【杜仙・食べ歩き班_No.224】丁寧に作りこまれた絶品チキンカレー♪(西多賀)
Posted on : 2021.02.07

毎度どーも、こちらは食欲モリモリ・夢がモリモリ(?)、杜仙・食べ歩き班です。
※本投稿は、2020年秋ごろの食べ歩き記録です。

今回ご紹介するのは、西多賀・国道286号線沿いで長いこと営業されている
カレーショップ桜蔵(さくら)」さんです。
※「桜蔵」と書いて「さくら」と呼びます。

2020年9月13日(日)11時45分、連れと二人で訪問。
今回が初訪です。こちらは仙台市内でも「カレーライスの名店」として昔から有名です。
住所は、仙台市太白区西多賀3丁目1−25。

2002年創業なので、間もなく倉業20年なんですね!

<桜蔵>さんは、「社会福祉法人 わらしべ舎」さんが運営する障害者就労支援施設です。
ハンディキャップを持っている方々が、日々明るく・イキイキと就業している施設です。
それ聞いただけでも、普通に応援したくなるお店さんですが、そんな”こちらのおせっかい”は不要なくらい「絶品カレーを提供するお店」として、昔からとても大人気のお店さんです。ネットの口コミによると「提供しているカレーライスがとてもクオリティが高い」ということ。かなり本格的なカレーらしい。
一度食べると病みつきになる・フルーティーでスパイシーなルー」そして、
豪華な具材」。

僕はこれまで食べたことが無かったのですが、そのような口コミ情報を昔から聞いていたので、ずっと食べたかったです。(長年食べたかったので、今回満を持しての訪店♪)

↓ネットでお店さん発信のPR記事があったのでちょっと抜粋。
『仙台市太白区西多賀で創業18年。香味野菜ブイヨン、熟成トマトペースト、秘密のスパイスブレンドを3日かけて仕上げる本格欧風カレー。
店舗、テイクアウト配達、キッチンカーによるイベント先出店、レトルトと様々なシーンでお楽しみいただけます。レトルトカレーは通信販売でも購入できます。』
『市販のブイヨンは使わず、鶏がら、牛スジ、野菜などをふんだんに使い、3時間煮込んだ濃厚なスープを作っています。
スタッフは、野菜の刻みから、スパイスの計量などを中心に行っています。国産のたまねぎを使い、4時間じっくり炒めたこくがあるペーストとなっています。
スタッフは、たまねぎ・にんにく・ショウガのミキサーがけ、スパイス計量、りんごの切り方を行っています。
スープとペーストを合わせて、3日間の工程でカレーになります。本格カレーの完成です。
スタッフはスパイスの計量・材料のパック詰め・カレールーの充填・シーラーなどの作業を行っています。』
↑ふむふむ。スゴそうだ! そういえば、<桜蔵>さん、カレーの移動販売もされているので、確かにいろんな”市内イベント”で見かけたこともあります。

ロケーションは国道286号線沿いです。
ニーパーロクを車で走っていると自然と見えてくる建物ですので昔から位置も外観もはっきりと頭にインプット済みです。

↑ウッディーでログハウスみたいな印象の建物。シックな外観ですよね。

↓駐車場は4台。

満車の場合は隣に併設された「わらしべ舎」さんの方にとめて良いらしいです。(どちらの駐車場も、ちょい狭いかな(^^;))

外観はとても広いのですが、店内は意外とこじんまりしています。
というか、各座席が適度なソーシャルディスタンスをとっている感じ。

とてもきれいな内装です! ウッディーな感じなので、とても家庭的な温かみを感じます。

4人がけのテーブル席×4、2人がけテーブル×2。そしてカウンター席。
口コミサイトによると、トータル26席らしい。

店内には、「わらしべ舎」さんが創作されているいろんな”作品”を販売されていました。カレールーも売ってます!

