【杜仙・食べ歩き班_No.324】ニボニボ♪ブシブシ♪なラーメン(仙台駅前)
Posted on : 2023.02.12

こんにちは! こちら杜仙・食べ歩き班です。

今回ご紹介するのは青葉区中央
らーめん屋本舗 麺龍」さん。
仙台駅前でひそかな人気を誇る「穴場的」なラーメン屋さんです。

住所は、仙台市青葉区中央4-1-3 プレイビルB1F

仙台駅から徒歩3分、イービーンズの隣にある仙台プレイビルの地下1階にあります。

<麺龍>さんは、2001年9月にオープン。
なにげに創業からすでに20年以上なんですね!(たしかにこちらに、ずいぶん昔から<麺龍>さんがこの立地に存在していた記憶はありますけど、まさか20年以上前だったのか・・・)
仙台駅前のこの一等地にて、20年以上ラーメン専門店が存続している・・・
この事実が実力を物語っていると言って良いでしょう

そんな<麺龍>さん、”駅チカ”にも関わらず、わりと目立たない場所にあるからかなぁ??
”人気店”なのに知らない人も結構多いんです(゚д゚)!(僕の知り合いのラーメン詳しい方も<麺龍>さんを知らなかった(^^ゞ。)
そう言えば、メディアへの露出度が低めなんですよね・・・。(あまり取材とかは受けていない姿勢なんでしょうかね?。他に似たような意味合いのお店さんは他に・・・例えば駅裏の<ちばき屋>さんかも、「人気も実力も歴史もあるのに、なぜか?あまりメディアでお見かけしないお店さん」だという印象ですかね)
そして、お店さん発信のPR記事やコンテンツなんかも見つけることはできませんでした。
(<麺龍>さん、唯一のコンテンツはツイッターくらいでした(^^ゞ)
そんな情報量なのに、昼時となると自然と、行列までできるような人気店です。

と言うことで、「知る人ぞ知る名店/仙台駅前の穴場的お店」というのが<麺龍>さんの印象ですね。

<麺龍>さんのメニューは、あっさり系からこってり系まで種類豊富です!。
らーめん5種類(支那そば、こってり支那、白湯、味噌、海老みそ)、油そば、つけ麺。
どれも美味しいと評判です(`・ω・´)b。

【麺龍さんの特徴】
◆魚介系、鶏白湯、油そばなど多種多様なラインナップを味わえる
◆駅チカという一等地にも関わらず、800円前後というお手頃な価格設定!
◆しかも大盛りが無料!学生やガッツリ食べたい人にもおすすめ!
◆昼~夜まで通し営業。仙台駅から徒歩3分で、利便性も高い!
◆客層は、学生、サラリーマン、カップル・・・etc・・・幅広い層に人気

座席が全てカウンターですので、「老若男女問わず問わず一人で来るお客さんも多いなぁ」という印象があります。

 

 

 

仙台駅”西口”・・・いわゆる、仙台”駅前”。ペデストリアンデッキから降りてすぐの立地に、仙台プレイビルがあります。昔から、多種多様な店舗が入る雑居ビルです。

↑この階段を降りると地下飲食街。

 

↓地下飲食街はとても賑やか!

中華ランチで賑わう<須賀の家>さんもこのフロアに入ってます。(かつてはこのフロアーに、ラー専<味よし>さんの分店や、居酒屋<養老>さんなんかも入居していました。僕はヤングサラリーマンの頃、これらのお店さんは、何度か利用しました。僕もすっかり年老いて、ピチピチしていた頃の記憶はほとんど薄れてきましたけど、、、でも懐かしいなぁ~)

 

そんな賑やかな雑居フロアーに、<麺龍>さんはあります。
↓地下に降りるとすぐに店舗が見えます。

 

↓店舗外には分かりやすく写真でメニューが飾られています。

↑ここでジっと見て悩む人も多いですね。何しろメニュー豊富ですので(^^ゞ。

 

 

店内は、シックでキレイな印象です。たしかにこの感じだと女性おひとり様でも利用しやすいですよね(`・ω・´)b。コの字型のカウンターと壁際にウェイティングシート。

座席は全てカウンター席で、9席。意外とこじんまりしています。

ちょっと珍しいんですけど、食券機は店内奥にあるんですよ👀💡。
なので入店すると真っ先に、店舗奥の券売機で食券を購入し、そのあと案内されたカウンターの席へ座り食券を渡す・・・という運用方式です。
尚、混んでいる場合はウェイティングシートに案内されます。

 

