【杜仙・食べ歩き班_No.110】”肉そば”が有名なラーメン屋(泉区野村)
Posted on : 2019.01.26

毎度どうも、杜仙食べ歩き班です。

今回ご紹介するのは、泉区野村「五福星(うーふーしん)」さんです。
泉区を代表する人気ラーメン店です。2018年12月22日(土)夜に訪店。
約5年ぶりに食べに行きました。

この日は、本当は1年ぶりに泉中央<蔵亭>さんを定期訪店しようとして連れと2人で車を走らせ・・・途中で「あっ!そうだ・・・<蔵亭>さん11月で閉店してしまったんだ・・・(涙)」と気がつきました。(<蔵亭>さん、背脂チャッチャが結構好きでした・・・。残念・・・。<蔵亭>の店主様は、2000年頃かのTBS(佐野実さんの)「ガチンコ ラーメン道」に参加されていたことでも有名になりました。)
うーん・・・どうすっかなぁ・・・。
車の中で1分くらい悩み・・・・「そうだ、久々に<五福星>さん行ってみようぜ?!でも、駐車場満車だったらパスしましょう(いつ行っても満車なので)」と提案。すんなり同意が得られました。

<五福星>さんは、創業は1992年です。仙台市青葉区木町(法務局の近く)に開業されました。木町通り時代は行ったこと無いですが「木町通りの”肉そば”というラーメンがとてもウマイ!」とすぐに評判になり、仙台でも90年代から”有名店”として知られるようになりました。その後、2006年7月にこちら泉区野村に移転されました。

立地的には泉中央から、泉ヶ岳へ向かう国道35号線沿いです。シェルコム仙台の手前あたり。自分は初訪は野村に移転後です。初訪当時は「背脂チャッチャ」のスタイルは既に仙台にも色んなお店さんが提供し始め、だいぶ浸透していた頃で<五福星>さんはその”先駆け”として一目置かれる名店になっていました。既に「大行列店」でした。
(余談ですが、(知って居る方も多いと思いますが)2007年頃~数年間、国分町・定禅寺通り沿いに「2号店」を開業されました。ただし、そちらはあまりブレイクせずに閉店されました。(自分は2回くらい行った記憶があります。「本店」とは全く違ったメニューだったと記憶してます。当時、私も「やはり<五福星>さんは本店だな!」と感じた記憶があります)
※ちなみにその定禅寺の立地(某ビル1階)は、居抜きで何度も色んなお店が変わってます。最近は「居酒屋」だったかなぁ。つい2年くらい前は新鋭ラーメン屋さんがありましたが1年くらいで閉店したし、あまりお店さんが定着しない立地となっています。

野村の<五福星>さんはそんな名店なので大抵が混雑してます。こんな泉区の細道にあるのにひっきりなしにお客さんが押し寄せます。

駐車場も広めですがいつも満車状態。混雑時間帯は店員さんが誘導してくれます。

外観は、ぱっと見「狭そう」な錯覚を覚えますが、ところが中に入るとかなり広い店内です。

なんとなく「南国風」な雰囲気がありまして、入り口でも”シーサー”が御出迎えしてくれます(笑)。

この日は夜20時過ぎに来たのですがラッキーな事に駐車場1台だけ空いていたのですんなり参戦できました♪

店内も「独特な世界観」があります。「五福星」ワールドと言って良いでしょう。
店内はカウンターとテーブル席の30席ぐらいあるかな。そこそこ空いてました(そういえばこの日は、車内待機の人も見なかった気がします。)

店員さん達の元気な接客も有名です。(巷の意見・口コミを見る限りでは・・・結構”キャラの強めな”接客スタイルなので、好き嫌いは分かれるみたいですね。まぁ、私は普通に「元気があって良い感じかな」という程度の印象で悪い印象は無いです。)

店主様は「仙台ラーメン界のカリスマ」としてかなり業界ではリスペクトされる方のようです。(ネットでググると沢山の記事があると思います。)

そして<五福星>さんは、「3.11東日本大震災」において、かなり「真心込めたボランティア活動」を展開され、TVや雑誌で随分とお見かけしました。

メニューは看板「肉そば」のみならず、いろんな斬新なラーメンを創作されています。
メニューは非常に分厚いです!
↓一部だけカシャカシャ撮りました。

私はもちろん「肉そば」をオーダー。それと「ごはん」を。
連れは「肉そば」と「にゃんこ飯(温)」をオーダー。

提供まではそこそこ時間がかかりました。
約15分で着丼。

 

◆肉そば ¥930円

いつも変わらないビジュアルです。
スタイリッシュな丼で、なかなかオシャレな感じが漂います。
いつ見ても”お上品な仕上がりの肉そば”です♪

麺はなんでも「自家製麺のシルク麺?」とのこと。

「アレルギーのあるひとでも安心なシルクを練りこむ(氷点下製法??)」とかで素人の私にはさっぱりわからないような凝った代物ですm(__)m。(お店さんのHPとか拝見すると色々紹介されているようです。)
素人の私が感じる食感としては、単純に・・・コキコキ&ツルツルしていて歯ごたえもよくとても美味しいです!

見た感じは、少し太目のウエーブのかかった麺(ちょっと喜多方風に近いのかな?いや・・・・このタイプの麺はちょっと趣が異なりますかね。)

スープはもちろん”背脂チャッチャ”です。

最近は色んなお店さんが”背脂チャッチャ”していて珍しくないですが、おそらく<五福星>さんが仙台では先駆けかと思われます。
豚骨+鶏ガラ+煮干しがベースかな?醤油感は結構強め。(個人的な好みだと、背脂がもうちょい多目でもうちょい甘目だとドストライクかな)
これまた「喜多方系」の雰囲気も漂います。違いとしては、魚介出汁が結構効いている点です。魚介がアクセントとなり、「お上品な仕上がり」です。

そして「チャーシュー」。

脂身が多く、スープに溶けそうな柔らかさ。ホロホロ系の”にぐ”です♪

◆ごはん ¥150円

フリカケをかけて頂きます♪(先述の<蔵亭>さんでもフリカケがありました。立地的にも<五福星>さんとそこそこ近いので、泉中央方面は、フリカケが好まれるのかな?勝手な推測ですが(笑))

◆にゃんこ飯(温) ¥300円

連れにちょっとだけ分けてもらいました。
カツオのなまりがテンコ盛りで良い風味♪
猫が好むかどうか?は”猫のみぞ知る”ですが、”哺乳類ヒト科代表”の私の感想としては、なかなか美味しいミニ丼だと感じました。

総評としては、”安定した美味しさ”でした。
今時「背脂+ニグ」でデコレーションされたラーメンはもはや珍しくありませんが<五福星>さんはやはり「仙台の先駆け」ということもあり、スープの安定感が際立ってると感じました。それと個人的には「個性的な麺」がとても美味しいです。
こちらも安心して人に紹介できるお店さんです。(万人受けするラーメン。仮に「肉そば系」が苦手な方でも他に色んなメニューもあるし。)

またいつか食べたくなった頃に、再訪します。
ご馳走さまでした。