↓メニューはこんなかんじ。

一番人気はチキンカレー。次に人気なのはスペアリブカレー。
どのカレーライスを注文しても無料サービスとしてトッピング「エダムチーズor温野菜or温泉たまご」から1品チョイスすることができます。あとはコーヒーは「セット」だとお安く提供されています。

僕は一番人気の「チキンカレー」「中辛」を「大盛」で、「ホットコーヒー」をつけました。
相方は二番人気の「スペアリブカレー」「中辛」に「アイスコーヒー」をつけました。

まずは薬味が色々運ばれてきました。
↓「福神漬」「スイートピクルス」「ハラペーニョ」

※ちなみにいつもはカレーに「福神漬」を必ず入れるのですがこの日は(・・・後述のとおり、とても美味しいカレーで、かつ、食べるのに夢中で・・・)「福神漬」入れるのをうっかり忘れました(^^;)

 

飲み物は食前にしたので、10分くらいで運ばれてきました。
◆セットコーヒー ¥120円
◆セットアイスコーヒー ¥120円

コーヒーは、普通に美味しかったです。

このあとは・・・実は結構な時間待ちました(^^ゞ
まぁ、たぶんこの日は”たまたま”なんだと思います。(口コミ情報とかの話だと、5分くらいで配膳という認識でしたが、この日の僕らは)かなり待ったのは事実(笑)。
でもまぁ・・・・僕らは普段からそんなに急いでガツガツする姿勢はありませんので(笑)。
のんびり待ちました♪

チーフ?みたいな印象の女性スタッフさんが「お待たせしてすいませんでしたm(__)m」と丁寧な口調で運んでくださいました。(いやいや、全然大丈夫ですよ!(笑)と返しました)

 

◆チキンカレー中辛 (+大盛) ¥720円 (+¥100円)

↑「おおもり」のラベルがとても可愛らしい(笑)。

 

◆スペアリブカレー中辛 ¥1000円

どちらも想像していた通り、無茶苦茶うまそうだ♪

 

 

まずはチキンカレーから・・・・
濃厚なピューレ状のカレールー。少し”モタっ”とした舌触り。

野菜などじっくり煮込まれたカレールーです。
いろいろな野菜が溶けるまで煮込まれているのでとても重厚な味わい。

初め甘さがくるのですが、徐々にスパイスの辛さがツーンと来る感じ。
トマトの酸味もします。自分は、スパイスはあまり詳しくありませんが、なんでも「ガラムマサラ(=これは誰でも使ってるやつか)」とか「カルダモン」とか色んなスパイスを絶秒の配分で調合されているらしい。いずれにせよ、「普通に美味しい平凡なカレー」ではありません!「かなり奥深いカレー」です。とてもうまいねぇ♪

 

骨付きの鶏モモ肉の大きいのが丸ごと2本入ってます。インパクト抜群です(笑)。

これがホロホロにほぐれるんです! スプーンで容易にホロホロに崩れてくれる柔らかさ。

臭みの全くなく、肉の旨味もしっかりある絶品の鶏モモ肉です。

絶品チキンと絶品カレールーの協奏曲です。
そういえば、(遅ればせながら)カレーに鶏ガラスープも滲み出ているよな気がする。

そして、後半は「味変」で「温泉たまご」も投入。

↑まぁ、言わずもがな、相性バッチリです♪

↓「はじめ人間ギャートルズ」的な絵(笑)。

↑食べ終えると「ニグを食べたぞ!」と実感できます。大盛にしたのでボリューム的にも大満足♪

 

↓続いて、相方の「スペアリブカレー」をご紹介・・・・

こちらも、じっくり煮込まれたカレールーの中にスペアリブがゴロっと入ってます。なんて贅沢なんだ!
スペアリブもスプーンでホロホロに崩れるくらいじっくり煮込まれていました。

僕も一口食べてみましたが、カレールーはチキンと一緒ですね。
こちらの方が「よりフルーティー」に感じました。ちなみに相方は辛いのが苦手ですが、「こんなバランスの良い辛さだったら楽勝ね!」と言ってました。

うーむ・・・スペアリブカレーもうまいねぇ!
どちらも甲乙つけがたい美味さ。(次回、どちらを食べるか?迷っていしまいます。)

御馳走さまでした。

とっても美味しかったです!大満足♪
いざ完食してみて、これだけクオリティーの高いカレーライスで、この価格・・・・。
コスパ最高です!
何度でも食べたいカレーライスです。また絶対に再訪したいと思いました。

【追記】
◆スタッフの方、前評判で聞いたとおり一生懸命働かれていました。(今回、多少オペレーション乱れていましたが、温かい気持ちで見守りたいです)
とても応援したいお店さんです!
◆先述のとおり「カレーのクオリティー」については、「お店の運営背景」等、ハンディキャップ関係なしの、かなりこだわり抜かれた絶品カレーでした。
◆後日、口コミサイト見てて知ったのですが、なんでも・・・「チキンもスペアリブも長時間丹念に煮込まれていて、骨も食べられる」らしい。本当!?ちょっとびっくり!
僕らは気が付かずに骨は残してしましました。次回は、試してみます