↓メニュー

鶏白湯や支那そば、油そば、つけ麺など様々なメニューがあります。

◆支那そばは、「煮干し・海老・貝」の3種類。デフォルトは細麺。
◆支那そばは、「こってり」もある。デフォルトは太麺。
◆「とん」と付くのは背脂多めで、少しコッテリ。太麺。
◆「ぶし」と付くのはカツオ、サバの魚粉の風味が強め。太麺。
◆大盛無料です!(゚д゚)!
◆「にぼし」の濃度は「2倍、3倍」まで調節可能。
◆「ぶし」の濃度も「2倍、3倍」まで調整叶
※実際、店内はオーダー時に「にぼし3倍で!」等のコールが聞こえてきます。
◆「細麺⇔太麺」は、希望を言えば適宜変更してくれるようです。

ということで・・・正直な印象としては、ちょっぴり複雑なのでビギナーにはわかりずらいかなぁ(^^ゞ。

卓上には、「ブラックペッパー」「唐辛子」以外に、「かつお・さば節」、「花椒」、「酢」、「カレー粉」が標準配備されているので、味変が楽しめるようです。

お冷はセルフサービスになります。

 

 

さてさて前置きが長くなりましたm(__)m。

 

 

ここまで詳しく書いておいてバツが悪いですが・・・実は僕は、これまで未訪でした(;^_^A。

若いころからこちらの存在は知っていたのになかなか訪店する機会が無かったです。
言い訳をしますと、、僕は普段から、それほど・・・・節系ラーメンや魚介系ラーメンはハートにあまり刺さらないんですよ(^^ゞ。なので、正直申し上げてこれまであまり興味がなかったお店さんでした(スイマセンm(__)m)

ところが去年初めて訪店してみて・・・ドハマりしちゃいました(笑)。
それはもう・・・素直にとても美味しかったので!
「なんでこんなに美味しいラーメン屋さんを長年素通りしていたのか?!?!」とても後悔しました(;´・ω・)。

そんなわけで「麺龍さんの美味しさを今回詳しく紹介したい」との意気込みで投稿させて頂きます。(かなり鼻息荒いです(笑))

毎度、つたない文章力で恐縮ですが、今回、一気に3回訪店ぶんを食レポいたします(^^)v

 

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【その1】:
2022年8月3日(水)夜

◆とん白ぶし(大盛) ¥780円

白湯系の人気メニュー。背脂が濃厚な、鶏白湯スープです

具材は、チャーシュー、メンマ、ねぎ、海苔。ピンク色のチャーシューと、太めのメンマが印象的です。

↓太麵をリフトアップ。

とってもモチモチ♪ 多加水麺で、ツルツルしている
モチモチのやや縮れた太麺がスープを程よく吸い上げてくれます。

 

↓背脂たっぷりの白湯スープ。
鶏白湯だと、もっと白濁していて濃厚な印象がありますが、この白湯スープは意外に口当たりはスッキリ。
カツオ?サバ?の風味と鶏のまろやかなうま煮のマリアージュ。
たしかにウマイね~(*’ω’*)♪

チャーシューは、肉厚。
低温調理されたローストポークのような食感と味わいです。
脂身が多いから・・・好き・嫌いは別れそうかも(^^ゞ。
まあ、脂身多くでも甘みがあって癖がないので、わりと食べやすいですね。(正直なところ僕は、もっと普通のチャーシューの方が好みかなぁ)

 

こちらの太麺はとてもモチモチしていて、なんか食べると癖になる感じですね。

まろやかな白湯スープとの相性もばっちりです。
大盛りは1.5玉らしい(なのでだいたい・・・250gくらいかなぁ?3結構ボリュームあるけど300gないはず)

 

美味しく完食(^^♪

 

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【その2】:
2022年5月24日(火)夜

<麺龍>さんの一番人気メニューです。

◆こってり支那(大盛り) ※\750円
※値上がり前の価格です。現在は¥780円です。

具材は、チャーシュー、メンマ、ねぎ、海苔。

着丼した瞬間に、香りからして「ニボニボ」しています(笑)。
表面には「背脂」がたっぷりのっていてオイリーです。(まぁ、僕は普段「家系ラーメン」なんかだと「油多め」にしているのでこれくらいのオイリーな感じは慣れています)

ちなみに湯気がたっていないですよね?
これ・・・表面に油膜がはっているので湯気がブロックされています。
要は、熱々です。猫舌の方、ご注意ください。

 

太麵は、もちもち。まぁ【その1】でご紹介通りです。
ツルっとした食感、噛み心地もいいなあ。

 

 

とてもオイリーなニボスープ。
クチに含むと・・・!!サカナがドカーン☆<゜)))彡!!

