※今回は、完全に”番外編”的な位置付けの投稿ですm(__)m。結構”ディープ”な投稿なので、興味ある方だけ読んでくださいね(‘◇’)ゞ
こんにちは! こちら、杜仙・食べ歩き班です。
今回は、まさにタイトル通りの内容です。(文章もやたら長くなってしまったし、マニアックな内容なので、たぶん、読んでくれる方はいないかもなぁ💦。いや・・・でもアラフォー以上の方だと、刺さる人もいらっしゃるかな~(^^;))
今回ご紹介するのは
「ラーメン山岡家 定禅寺通店」さんです。
「山岡家??」 そう、あの「山岡家」さんです(笑)。
豚骨醤油ラーメンを売りにしている全国チェーン店。
誰でも知ってる「山岡家」さんですので、いまさら仰々しく紹介するのもどうかと思いました(;^_^A。(そもそも基本的に当該ブログでは、あまりチェーン店とかポピュラーなお店は紹介しない方針ですので)
ただし、個人的に「山岡家でこんな楽しみ方&魅力もあるんだ👀💡」ということを発見したので、なんとなく・・・じっくりと紹介してみたくなりました。(紹介というよりも、自身への”備忘”かなぁ(‘◇’)ゞ)
要するに、気まぐれですね。
まずは「山岡家」さんについて少しまとめます。
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???「山岡家」さんってどんなお店👀???
◆全国に140店舗以上を展開するとっても大規模なチェーン店。
第1号店は茨城県に1988年の開業。
主に、ロードサイドにて店舗を拡大。(特に関東では主要なロードサイドほぼ網羅しているらしい)
いまや東証上場の巨大企業です。
◆赤色の看板が目印、カウンターも赤色で統一されている。
◆営業形態は、24時間営業を基本としている(一部店舗を除く)
(したがって、長距離のドライバーさんなどに常連さんが多いらしい)
◆麺やスープをカスタマイズ可能
・麺の硬さ「硬め、普通、柔らかめ」⇒いずれかをチョイス
・脂の量「多め、普通、少なめ」⇒同上
・味の濃さ「濃いめ、普通、少なめ」⇒同上
◆スープは店内仕込み!
チェーン店でよくありがちな、「スープをセントラルキッチン方式で作成」することはせず、各店舗できちんと仕込むらしい(なので、建物は、なかなかの豚骨匂はします。これは好き・嫌い別れますよね(^^ゞ。僕はあの「九州の繁華街を彷彿させるワイルドな匂い」が好きです!)
◆ラーメンの基本仕様
・4日間寸胴で煮出した豚骨ベースのスープ
・麺はストレートの太麺
・具に叉焼・葱・ほうれん草・海苔(三枚)が添えられている。
↓「山岡家」さんと言えば基本的に「豚骨醤油ラーメン」が真っ先に浮かびますが、メニューが結構にぎやかです。
◆メニュー
・麺類は「ラーメン」と「つけ麺」。
開業当初は醤油味だけ提供していたが、その後「塩」「味噌」「特製味噌」「辛味噌」「プレミアム塩とんこつ」など、いろんなバリエーションが増えた。
・サイドメニューは「各種トッピング類」、「ライス」「特製ギョーザ」「チャーシュー丼」「卵かけご飯」「チャーハン」がある(店舗によっていろいろ違います)
◆お店さんのHP
<https://www.yamaokaya.com/>
◆「家系ラーメン」ではありません!!!
