【杜仙・食べ歩き班_No.127】一番町の老舗カフェ”リエゾン”のランチ
Posted on : 2019.04.21

毎度どーも!杜仙たべ歩き班です。

今回ご紹介するのは、ブランドーム一番町アーケードで大昔から営業されている
老舗カフェ「cafe de LIAISON(カフェ・ド・リエゾン)」さんです。

2019年2月17日(日)の昼下がりに訪店。
私はこちらには「過去に2回ほど」訪店した記憶があります。(若い頃に1度、そして5年くらい前に1度。ナポリタンとピラフを食べたはず)
立地的には、ブランドーム一番町アーケードのど真ん中ちょうど、<お茶の井ヶ田>さんの向かい側あたりのビルの2階にあります。

こちら<リエゾン>さん、調べてみたらなんでも「40年くらい前から営業」されているみたいですね!(マスターはそんなにお年を取られていない印象を受けましたので、2代目?あるいは、オーナーさんは別?)

「一番町界隈のカフェ飯」としては、大昔から「安定の人気」を誇るお店さんです。ランチメニューでは、「オムライス」「ナポリタン」が昔から有名です。(1年を通して、平日ランチタイムなどはサラリーマン・OLを中心に大混雑しているようですね)

いずれも「オーソドックスなタイプ」ではなく、ちょっと珍しい味付けです(詳しくは後述します)。
また、ランチ飯以外にもホットケーキなどのスイーツも女性を中心に人気の模様。
そしてなんといっても「コーヒー」が美味しいお店です。
グルメ誌なんかでも・・・・・
「本格水出しコーヒー (ダッチコーヒー)の店。本格的なサイフォンのいれたてコーヒーを味わえる」
・・・・として紹介されています。
老舗ということで、ランチタイムのお客さんのみならず「コーヒーを優雅に楽しむ、”粋”な常連客さん達」でいつもカウンターは賑わっているようです。

狭い感じの階段を登るとお店さんがあります
※狭い階段が”シャープ”で”前衛的”で、そして”隠れ家”的な印象を醸し出しています・・・なんていうのはそれはこちらの勝手な思い込みで、たぶんロケーション的にこのような「細長い形状」になったのでしょうね(笑)

店内は、なかなかモダンな雰囲気。私の記憶では、昔からあまり変わりありません。
(たぶん、お店さんができた80年代初頭頃としては相当、前衛的なお店さんだったのでは?と想像します。)
カウンター席が5~6席くらい。4人がけテーブル席が4席あります。

マスターは「クールで物腰も柔らかい印象」のとてもダンディーな方です。
そして美人スタッフさんもいらっしゃいました♪
この日は13時過ぎでしたが、それでも店内は6割くらいは埋まっていて人気も伺えます。

この日はちょうど「繁忙タイムで混雑したお客さん達が去った直後」のタイミングだったみたいです。その後も(自分達も含めた)断続的に入るお客さん対応で、調理や配膳に忙しそうでしたが、ダンディーなマスターと美人スタッフさんお2人で「息の合った連係プレー」をされていました。
※私事ですが、若い頃に国分町や一番町の喫茶店に働いた想い出があるので、こちらみたいな「昔ながらの接客・調理・配膳」スタイルは見ていてとても懐かしいです。(当時、私はは洗い場・ホール・調理・買い出し等々、全て任されていたので、ランチタイムやディナーの”繁忙タイム”は、それこそ”スポーツ”感覚で業務を楽しんでました。お客さんはけた後に一服しながら飲むアイスコーヒーはとても美味しかったなぁ・・・しみじみ。どうでもいい回顧録ですいませんm(__)m)

窓際の席に座ったので、「一番町アーケード」が見えます。

↑<お茶の井ヶ田>さんもご覧の通り見えます。

↓一部ですがメニューはだいたいこんな感じ。

↑おっ!?焼きそばもあるんですね。(笑)

この日は連れと2人でランチメニューから、「オムライスセット」と「ナポリタンセット(大盛)」をオーダーしました。
※オムライスは「割とボリューミ―」、ナポリタンは「量が少な目」ですので、ナポリタンの方を大盛で発注。

 

◆オムライス(ポテトサラダ・スープ・ドリンク付 ¥850円
◆ナポリタン(ポテトサラダ・スープ・ドリンク付)(大盛) ¥850円(+¥150円)

↓まずポテトサラダが着膳。

↑これ、決して「アイスクリーム」ではありません!
まるで、「黒蜜がかかったバニラアイス」・・・みたいな風貌ですよね(笑)
でも食べてみると、れっきとした「ソースがかかったポテトサラダ」です(笑)
見栄えも素敵ですし、お味もなかなか美味♪

↑スープはごく普通のワカメスープです。

↓ポテトサラダを食べ終えた頃に、オムライスが着膳。

美味しそうです♪ まずは連れがオムライスを食べます。

玉子の中に包まれているご飯は「ケチャップライス」では無く、「ピラフ」です。

エビピラフに溶き卵が混じったようなふんわりした食感。
それをしっかりと薄焼き玉子がつつんでいる構造です。

いわゆる「玉子巻き巻き」スタイルですが、カフェ飯とは言えど、”本格的な洋食屋さん・名店”と遜色無いレベルの美しい仕上がりです。
そしてその綺麗なオムライスを、濃いめのデミグラスソースが取り囲んでいます。ビーフシチューのようなビターなテイストです。生クリームが少しかかっていて、これがデミソースの濃い目の味に対して、良いアクセントになっています。

総じて、中のエビピラフがとにかく美味♪ バターが効いています。
具は、エビやニンジン、玉ねぎやマッシュなど。
半熟卵との混ざり加減も絶妙。シットリというよりふんわりしたような食感です。

↓5分くらいのちにナポリタン(大盛)が着膳。

こちらはまずは私が食べます。

見てすぐ笑ってしまいました。目玉焼きが乗るのは知ってますが、なんと2枚のってました(笑)。そっか、大盛はパスタ大盛に加え、目玉が2枚になるのか!(+150円でこれは”お得”かも。)
そもそもナポリタンに目玉焼きが乗るスタイルはとても珍しいと思います(焼きそばには、たまに乗ってますよね)。
麺は「細麺のアルデンテタイプ」です。

こちらのナポリソースはとても不思議な味付けで酸味では無く、甘みがあります

それに目玉焼きから黄身が混ざると”化学反応”を起こしとても面白い味付けになります。
※こちらのナポリタンに関しては、”奇をてらったお味”ですので、人によって好き・嫌いはあるみたいですね。ハマる人は完全にリピーターになります。

具は、ピーマン、ソーセージ、コーン。ソーセージの輪切りがとても可愛いです。

途中で「粉チーズ」をかけました。

さすがに大盛りはボリュームがありますね。お互い半分食べたところで、ナポリタンとオムライスをトレード。

 

半熟卵が混じったピラフがとてもフワトロで美味♪

オムライス食べ終えた頃に、セットのホットコーヒーが到着。

カップが可愛いです(量は少な目かな)

いれたてのコーヒー。なかなか濃い目です。

もちろん完食しました。

ご馳走さまでした。
お腹も一杯になり、食後のコーヒーも美味しかったしとても優雅な日曜の昼下がりでした♪
初訪の連れも、ご満悦でした。
次回は、ホットケーキでも食べに来ようかな。

【追記】
ちなみに、”冷たいドリンク”類は、とても洒落た形状の「丸みを帯びたグラス」に入って提供されます。いわゆる「インスタ映え」するような見栄えですので女性やヤングの方々にもお奨めです。