こんにちは! こちら、杜仙・食べ歩き班です。
今回ご紹介するのは、
泉区紫山のレストラン「黄色いからす」さんです。
2019年7月15日(月)祝日の13時半、連れと2人で訪店しました。
こちらは、昔からずっと来たかったお店ですが今回初訪です。
<黄色いからす>さん、「紫山~泉パークタウン」界隈においては、昔から知る人ぞ知る
密かな人気店です。
(僕は震災の前・・・2010年頃に仕事仲間数名と平日昼間に、仕事の合間に来たことがあったのですが、あいにくその日はシャッターが閉まってました。それ以来・・・・9年越しについに念願叶って訪店となりました。)
噂によると<黄色いからす>さんは、御夫婦で20年ちかく営業されているとのこと。
まずはその店名に目を惹かれますよね!
「黄色いからす」?どんな意味なんだろうか??(この投稿書いていて、興味あってこの単語をググってみたらなにやら1970年代に「黄色いからす」という歌(おそらくフォークソングかな?)が販売されていたようです。お店の由来にもしや関係あるのかな?全くの想像ですので悪しからずm(__)m)
住所は『宮城県仙台市泉区紫山2-32-5』。
柴山は自然豊かで閑静です。(いわゆる高級住宅街です)
中心部にはおっきな公園があり、自然豊かで街並みが美しい土地です。空気もとてもおいしいです。そんな紫山にて、<黄色いからす>さんは紫山公園からはすこしばかり南下し、白百合学園の近所にあります。
非常に大きな(おそらく共用の?)駐車場を抱えた10棟くらいの店舗や建物が併設されている立地です。その中でも<黄色いからす>さんはひときわ目をひきます。
黄色い屋根とカラスの絵がとても印象的ですよね!(「釜めし」の旗も、なんだかミスマッチで可愛らしいです)
先述のとおり、何年も前から来ようと思っていたので事前に予習はバッチリしてました
◆アットホームでのんびりした時間が過ごせるレストラン
◆御高齢の方々数名で営業されている
◆かなり凝ったメニュー。中でもハンバーグとカレーが有名。
◆コーヒーもマスターが丁寧にサイフォンで淹れてくれる
◆美味しいだけでなく癒されるらしい♪
◆お昼時は満席になるので、料理の提供まではかなり時間がかかる
◆総じて、(これ重要→)時間に余裕がある時に行くべきお店さん
そんなわけで、長年勝手に思い描いていた印象は「なんだかとてもディープ」「独特の世界観がありそう」という感じです。
ちなみに、お店さんのホームページから情報を抜粋しますと・・・
↓
『山形で創業し、現在は宮城に腰を据えて営業しております。やさしい味わいのお料理をたくさんご用意。家庭料理のような、どこかホッとできる料理を目指しております。サイフォンで淹れたコーヒーも是非お楽しみください。皆さまのご来店をお待ちしております。」
・・・とのことです。(最初は山形にあったのかな?)