絶対に違いますからね!(笑)。屋号に「家」とつくし、豚骨醤油ラーメンですし、具材や盛付の構成等も近いですが、「家系ラーメン」とは見た目はちょっと違うし、味わいは全く異なります。
「スープの色も濃度」や「動物の比率(豚と鶏)」なんかも全く異なります。
似ている点といえば、「醤油豚骨で海苔がのっている」事だけかと思います。
※たぶん<仙台っ子>さんや、<一品堂>さんの方が、よっぼど家系に近いと思う。
でも、その2軒ですら家系を名乗ってないし、家系に寄せているつもりもないお店さんですけどね(^^ゞ。それでも、巷では<仙台っ子>さんや<一品堂>さんを「家系ラーメン」とみなしてしまう方々が大勢います。
まぁ、その2軒についてはたしかに趣向も味わいもどことなく似ていると思いますので、仕方ないかも知れません。しかし、「山岡家さん」を、豚骨醤油ラーメンというだけで「家系ラーメン」と呼んだら怒られますよ(笑)。
だって見た目も味わいも全然違うもん・・・。
しかも、歴史的な点で・・・・「吉村家」の系譜の「家系」と一緒くたにしてしまうと大変失礼にあたると思います。
↓そしてここが今回の投稿のポイント!!!
◆味わいが「ラーショ」に似ている(らしい?)
「山岡家」さん同様、ロードサイドで見かける「ラーメンショップ」さん。
いわゆる「ラーショ」。
※↓以下「ラーショ」について軽くご説明(長々と脱線失礼しますm(__)m)
その実態は謎が多いのですが、現在全国に「ラーショ」の屋号がつくお店は300店舗以上あります。
元々は東京の「椿食堂」さんが元祖とされています。その系譜が<椿系>と称されます。
その後は、<椿系>から派生して違う系譜もいろいろできたのですが、その前方や経緯などほとんど公開されていないことが多いチェーン店です。「フランチャイズ型」のラーメンチェーン店。
そのうち、東北地方・・・・主に宮城で昭和の頃から発展したのは「パンダ」のマークの「元祖ラーメンショップ」さんです。人によっては「パンダラーメン」で通じる方も多いのでは?(たしかそれほ総本山が、今は閉店した「高砂店」かな?。だとすると今現在、総本山はどちらなんだろ??)
※以下、「元祖ラーメンショップ」さんを「パンダ」と記載します。敬称も省略させてくださいm(__)m。
僕が少年のころには、宮城県内のあちこちに「パンダ」がありました。店舗が存在したのは主にロードサイドです。でもたまに、定禅寺通りみたいなマチナカにもありました。
「ラーショ」の中でも、「パンダ」各店舗ではネギラーメンを「南蛮ラーメン」という名称で提供しています。
そんなわけで、宮城県には密かに・・・僕みたいな「パンダの南蛮ラーメン」をソウルフードとして育った人達が沢山生息していると思われます。
時代は昭和から平成になり、その後、巷にはいろんなグルメなラーメンチェーン店が増えてきました。
その一方で、「ラーショ」・・・・特に「パンダ」の勢いはかなり衰えました。(「パンダ」のみならず・・・「どさん子」さん「ススキノ」さんなど、昭和レトロな香りを残すチェーン店はどんどん減りました。)
店舗数が激減したこともあってか?
最近の令和の世においては「パンダ」は、「希少価値」「ノスタルジックなチェーン店」として、逆にとても愛される存在になった感があります。
そんな「ラーショ」ですので、熱心な「ラーショフリーク」が多く生息していると思われます(ほぼアラフォー以上かと推測)。
そして、その「ラーショフリーク」の間で・・・・「山岡家はラーショのベクトルに比較的近い店」として有名らしい👀💡。
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<山岡家>さんは、そんな感じのお店さんです。
途中で「家系」やら「ラーショ」やらいろいろワードが出てきましたね。
せっかくだから「家系」「ラーショ」「山岡家」について、自分の知っている範囲で本投稿の最後に【追記】としてまとめました。
ほぼ、独り言ですので興味のある方のみ参照ください(^^ゞ。
さて・・・・今回ご紹介する「山岡家」は、<山岡家(定禅寺)>さんです。
住所は仙台市青葉区国分町2丁目15−16 DAISYビル 1階
