らけぇ~♪

↑ご飯もとても美味しい!

↓中華春巻き。パリっパリ☆

いずれも、とても美味しかったです! (もっと食べたい(^^;)。大盛とかないのかなぁ?)
余談ですが、食べてる最中に「あっ!前回(8年前)もこれ食べたんだ」って事に初めて気が付きました(笑)。(これも余談ですが、食後の楽しみにとっていた杏仁豆腐は、相方に強奪されました(´;ω;`)。。。)

 

御馳走様でした。
あっという間に完食。大変美味しゅうございました。

昼時はランチ目的の方々でとても混むみたいですね。
個人的には、(今回の僕らみたいに)すいている時間に、のんびり&マッタリと楽しむ事をお勧めします。

次回は、(ちょっと値ははりますが)評判の高い「ガーリックステーキ」
を食べてみたいなぁ。

【追記】
◆やや高級感のあるお店さんですが、価格は割とリーズナブルな方かと思います。
◆アルコールもあるので、ご近所のおとーさん達には憩いの場なのかも?
(車で行かれる場合は、晩酌は厳しそうなので、あくまでご近所の場合)
◆今回ご紹介した<カヤ>さんは、「中山商店街」と呼ばれる界隈にあります。
中山のメインストリートと言っても過言ではない活気のあるエリアで、他にもいろんな飲食店があります。中華レストラン<とらの子>さんとか、宮城人気No1を誇るお蕎麦屋<康正庵>さんなど。坂を上り切り、ちょっと奥のほうに行くとハンバーガーの美味しいダイニングカフェ<ダイナーハルク>さんなんかもあります。
高台なのにわりと活気のあるエリアです。
そうそう、同じような洋食屋さんだと、もっと北山寄り・坂の下の方には、洋食レストラン<一番館>さんもあります。(<一番館>さんは、レストランよりも喫茶店に近い雰囲気)
※<一番館>さんについては、以前「投稿No18.<https://morisen.net/?p=2627>」にて詳しくご紹介しております。
※<康正庵>さんについては、以前「投稿No207.<https://morisen.net/?p=8955>」にて詳しくご紹介しております。
※<ダイナーハルク>さんについては、以前「投稿No150.<https://morisen.net/?p=6656>」にて詳しくご紹介しております