↓建物に入って最初に目につくのはこの張り紙です
↑こんな張り紙を見てしまうと、ほっこりしてしまいますよね(笑)。
※ここに書いてあるとおり「ゆるやか」に営業されているお店さんです。なので(これは私見ですが)色んな意味で・・・「時間に余裕の無い方・急いでいる方」はニーズに合わないかな?・・・と思います。この日の自分達も「ゆったりしたい気分」でしたし、他のお客様も皆、そんな空気で過ごされていました。
駐車場に着いたのが13時半頃。
店内は「7割の入り」でしたので、空いている席も見えましたが、しばらく入口近くの「待ち椅子」で待つこととなりました。(15分ほど待ちました)
スタッフは店主様が男性の方。配膳や調理を担当する女性の方が2名。
いずれも僕の世代から見ると、御三方とも「人生の大・大先輩」と言える年代の方々です。
ゆったりとしたペースで、御三方で元気に声を掛け合いながら切り盛りされています。
「待ち椅子」に座っていて途中眠くなり、ウトウトしていたら・・・・
店員のとってもかわいらしい御婆様(=おそらくこの方が、奥様かな?)が何度もこちらにやってきて(笑)、私たちと間でとても面白いやりとりがありました!(具体的なエピソードは(書いてしまうと野暮なので)書きませんが、「探偵ナイトスクープのパラダイス」ばりの面白くて・ほっこりする出来事でした(笑))
店内の至るところに「こだわりのアート」で装飾されています。
壁には素敵な絵画が飾ってあるし、置いてある漆器などもかなりこだわりのある雰囲気です。
↑この金魚もたぶん陶器かな(確実に本物ではありません(笑))
店内で小皿や陶器なども販売されていました。
そんなこんなで、ようやく案内されました。
まずテーブルが面白かったです! テーブルの上が「畳」になっているんです(笑)。
↓メニューは以下のとおり! なんともニギヤカです。
目を惹かれるような面白いメニューも色々ありますね。
口コミだと、一番人気あるのは「ハンバーグ」と「カレー」とのこと。
カレーは、「赤・緑・黒・白」の4つのバリエーションがあるようです。
それと先述のとおり、コーヒーは店主様が一杯一杯を丁寧に煎れてくれ、コーヒー通でも満足する仕上りみたいです。
メニューが多すぎて、相当悩みました(笑)。
連れは、ランチメニューの「ハヤシライスセット(サラダ+ドリンク+デザート付き)」を
僕は「オムからいっすD(ドライカレーのライスにふんわり卵)」をオーダー。
店主様は噂どおり、とってもユーモアのあるジェントルマンな方でした。
すごく丁寧に、ハキハキした口調でランチメニューについて説明して頂きました。(ご高齢の方なので、なんだか恐縮してしまいました(笑))
店内は噂通り「とてもスローな空気」が漂っています。
どの席を見てもマッタリとした雰囲気。(実際、注文してから料理の提供まで、30分くらいかかりました。)
↓一気にご紹介!
◆ハヤシライスセット(サラダ+ドリンク+デザート付き)¥950円
◆オムからいっすD(ドライカレーのライスにふんわり卵)¥780円
↑連れのサラダもハヤシライス。とても丁寧に盛りつけられていました。
お味もとても美味しかったとのこと。(とっても本格的に仕込まれたハヤシソースだったみたいです)
↓僕の方の「卵のせドライカレー」もとても綺麗な盛りつけ。
ドライカレー自体も美味しかったですが、トロトロのたまごとカレーソースがドライカレーを包み込み、絶妙のコンビネーションプレーで美味しさが倍増でした。
そう言えば、「ドライカレーのカレーソースのせ」は何度も食べたことがありますが、それにたまごかけまで加わったバージョンは初めてかも(自分も今度、家でやってみよう♪)
とても美味しかったです。
連れのランチセットのデザートは、「一口スイートポテト」でした。
これ、なんだか懐かしいですね~。とても”粋”な感じがします。もちろんお味もとても「絶品」とのことでした。
店主様がこのタイミングで話しかけてきて、「スイートポテトの作り方」を面白おかしくレクチャーしてくれました(笑)。
ご馳走さまでした。
美味しかったですし、なんだかとても気持ち良い時間が過ごせました♪
また是非時間を見つけて来たいと思いました。
いまいまの・・・”(コスパやスピードなどの要素が、やたらと要求される)忙しくて・世知辛い時代”・・・におきまして、(最近では珍しい)マイペースなスタイルがとても新鮮で素敵に感じました。末永く「のんびり」と続けて欲しいお店さんだなって、思いました。
【追記】
お店に入ってから退店するまで1時間半くらいの時間が経っていました。
正直、時間が無いとなかなか厳しいとは思いますが、ゆったり過ごすにはお奨めのお店さんです。他のお客様方も、料理を楽しむだけでなく店員さんや店主様との会話や、空間も楽しんでいる感じでした。(常連さん達にとっても愛されているお店さんです)