ここは昔からわりと・・・入れ替わりが多いテナントです。(大昔にもラーメン屋さんが入っていたような記憶がある)
<山岡家(定禅寺)>さんは、2021年9月にオープン。
ちょうど国分町にコロナの波が初めて押し寄せてから1年半後くらいにオープンしました。
2021年秋と言えば、まだまだコロナ禍のど真ん中の時期です。
そんな時期に、ロードサイドが中心の「山岡家」さんが、まさかの「国分町」に開店と聞いて、驚きました。
「このご時世、どんどん国分町からラーメン屋さんが撤退しているのにそこに攻勢かけるなんて、なかなかイケイケだな~👀💡」と感じましたね。
しかも、ロードサイドの店舗と同様に24時間営業ですからスゴイですよ!(たしかに国分町は眠らない町ですからニーズはそれなりにあるのかも)
↓店舗入口には券売機
↓赤を基調とした店内。
↓卓上調味料。一番の主役はニンニク
以上、全国の店舗と一緒です(笑)。
それ以外に、<山岡家(定禅寺)>さんの固有の特徴は特にありません。冒頭の「山岡家さんの説明」にまとめた通りです(笑)。(まぁ・・・強いてあげれば、立地的に「酔っ払いが多い」「夜に闘う商売の方々で賑わっている」・・・・という点ですかね。他のロードサイドの店舗と違う点は。)
さて、ここまで自分でかなりズラズラと書いておいてバツ悪いですが・・・・
実は僕はこれまで「山岡家」さんのこと、特に気にかけたことがありませんでした(^^ゞ。
正直申し上げると特別刺さるお店じゃなかったです💦。
なので、これまでたぶん、過去に3回くらいしか利用した記憶がありません。
それも、最後に利用したのも2010年頃(たしか泉店だったかな?)で、その時の印象も・・・・「醤油豚骨だけど、”仙台っ子”や”家系”などとは味わいが違うんだね~。まあ、普通に美味しいね。そこそこ安いかな?」・・・・くらいの印象しかありませんでした。(まぁ、可もなく不可もなくな印象。)
そもそも僕の中で豚骨醤油と言えば・・・90年代の半ばに<仙台っ子(国分町)>さんが誕生し、その後はそちらの「こってり」に心酔しました。(人生で一番食べたラーメンですので。2020年7月の閉店はとてもショックでした・・・)
そんなわけで、なかなか・・・「仙台で他の豚骨醤油ラーメンをわざわざ食べよう!」という気持ちがあまり湧きませんでした(^^ゞ。
一方で、「豚骨醤油」というカテゴリにおいて・・・・
平成後期あたりから「パンダへの情熱・郷愁の念」が沸々とわいてくるようになりました。
と言うのも、仙台では90年代末以降「家系」や「仙台っ子の分店」がどんどん増えましたが、それに比例するカタチで「パンダ」がどんどん激減。
まだ残っている店舗も、かなり仕様が変更されたし・・・(いまや、パンダでは(なぜか?)白いスープの南蛮ラーメンが主流。おまけに、6年くらい前から(これもなぜか?)卓上からニンニクが撤去されてしまった。つまり、もはや僕の知っている「パンダ」「南蛮ラーメン」とは変わってしまったんです(泣))
気がついてみたら、普段当たりまえのように食べれたあの「南蛮ラーメンの無骨でワイルドな味わい」が食べれなくなってしまった・・・。
そんなわけで、僕は10年くらい前から・・・かつて少年時代~若い頃に食べていた「仙台のいろんなパンダ店舗で味わえた南蛮ラーメンの味わい」を追い求めるようになりました。
※ちなみに、古川方面の数軒のラーショもとても美味しそうですが、やはり仙台の昔のパンダとはちょっと違う気がしてます。仙北のロードサイドのラーショは、どちらかというと「本場関東圏のラーショ(おそらく椿系?)」の系譜のような印象です。
かな~り長い前置きでした(;^_^A。
そんな折、<山岡家(定禅寺)>さんに2021年の晩秋にフラッと寄ってみてなんとなく食べてみると、結構衝撃を受けたんですよ。
「あれ?!これって昔のパンダの南蛮ラーメンに似てるんじゃないか?!」と。
まずはそのフラッと寄った時の食レポです。
↓
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【その1:序章】
2021年11月1日(月)夜。<山岡家(定禅寺)>さんを訪店。初訪です。
