2018/5/4(金)のお昼どき、
蔵王にあります「中華亭分店」さんに、初の訪店です。(白石の本店さんには何度も行ってますが、分店さんは初)
「中華亭」さんは、”創業90余年、大正時代から続く名店”です!!!煮干しと醤油ダレ・・・鶏とか豚とかのハーモニー。詳しいことは素人にはわかりませんが、絶妙なんです!!!白い低下水の「パッツン麺」もとてもスープに合います!!!
白石の「中華亭本店」さんと「龍亭」さんの2件は、1982年頃、当時子供だった私は、今は亡き親父に初めて連れていかれました。「白石に、ホンモノの中華ソバがある!」と聞かされてました。子供の舌でも、「おー、うまいね!」と感じました。以降、(そんな記憶もあったので)白石の「中華亭」さんと「龍亭」さんは「宮城で一番ウマイ中華ソバ」という認識が脳裏に刻まれました。
90年代後半くらいから、「ラーメンブーム」が何度も訪れ、宮城・仙台も幾多の「ラーメン専門店」がオープンしました。以降、開店したり閉店したりの幾多の繰り返しを見てきました。(「ラーメン国技場」が仙台を飲みこんでいたのが「2003年頃?~2008年」で、色んな全国のグルメラーメンが国分町にひっきりなしに出店した余波か?地元のラーメン屋さんや中華屋さんが沢山姿を消したりしました)
今現在、仙台には食べログなんが見ると、星が”3.5”を超える名店も多数あります。その一方で、「中華亭」さんは、「”時代やお客さんの流行や他店”を意識することなく、昔から我が道をいく自然体(我関せず的な)」という印象が強いです。
「美味しいから、食べたい人は好きなだけ食べに来てください」まるでそう言われているようなお味なんです。(それと、たしか「中華亭」さんは、昔は「取材お断り」を布いていた記憶があります。いや、違うか!「取材お断り」は「龍亭」さんの方だったはずだな!いずれにせよ・・・昭和の頃は、あまりメディアに出ることがなく、地元を訪れたサラリーマンや観光客とかから口コミで伝説が伝わっていた感じですかね。)
とにかく、昭和の頃から「仙南にいけば、とびきりの中華ソバにありつける」とうことで、この2件は存在してました。
そんな「中華亭」さん、実は・・・もうかれこれ10年くら行けて無かったのです・・・自分的に、「結構遠い」のと「ラーメンに対するモチベーションが年々低下」というのもあり、「身近な普段使いのラーメン屋さん」ばかり行ってた気がします。白石で仕事がある時くらいしか行ってませんでした。今回、原点回帰で、再び「パンドラの箱」を開けてみました。
なんでも、噂によると基本的に「分店」さんも「本店」さんと同様の味を楽しめる、と昔から聞いてました。なので、行く前からとても期待大です!分店さんは、いつ創業なのかは存じてません。情報としては、スープも本店と同様。麺も本店と同じ(土地柄、白石うーめんと同様の小麦粉を使った中細の低加水麺です)。チャーシューは、昔ながらの「モッサリ」タイプです。今はやりのタイプではありませんが、この中華ソバにはこれがベストマッチだと思います。(なので、バランス的には、チャーシュー麺よりも中華そばの方が個人的に好みです。あくまでチャーシューは脇役としての楽しみ)
すいません、前置きが長くなりました。
この日はGWということもあり、激混み!!!1時間待ちました
”10年ぶりの中華亭”ということもあり、「中華ソバ(ダブル)」をオーダー。
すぐに着丼!
↓手前が、私がオーダーした「ダブル」、奥が、連れが注文した「大盛」です。(普通盛は、割と少な目なので、男子には少しもの足りないかも?お腹が空いた成人男子には、「大盛り以上」がマストかも知れませんね!)
コメントのしようがありません・・・。神です・・・・。うめぇ・・・。
他店じゃちょっと味わえないなぁ・・・。(もちろん、「中華亭」さんの流れを汲む、「龍亭」さんはかなり似ているお味かと思います。あちらは、もうちょっと油膜が強いイメージですね。)
あらためて・・・・いろんな「凝ったラー専」さんがたくさん仙台にありますが、
「中華亭」さんは、「白石と蔵王にて、さりげなく伝統を守り、粛々と仕込んでいるお味」だと思います。素敵です!あっと言う間にペロリと完食!
いやぁ・・・10年ぶりの「中華亭」さん、感動的にウマかったです!私は食いしん坊なので、ワリと”色んなお店”・”色んなジャンルのラーメン”を食べている方ですが、「(これは主観ですが)ちょっと「中華亭」さんと「龍亭」さんは別格だなぁ・・・、と改めて実感しました。(いや、もちろんラーメンの好みは人それそれですので、あくまで”主観”です。)」且つ、「ずっと残っていて欲しい!」そんなお店さんです。
ご馳走さまでした!また必ず行きます!(次回は、本店さんだな)