ベースは、煮干し+豚骨。
背脂が表面を覆っており、とてもコクがあります。
煮干しの風味がガツンと効いています。味は濃いめですね。甘みも感じる。
コッテリしていて粘性もあるんですけど、それでいてスッキリした口当たりです。

 

メンマもチャーシューも【その1】と一緒です。

 

 

↓モチモチの太麺が、オイリーなニボスープをとてもよく絡みます。

たしかにファンが多いのも頷ける一杯ですね。(とは言え、この「こってり」については、「そもそも”ニボニボが苦手だ!”って方」にはお勧めできませんね(^^;))

 

 

もちろん美味しく完食。

食べ終えると、舌がピリッとした感じでした(にぼしの量なんでしょうかね)

↑食べ終えた丼には、魚粉がチラホラ見えます。(「長町ラーメン」を食べ終えた時と同じ感じ)

 

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【その3】:
2022年4月12日(火)夜

この日が記念すべき初訪でした。

☆麺龍デビュー㊗☆

初食は、一番無難な、「あっさり」と称される「支那そば」をオーダー。
(結果的にこれが、自分の中では一番ハマりました(‘◇’)ゞ

 

◆支那そば(大盛り) ※\750円
※値上がり前の価格です。現在は\780円です。

具材は、チャーシュー、メンマ、ねぎ、海苔。

大盛は、麺1.5玉とのことです。なにげにこの「あっさり支那そば」が、一番ボリュームを感じました。

あっさりでも、そこそこオイリーな見た目ですよね。

 

↓細麺をリフトアップ。

これは美しいねぇ~。細くて長い、やや縮れた麺です。啜ると、麺と一緒に煮干しの風味も広がります♪。食感も歯切れもとても良い細麺です。

気持ち分、柔ら目かな?。 でもこのスープにとても合っていると思う。

 

↓そこそこオイリーなスープ

ベースは、煮干し+豚骨です。
”あっさり”とは謳われていますが、煮干しの旨味がグワっと来るスープです。
とても熱々で、甘みを感じます。背脂もほどよく入ってます。
これ・・・絶品の煮干しスープです。嗚呼・・・五臓六腑に旨味が染みわたります・・・
控え目に言って、至高のウマさです(*´ω`)♪

 

チャーシューも他のと一緒。(先述のとおり、個人的には、好きでも嫌いでもないですね。どちらかと言うと・・・奇をてらっていない普通のチャーシューの方が合うよう気もするなぁ)

 

 

麺を上品な煮干しスープで泳がせたりしながら食べ進めます。
太麵同様、この細麺もスープをとても吸い込んでくれます。

エレガントな煮干しスープ。サカナが結構、ぐわ~ん♪とくるんです。

昔ながらの支那そばの味とは、路線が明らかに異なります。(「中華そば」よりも「ニボラー」寄りだと思います)

麺とスープのバランスが最高な逸品でした。

 

 

無我夢中で間食。

↑食べ終えた丼には、こちらにも結構、魚粉が見えますね。

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そんなわけで、今回は一気に3回ぶんを投稿してみました

個人的には「【その3】支那そば」にハマっています。とても気にいりました。

サカナ系(煮干しと節)も、白湯も、どれもエグみも臭みもなく、とても上品な美味しさでした。普段、サカナ系や白湯系を敬遠している方も利用してみる価値があると思いますよ(`・ω・´)b。

是非一度お試しください!

 

 

【追記】
◆先述の通り、こちらへの初訪は去年の4月でした。でもその後ドハマりしていて結構な頻度で通ってます(^^ゞ。
すでにトータル・・・6回は利用しています。駅近くという寄りやすいロケーションだし、遅くまで営業しているし、回転も速いからストレスレスで食事できるし・・・・とにかく利便性が高いです(駅前に好きだった沢山のラーメン屋さんがありますけど、ここ数年の間にかなりコスパが低下していることもあり、比較しちゃうとコスパ面でも、こちら<麺龍>さんはかなり秀悦なお店さんたと思います。)

◆まわりを見ると、この「こってり支那」を「にぼし2倍」「にぼし3倍」でオーダーする方々が多いです。
僕はあまり「ニボニボ」は得意ではないんですけど、つい最近「にぼし2倍」にトライしてみました。そしたら「にぼし2倍」でも全然エグくなく美味しかったです。(舌がさらにヒリヒリしまたけどね) いずれオムニバスあたりでいろんなバリエーションをご紹介します。

◆海老も旨そうだな~(笑)。

◆仙台駅前プレイビル・・・このビルは今流行りのパルコ2やイービーンズに隣接している歴史もとても古い商業ビルです。
冒頭でご紹介した地下の飲食店も賑やかですが、上のフロアには昔から何やら怪しげなお店もありますね(^^;)(僕は、利用したことないですからね!(笑))。
ちなみに90年代後半ごろは上のフロアに「漫画喫茶」がありました。(ネットカフェが流行る前のスタイル)数回利用した記憶があります。