記憶が正しければ「山岡家」自体、約11年ぶりに訪店しました。
先述のとおり、「山岡家」さんはそれほどハートに刺さるお店さんではなかったんですけど、噂で・・・「ネギラーメンをチョイスすると、ラーショのネギラーメンにとても似ている」・・・って聞いたことがありました。
↓それでなんとなく「醤油ネギラーメン+半ライス」をポチッと。
「餃子」までつけると1000円を裕に超えるからグッと我慢(^^;)。(物価の高騰は容赦ないですよね・・・。つい2020年の7月までは、この近所にあった<仙台っ子(国分町本店)>さんで、800円も払えば、「ラーメン+餃子+ライスセット(しかもライスお替り無料)」がいつでも食べれたものです・・・・。世知辛い世の中です・・・)
◆醤油ネギラーメン ¥770円
◆半ライス ¥130円
おお!!!!見た瞬間、僕が求めていた「80年代~2000年代初頭のラーショ・・・・しかもパンダの南蛮ラーメン」をかなり彷彿させるビジュアル!。
ラーショと違って、ワカメではなくほうれん草ですが、それ以外は、ほぼ記憶に薄っすら残っている、あのパンダマークの南蛮ラーメンのビジュアルです!
麺はモチモチでかなりイケている♪(失礼を承知で言うと、昔のパンダよりも遥かに美味しいと思う(^^ゞ)
スープは、パンダよりも濃厚。とても脂っぽいので、濃厚さに関しては家系に近いかも?。
(これ、デフォでも「仙台っ子らーめん」のアブラ多めよりもアブラっぽいかも。)
そもそも僕は、豚骨醤油は「アブラ多めが好き」です。(確実に、昔のパンダよりも遥かに洗練されている豚骨スープです。コクも風味も素晴らしい。)
とても美味♪ だけど、「昔のパンダの南蛮ラーメン」よりはかなりコッテリしているなぁ(要するに、美味すぎて、ちょっとっ表情が違う(^^;)。
でも卓上のニンニク+コショウをかけると、ラーショの味わいにグーンと近づきました。
(なにせ、最近のパンダからは卓上ニンニクが消えましたので。以降、6年以上、現存するパンダ数軒へは再訪が遠のいています💦)
そしてネギがうまい!まさに昭和パンダの南蛮ラーメンを彷彿させる!。
うわ・・・・コレは懐かしい!。(最近のパンダの「白いスープの南蛮ラーメン」よりもずっとこちらの方が僕にとって懐かしい味わいです)
そしてラーショと言えば、サイドのご飯をネギご飯にカスタマイズして楽しむ文化があります。ラーショのネギラーメンを真似して食べました。もちろん美味し!
感想
「懐かしい!ワカメ入れば、ほぼ昔パンダで食べた南蛮ラーメン!」
「スープが(良い意味で)とてもコクと旨味が溢れすぎるので昔のパンダよりももっと高級感のある仕上がりとなっている。なので似てるとまでは言えない」
「麺もかなりモチモチしていて、昭和の頃の、もっと無骨な中太麺とはモノが違うなあ・・・」
その他、
「今後、トッピングでワカメが提供されないかな~?」
「スープを薄めに調整すれば、思い出のパンダの味わいにもっと似せることができるかも?」
そして・・・・
「よし!次回は思い切って、アブラ少な目にしてみようかな?そして、ラー油をたっぷりかけてみようかな。」
と決意しました。
それが2021年11月の出来事。
それから行こう行こうと思いつつ・・・なんやかんやで、1年以上過ぎてました(;^_^A。
↓そして、ようやく本題である検証を実施。
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【その2:本題】
2023年4月12日(水)お昼、1年5ヶ月ぶりにようやく訪店しました。
今回は、上記【その1】にて目論んだどおり、「アブラ少な目」でオーダーする作戦。
(長年、豚骨醤油を食べる時は、「仙台っ子」でも「家系」でも「アブラ多め」で注文することが多いので、自分の中ではかなり思い切った注文です(^^ゞ)
ちなみに、その後も「トッピングにワカメ」が増えることがありませんでした。
↑たまたまこの日は平日昼間だったので、お得な「サービスセット」がやっていました。
↓サービスセット(ラーメン+ギョーザ+半ライス)890円をポチリ。
↓それとトッピングの味付白髪ネギ増し140円を忘れずポチリ。
食券を渡す際に、きちんと「アブラ少な目」コールしました。
そう、今日の一番の目的は「10代~20代後半の頃に慣れ親しんだ、懐かしの、パンダのワイルドな(薄い)南蛮ラーメンを再現できるか?」です。
◆サービスセット(ラーメン+ギョーザ+半ライス)¥890円
◆トッピング(味付白髪ネギ増し) ¥140円
↓まずは餃子ライスがサーブ。
餃子、それほど期待していなかったけど、結構美味しそうです(`・ω・´)b。
↓そしてラーメンがサーブ。
トッピングでネギを追加しているので、きちんとネギラーメンです(*’ω’*)
前回感じたとおり、見た目はほぼあの懐かしいパンダの南蛮ラーメンです(*’▽’)
↓モチモチの麺。
あらためて・・・昔のパンダはもっと無骨な平打ち麺だったけど、<山岡家>さんは、より洗練されているモチモチ麺。うん、ウマいねぇ♪。
そしてスープ。うん!前回よりもコクと旨味が減ったことにより、より、昔のパンダに近づいた感じです♪
ただし、僕の記憶が正しければ、思い出の南蛮ラーメンはもっともっと薄くて味気ない感じでした(^^ゞ。(←アッ💦・・・決してパンダをディスっているわけではありませんよ(笑))
やはり、良くも悪くも「山岡家さんの洗練された豚骨スープ」は旨味と色気を隠し通すことができませんね(^^ゞ。
↓南蛮ラーメンにはニンニクがマストアイテム!。
すぐにニンニクとブラックペッパーを投入。
この味わいがたまりません♪
↓そして主役のネギ。
嗚呼・・・(ほぼ)昔の南蛮ラーメンだ・・・。
まぁ、パンダの南蛮ラーメンはもっとネギが多いですけどね。
どうやら・・・「ネギラーメン+トッピングネギ」とかにすればもっと再現できるような感じですね。(しかも、テンション上がりすぎて?ラー油垂らすのを忘れていた(;・∀・)。ラー油を垂らせば、おそらくもっと雰囲気出るだろうなあ・・・・)
ワカメの代わりにほうれん草が入っているので、これ見て「家系」と勘違いしてしまう可能性はあるのかも?(なにせ海苔も載っているし)
なにげにチャーシューがなかなかの美味さ!
餃子は普通にウマかったです(可もなく不可もなく)
↓家系みたいに海苔を巻き巻き・・・・
いや、、、なんか違うな!
↓「ラーショ」ならネギラーメンはこっちの食べ方ですね(笑)
いやあ・・・うまい!
そして、想像以上に懐かしい!
これにワカメ入れば、かなり昔の仙台で良く見かけたパンダの南蛮ラーメンに近いです。
そもそもにおいて、麺もスープも「現在の山岡家さん」の方がもっと進化・洗練されているのでとても美味しい。
まさに、長年これを求めていたいたんです♪。
ニンニクガツン+ブラックペッパーとネギが効いたスープがとても美味しい。
ご馳走様でした。
僕のハートのど真ん中に刺さりました。大満足です♪。
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検証結果。(あくまで個人的な感想ですが、)
「山岡家でネギラーメンをチョイスすると、ラーショのネギラーメンにとても似ている」という噂は本当でした。
しかも僕の中では「パンダの南蛮ラーメン」に似ていると感じました。
そして何よりも、<山岡家>さん、もっと評価されていいお店だと思いました。
僕みたいな、変化球(・・・パンダがどーたらこーたら・・・)を投じなくても、普通に「単純明快に美味しい豚骨醤油ラーメン」だと思います。
(同じ豚骨醤油ラーメンとして比較するなら・・・「現在のパンダラーメン」はもとより、昨今の「仙台っ子ラーメン」よりも、もっと美味しいと思います。)
今後もたまに寄ろうかな~と思っています。(トッピングにワカメを販売してくれないかな~?(笑))
【追記】
◆山岡家は家系ラーメンではありません
家系ラーメンは、豚骨の他に、鶏ガラをかなり使っています。
(家系はその為にスープ作るのに非常にコストがかかるようですね)
一方の「山岡家」さんは、豚骨一本勝負です。
見た目の違いとしても・・・・
・家系は浮いてる油は鶏油
・山岡家は豚脂
そんなわけで「山岡家」さんは「家系」でも「ラーショ系」でもありません。
「山岡家は山岡家」です。
・・・・以下は「ラーショ」の話・・・・・
◆そもそもラーショが起源??
そもそも、「吉村家さんの創始者・吉村氏(ラーメン業界の大レジェンド!)」と
「山岡家さんの創始者・山岡正社長」は、2人ともラーメンショップ(椿)で修行されている・・・と言われています。
お二方とも独立して「吉村家」と「山岡家」を開業されました。
つまり・・・「家系」も「山岡家」も、元を辿れば「ラーショの影響を受けている」・・・・
可能性は高いです。(遺伝子的な話)
◆全国でラーショは味が統一されていません
「ラーショ」はフランチャイズ制ですが、お店に基本的に任せていると言われます。
もちろんある程度の「基本的な構成(マニュアル?)」はあるのかも知れません。
でも地域や店舗によっても様々なラーショがありました。
一番ポピュラーなのは・・・・「豚骨スープ+背脂チャッチャ系」の割とコッテリしたラーメンが多いようですね。<椿系>がそんな感じです。
ただし僕は、仙台生まれ・仙台育ちの昭和っこです。
そんな生粋の仙台人の僕にとって、「ラーショ」と言えば・・・・やはり「パンダマークの元祖ラーメンショップの印象が強い」です。今回長々と書いた通りです。
「ラーショというよりも、パンダラーメン」です(笑)。
少なくとも僕のまわりは、「ラーショ」なんて小洒落た?呼び方はせず「パンダラーメン」と呼んでました(笑)。
そしてネギラーメンではなく南蛮ラーメンと呼ぶ店が大半。
昔のパンダの南蛮ラーメンは「とても薄い(・・悪く言うなら、あまりコクもない)豚骨醤油スープ+中太麺+ワカメ+ネギ」という仕様でした。
僕が一番食べていたのが実家の近く・・・「東勝山」「双葉ケ丘」の2店舗でした。
(「東勝山」は2000年代初頭に、「双葉ケ丘」は90年代中期にに閉店)
(「東勝山」は1年に1回・・・・「南蛮ラーメン100円で提供する日」があって、中学校から帰宅したあとに皆でチャリで食べに行ったりしたな~・・・・。懐かしい・・・。)
あとは、リニューアル前の「中野栄店」も同じ味わいでした。あちらは20年ほど前は「チャーハン作りの名人さん」がいらして、南蛮ラーメンから浮気してチャーハンを食べることがしばしば・・・。
(でも「中野栄店」は、2000年代の中期頃には、すでに今の「真っ白い豚骨スープ」に様変わりしていました💦。まぁ・・・・アレはアレでうまいんですけどね。でも自分の中ではなんか違う・・・・。卓上ニンニクを撤去されて以降は、行かなくなりました。)
閉店した「高砂店」も同じ味わいでした。
ずっと忘れていましたが、思い出が色々蘇ってきました(笑)。
◆最後に・・・・「山岡家」さんの紹介記事なのに「ラーショ」「パンダ」等々のお店さんと直接関係ないキーワードを連呼してしまい申し訳ありません(;^_^A・・・。個人的に似ていると思って比較してしまいましたが、「山岡家」さん自体がとても素敵なお店さんだと思います。
~以上~